Mini Sweet Vapeレビュー

忙しくてすみません!な状態ですが、週末前にひとつくらいレビューを。
今回のご紹介は、一般的にはやや人気のないボトムフィーダー。
木製でハンドメイド、そして電圧可変という変わり種です。
公称『世界最小の木製の電圧可変ボトムフィーダー』
パッと見には分かりにくかも知れませんが、比較的サイズが小さいです。
コネクションは510口金で基本的にはハイブリッドアトマイザーを使いますが、カトマイザーも利用可能です。

ボタンはクリック感はないですが、押しこんだときに止まるのがしっかりと分かり、大きさ的にも押しやすいという非常に品質が高いものになっています。

本体の前面パネルはスライドさせて完全に外すことができますが、指一本でスライドできるため、使用中にややずれることがあります。また、ストッパーのようなものも存在しないため、ちょうどよい場所を探すために指で段差を確認するというような感じ。ただし、本体を降ってずれてしまうような緩さではないので問題ではありませんが。

本体の底面には非常に小さが穴があり、ここへ付属のドライバーを差し込んで電圧の調整を行うことができるようになっています。

フタを開けてみると、内部の造りはややぎっちり感があります。このサイズに可変電圧まで組み込むため、バッテリーのサイズは15270という通常のMODではあまり見かけないものでした。当然のように付属のバッテリーには保護機能はなく、是非とも買い替えが必要な感じです。ボトルサイズは3ml。
基板自体はeBayでも手に入りそうなリニアレギュレーターのDC-DCコンバータ、そう考えるとバッテリーの持ちは悪そうではありますが、3.0Vのため、このままのバッテリーでも800mAh、保護付きを買い直すと1100mAh辺りになります。とは言え、2本をスタックさせることで6.0V、これを降圧レギュレーターに掛ける際の変換効率はパルスの約90%と比較して性能が悪ければ60%を切ります。現在のトレンドは1本のバッテリーからの昇圧ですので、どうしても自作MOD感が出てしまうところですね。ちなみに可変電圧の上限は6.0Vでした。
ただ、ウッドクラフトのMODは、嗜好品として楽しむ目的なこと。スタックではありながら可変電圧という機能を両立させているところは立派ではあります。(まぁ、なので購入したわけですが)

吸ってみた感じ、結局アトマ性能に頼る部分が大きくなる気がしますが、バッテリー電圧性能としては充分なものを感じます。最初の設定が4.5Vのまま2.0Ωのハイブリッドで18mgのVG100%を吸ってみたところ、さすがにきついです。4.0V以下にしてようやく落ち着いてきます。本体のサイズからすれば、ものすごいパワーを出しているわけで、やはりミニサイズのV-MOD 2.0と比較してもそのパワーは絶大。少しむせ込んだのは内緒です。
弱点があるとすれば、外出時に小さなドライバーを持ち歩く必要があるかも知れないこと。本体の中に入れることは可能なのですが、スタックさせたバッテリーのそばでショートでもされたら大変なことになるのでそれはダメ。
もうひとつは、やはり現在の電圧を調べるためにはチェッカーが必要ということでしょうか。外出時にはカンに頼ることになりますが、どちらかというと味に頼るということなのでしょうね。
ちなみにサイズの大きいお兄さんの方は、14500バッテリーを2本、内部に電圧計を備えています。


販売:Sweet Vapes $150
※私は個人売買で入手しました。
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