Reo 18490 + Chalice II レビュー

MarkBugsのボトムフィーダー専用リビルダブルアトマイザー『Chalice II』の購入後、レビュー方法を考えていたのですが、マッチするボトムフィーダーがVinciしかなく、写真映りはイカついなぁというイメージ。デイリーユースを考えての購入だったので、ボトムフィーダーの王道、Reoを購入するに至りました。周りでも徐々にReoユーザーが増え、JPVapers.comでもECFからわざわざ出向いていただいたTennDaveさんのオススメもあり、購入に踏み切りったのもあります。
ただ最後の一押しは、私の大先輩Taku_1さんのReo Mini 18490をお預かりして、Chalice用にカップを拡張する機会をいただいたことです。やっぱり現物を手に持ってみちゃうともうダメですね。。。あとはどの色を買おうかということだけしか頭になく…。本日『Reo Mini 18490』が到着いたしました。
※シルバーボディでドアをブラックで注文したのですが、届いたのはテレコでした。まぁいいかな。
■Chalice II/ちょっとERA




MarkBugsらしく化粧箱に入って納品された『Chalice II』はさすがに綺麗でした。Mark-Tに近いデザインですが、Chaliceの方が14mmと外径が1ミリ大きくなっています。(ちなみにERAは14.5mmとさらに太い)
パーツ構成はアトマイザーベース、コーン、ドリップチップと非常にシンプルですが、直ドリのリビルダブルアトマイザーで他の構成は考えられないとも言えます。材質はステンレススチールで電極部にブラスが使用されています。ドリップチップは510規格ですので好みのものに付け替えも可能です。


バッテリー接続も510規格。ボトムフィーダー用の穴が設けられていて、アトマイザー部のセンターにある穴に直結しています。付属でワイヤーを巻いたファイバーメッシュが入っていますが、やや不安なので手持ちのファイバーとKanthalワイヤーで巻き直しました。ProVari計測で2.2Ω。ちょうど良さそうです。
ステンレスメッシュはERAでセットアップしようと思いますので、Chaliceの方はそのままファイバーを使用してみます。なので20秒ほどワイヤーごとメッシュをバーナーで焼いてあります。


こちらがERAのGenesis化です。といってもステンレスメッシュだけではリキッドを吸い上げないと思いますので、ファイバーを巻き込むようにステンレスメッシュを巻き、さらにファイバーに熱が及ぶのをなるべく避けるため、ファイバーを下へ引っ張ってホウキのように下へ垂らします。Broomstick式とでも名付けておきます。(Takajinさんには、レレレ方式と呼ばれましたが…)

■Reo Mini 18490

メジャーなボトムフィーダーを探してみると、実はReoシリーズとV-MOD以外にさほどポピュラーな製品というのは存在しないことが判明。あれ、そうだったっけなとECFを探してみたのですが、リストされているうちポピュラーなのはやはりこの2製品でした。
これなら制覇するのも時間の問題、いやいやそうではなく。迷わずに皆さんがReoを購入する理由もわかります。
ところがこれが一筋縄にはいかないのです。まずV-MODは2.0、XL共に510アトマイザーを挿す前提なので、ChaliceやERAはまったく入りません。さらに加工するにも特殊なネジ式のキャップでカバーが固定されているためどうすることもできないのです。
また、確かにReo GrandであればキャッチカップにChaliceをはめることはできるのですが、Reo Mini/18490ではカップのサイズが小さくなっていてERAどころかChaliceをはめることができません。サイズは以下の通りです。
キャッチカップのサイズ
Reo Mini: 33/64 = 13.0969mm
Reo 18490: 35/64 = 13.8906mm
Reo Grand: 37/64 = 14.6844mm
ERA外径: 14.5mm
Chalice外径: 14.0mm
削るしかないというわけで前述のTaku_1さんのと同様にルーターで削りました。
ちなみに使ったルーターとビットはこちら
・Proxxon 28473
・ロールペーパー28980
・シリコンバフ28295
そして最後にちょっと傷つけてしまったボディの修復に
・スプレーブラッセン
その結果がこちらです。削る前と後の比較ですが写真がきたなくてすみません。分かりにくいですよね。


次にKickの準備をします。V-MODのときと同様に0.2mmのアルミ板を使ってバッテリーケースを作成、下でネガティブと接続しておけばKickが入れやすいという仕組みです。


まぁ無事に入りましたし機能もちゃんとする。何も文句はないわけなんですが…。実はReoのスイッチの下には丸い穴が開いていまして、ここにKickのポジティブなセンターポールが入り込んでしまうと常時通電ということが起きてしまいます。なんかもうちょっとスマートな方法はないのだろうかということで探してみたところ、ECFでKick Standという方式を採用しているスレを発見。
このスレでは3Dプリンターを使ってテフロンなのかプラスチックなのか分かりませんが完全に造形しています。当然そんなものは手元にないので別のもので模索。
娘の消しゴムがあったのでこれを拝借。ちょっと短くなっちゃったけどバレるかな?朝ゴメンナサイしておこう。


うん、ちょうどよさげな感じですが、ルーターを使って削り出すにはあまりにも夜中なため、ひとまずカッターで加工してそれっぽくしてみました。ネガティブの接触となる部分のボディを削って完成。




必要のなくなったアルミ板がちょっと寂しい。けどこれでChalice II&ERAに対応したKick付Reo 18490の完成です。消しゴムが四角いお陰で位置がぴったりと来るだけでなく、Kickが上に行きすぎることもありません。またアルミ板を外したことでドアへの干渉もなくなり思う存分カシャーンとできる感じです。


