"3VO" EVO V2レビュー

以前にもご紹介したことの可変電圧バッテリーMODの『EVO』がV2になりました。
瓜二つのSVRと共に比較的人気のある商品ですが、実は一番大きな魅力のある変更は価格です。
SVR:$99
EVO V1:$69
EVO V2:$47(本体のみ)
ちょうど周りで3人ほど購入者がいたので便乗して購入。
■新しいON/OFF機能
■スイッチ部ネジスレッドの改善
■510接続部の改善
■バッテリーチューブにガス抜き穴の設置
新しいON/OFF機能について、これは残念ながらウソ。メーカーのWeb説明では10秒で切れることになっていますが、計測するとV1もV2も同様に15秒。というかそもそもON/OFF機能ではなくて保護機能です。
他の新機能はスレッド系ですが、そもそもEVOのスレッドはスムースであったのと、SVRとは違って510接続部で使えないものというのは特にありませんでした。なので、これも特に目新しくはない。
やばい、となるとV2としての新機能は「ガス穴」のみになりますね…。うーむ、穴を自分で開ければV2になる?


基本機能である4.0V、4.5V、5.0Vなどはもちろんそのまま、パルスモジュールと抵抗値変化による熱感知カットオフで長時間の電池寿命を実現しています。うれしいのは悪評の高かった充電器と保護機能のないバッテリーを注文時に外すことができるので、自分でそのあたり持っていれば安価に購入が可能になったというのは朗報です。
■V1のままV2にする方法
穴を開けるのはできないのだけど、やっぱり安全に使いたいという場合。V1のバッテリースリーブではなくて、フタ側の大きい方のスリーブを使ってしまうという方法があります。そちらであればV1でもV2でもガス抜きの穴が開いてます。

スプリングを用意します。The BoltやSilver Bulletのスペアを使用しました。これをスリーブの底まで到達させ、16340バッテリーを入れるだけという。なんの工夫もないわけですが、これでV1のままガス穴の空いた状態で使うことができるようになります。


また、18350は入らないのだろうかという疑問が浮かびますが、実は入ります。かなりギリギリで抜けないほどではないですがみっちりした感じで入ってくれます。ただし、スイッチ部の内径が16340用になっているため、バッテリーのポジティブ部分にスペーサーなどをかませないと動いてくれません。
ただし、スペーサーはマグネットであっても、やっぱり短絡を起こして大やけどを負う可能性が高いので、絶対に試さないでください。
そんなわけで、EVO V2はV1に比べて大きな変更点はありませんでした。けども安全性が高まった上で手頃な価格で入手できるようになったことは大いに評価できますよね。



購入先:310Vapors
ひゃー、なんか紹介するものするもの売り切ればっかですね…ごめんなさい。
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