電子タバコユーザーのプロフィール
海の向こう米国のお話ですが、電子タバコユーザーとしては興味深い調査結果があったので抜粋。
http://www.csdecisions.com/2012/03/22/e-cigarettes-are-here-to-stay/
元々はコンビニ業界紙の記事ですが、そこから引用されている2011年に行われた電子タバコユーザー200人を対象とした市場調査の結果から、米国における電子タバコユーザーのプロフィールが見えてきます。
http://www.csdecisions.com/2012/03/22/e-cigarettes-are-here-to-stay/
元々はコンビニ業界紙の記事ですが、そこから引用されている2011年に行われた電子タバコユーザー200人を対象とした市場調査の結果から、米国における電子タバコユーザーのプロフィールが見えてきます。
ざくっと抜粋します。
市場規模・販売など
誰が電子タバコを購入しているのか?
以下、2011年にECH Research of Cincinnatiの監修による200名以上の電子タバコユーザーのいる世帯を対象とした調査の結果です。
結局、禁煙には役立ったのか?
こちらはAmerican Journal of Preventive Medicineによる予防医学の研究結果より。
面白い結果ですね。82%のユーザーがリアルタバコを併用というのが一番びっくりで、自分のまわりで見ている限りは、せいぜい30%くらいな気がします。市場規模は多少のネガティブ感がありながらも、結果禁煙効果が高いという将来性、単価が安いけども利益率が高い、リターン率も高い、そしてネット販売向きという感じでしょうか。私もやろうかな?(笑
市場規模・販売など
- 電子タバコの販売量は2010年に75万個、2011年には250万個だった。電子タバコ市場規模は2013年~2014年中頃までにその4倍程度まで成長の見込まれている。
- 1週間のカートリッジ販売量は約2000万個、さらに1000万個の使い捨てタイプが販売されている。
- 使い捨ては顧客滞在時間の短いコンビニで、カートリッジは消費者が知識を得る時間を使えるタバコショップで主に販売されている。
- ただし、今後の成長と店側の反応はFDAによるタバコ税の導入を見据える形。ハワイ州で通らなかったものの70%税率案が出ていた現状、将来は税金が掛るかどうかではなく何割となるのかに注目。定率であればタバコよりも健康被害の少ない電子タバコの販売にはそれほど影響がないいと見込まれている。
- もうひとつの懸念点がフロリダでの爆発事故。現在でも機種の判別が正式はでておらず、現場にMODがあったという事実のみが判明している。年間2000万個が出荷されている製品として、今後の市場規模の拡大には同じ事故を起こさないための確実性が必要。
- 以上はTobacco Vapor Electronic Cigarette Association調べ
誰が電子タバコを購入しているのか?
以下、2011年にECH Research of Cincinnatiの監修による200名以上の電子タバコユーザーのいる世帯を対象とした調査の結果です。
- 99%の電子タバコユーザーは、現在/過去にタバコを吸っている。
- 70%のユーザーは禁煙を目的として電子タバコを始めている。
- 49.5%のユーザーは最初の商品をインターネットから購入している。
- 46%のユーザーは、過去か現在に葉巻を吸っている。
- 57%のユーザーは過去半年以内に電子タバコを吸っている。
- 79%の始めて電子タバコを購入したユーザーは、そのあとに継続購入・使用している。
- 82%のユーザーは現在も電子タバコに加えてリアルタバコを吸っている。
- 62%のユーザーは電下たばこを始めてから、リアルタバコの消費が減ったか、なくなったと答えている。
結局、禁煙には役立ったのか?
こちらはAmerican Journal of Preventive Medicineによる予防医学の研究結果より。
- 6ヶ月間での禁煙率は、他のニコチン置き換え製品と比較して高い
- 始めて電子タバコを購入した人のうち31%は、禁煙に成功と答えている。
- 禁煙成功者のうち34.3%の人は、電子タバコ(リアルも)の使用を中止している。
- 66.8%のユーザーは電子タバコを始めてから、リアルタバコの使用が減ったと答えている。
- 禁煙成功者のうち48.8%の人は、リアルタバコを止めるまでに、ある程度の期間が必要だったと答えている。
- 1日に20回以上電子タバコを使用する人は、過去6カ月以上リアルタバコを吸っていない。
面白い結果ですね。82%のユーザーがリアルタバコを併用というのが一番びっくりで、自分のまわりで見ている限りは、せいぜい30%くらいな気がします。市場規模は多少のネガティブ感がありながらも、結果禁煙効果が高いという将来性、単価が安いけども利益率が高い、リターン率も高い、そしてネット販売向きという感じでしょうか。私もやろうかな?(笑