まとめるには早朝すぎるのでまたそのうち。Chaliceの調子はすこぶるよろしい感じではあります。レビューを書きつつ18350バッテリーを1本吸いきりましたが、20秒間メッシュを焼いたせいでしょうか、いつものようなケミカル臭は最低限に抑えられています。また、ホウキセットアップのERAについては、やはりウィックとしての吸い上げがもの足りない部分があり、もう少しファイバーを奥まで差し込まないとダメだなぁという感じです。



購入先:www.markbugs.com Chalice II $150 / www.reosmods.com Reo Mini 2.0 18490 $144




MarkBugsらしく化粧箱に入って納品された『Chalice II』はさすがに綺麗でした。Mark-Tに近いデザインですが、Chaliceの方が14mmと外径が1ミリ大きくなっています。(ちなみにERAは14.5mmとさらに太い)
パーツ構成はアトマイザーベース、コーン、ドリップチップと非常にシンプルですが、直ドリのリビルダブルアトマイザーで他の構成は考えられないとも言えます。材質はステンレススチールで電極部にブラスが使用されています。ドリップチップは510規格ですので好みのものに付け替えも可能です。


バッテリー接続も510規格。ボトムフィーダー用の穴が設けられていて、アトマイザー部のセンターにある穴に直結しています。付属でワイヤーを巻いたファイバーメッシュが入っていますが、やや不安なので手持ちのファイバーとKanthalワイヤーで巻き直しました。ProVari計測で2.2Ω。ちょうど良さそうです。
ステンレスメッシュはERAでセットアップしようと思いますので、Chaliceの方はそのままファイバーを使用してみます。なので20秒ほどワイヤーごとメッシュをバーナーで焼いてあります。


こちらがERAのGenesis化です。といってもステンレスメッシュだけではリキッドを吸い上げないと思いますので、ファイバーを巻き込むようにステンレスメッシュを巻き、さらにファイバーに熱が及ぶのをなるべく避けるため、ファイバーを下へ引っ張ってホウキのように下へ垂らします。Broomstick式とでも名付けておきます。(Takajinさんには、レレレ方式と呼ばれましたが…)

■Reo Mini 18490

メジャーなボトムフィーダーを探してみると、実はReoシリーズとV-MOD以外にさほどポピュラーな製品というのは存在しないことが判明。あれ、そうだったっけなとECFを探してみたのですが、リストされているうちポピュラーなのはやはりこの2製品でした。
これなら制覇するのも時間の問題、いやいやそうではなく。迷わずに皆さんがReoを購入する理由もわかります。
ところがこれが一筋縄にはいかないのです。まずV-MODは2.0、XL共に510アトマイザーを挿す前提なので、ChaliceやERAはまったく入りません。さらに加工するにも特殊なネジ式のキャップでカバーが固定されているためどうすることもできないのです。
また、確かにReo GrandであればキャッチカップにChaliceをはめることはできるのですが、Reo Mini/18490ではカップのサイズが小さくなっていてERAどころかChaliceをはめることができません。サイズは以下の通りです。
キャッチカップのサイズ
Reo Mini: 33/64 = 13.0969mm
Reo 18490: 35/64 = 13.8906mm
Reo Grand: 37/64 = 14.6844mm
ERA外径: 14.5mm
Chalice外径: 14.0mm
削るしかないというわけで前述のTaku_1さんのと同様にルーターで削りました。
ちなみに使ったルーターとビットはこちら
・Proxxon 28473
・ロールペーパー28980
・シリコンバフ28295
そして最後にちょっと傷つけてしまったボディの修復に
・スプレーブラッセン
その結果がこちらです。削る前と後の比較ですが写真がきたなくてすみません。分かりにくいですよね。


次にKickの準備をします。V-MODのときと同様に0.2mmのアルミ板を使ってバッテリーケースを作成、下でネガティブと接続しておけばKickが入れやすいという仕組みです。


まぁ無事に入りましたし機能もちゃんとする。何も文句はないわけなんですが…。実はReoのスイッチの下には丸い穴が開いていまして、ここにKickのポジティブなセンターポールが入り込んでしまうと常時通電ということが起きてしまいます。なんかもうちょっとスマートな方法はないのだろうかということで探してみたところ、ECFでKick Standという方式を採用しているスレを発見。
このスレでは3Dプリンターを使ってテフロンなのかプラスチックなのか分かりませんが完全に造形しています。当然そんなものは手元にないので別のもので模索。
娘の消しゴムがあったのでこれを拝借。ちょっと短くなっちゃったけどバレるかな?朝ゴメンナサイしておこう。


うん、ちょうどよさげな感じですが、ルーターを使って削り出すにはあまりにも夜中なため、ひとまずカッターで加工してそれっぽくしてみました。ネガティブの接触となる部分のボディを削って完成。




必要のなくなったアルミ板がちょっと寂しい。けどこれでChalice II&ERAに対応したKick付Reo 18490の完成です。消しゴムが四角いお陰で位置がぴったりと来るだけでなく、Kickが上に行きすぎることもありません。またアルミ板を外したことでドアへの干渉もなくなり思う存分カシャーンとできる感じです。


まとめるには早朝すぎるのでまたそのうち。Chaliceの調子はすこぶるよろしい感じではあります。レビューを書きつつ18350バッテリーを1本吸いきりましたが、20秒間メッシュを焼いたせいでしょうか、いつものようなケミカル臭は最低限に抑えられています。また、ホウキセットアップのERAについては、やはりウィックとしての吸い上げがもの足りない部分があり、もう少しファイバーを奥まで差し込まないとダメだなぁという感じです。



購入先:www.markbugs.com Chalice II $150 / www.reosmods.com Reo Mini 2.0 18490 $144
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