Kriptonite 8 クリアマイザー

あまり流行りではないかもですが、Stardust旋風を巻き起こしたGotvapesさんが次に期待して販売した『Kriptonite 8』クリアマイザー。発売時にはStardustと同様に超売り切れ状態で、現在も入手が困難になっています。とは言え、実は他のサプライヤーでは『C8クリアマイザー』などとして販売されていたりするので、同じものを入手するチャンスは案外あったりします。
※同等品を販売している310Vapers.comさんより
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クリプトナイトとは、スーパーマン弱体化する緑の石なわけですが、内部に少し見えるグリーンのセンターポールのためにそう名称を付けたのでしょう。Gotvapesさんらしいです。
つまり、製品としてはキャップのついたボトムコイルのCE3変形版。雰囲気はeGo-Wという感じでしょうか。キャップを外してみると、やはりeGo-Wっぽいマウスピースが装着されています。eGo-Wと大きく違うのはリキッドを保持する部分が全面的にスモークタイプのタンクになっていて、ボトムのファイバーウィック、クリプトナイト色のセンターポールが丸見えです。


本体とキャップはバラ売りで、カラーバリエーションはステンレスとパール。でも何故かキャップはステンレスと艶消しブラック。うーん、ステンレス以外のチョイスがない気がします。
マウスピースを外すと、シリコンキャップのようなものがあって、これも抜いてしまいます。写真では見づらいと思いますが、その下には小さな穴と大きな穴がついていて、大きい方の穴はシリコンキャップのポッチと合うようになっています。
リキッドの注入はシリンジになりますが、空気の抜けを考えると斜めにして小さい方の穴から入れた方が空気がうまく抜けてくれそうです。容量は2mlとやや少なめです。


バッテリー側はeGoコネクター。センターが平らではなく丸くなっているためバッテリーとの接続は良好です。センターポールと本体下部に2個づつエアホールが存在します。リキッドを入れてみると、ウィックにリキッドが浸透して透明化、クリプトン色が怪しげでなかなかよい感じです。



■試飲
ん?うまいかも。何だろう、Stardustで薄れていた味が帰って気か感じ。なんだろう懐かしい。味そのものは濃く、煙量もStardustを抜いています。ただ、CEシリーズらしいケミカル臭と、eGo-Wっぽい濃縮感が一緒になっています。ウィックはStardustよりも太く長い分、そしてボトムコイルが故に間に合っている気がします。
じゃあ!ProVariで少し電圧上げてみます。4.0Vでほぼ辛味もない感じですが、やはり少々ウィックが間に合っていないせいか3回ほど連続で吸うと辛味が出ます。4.5Vまで上げてみると明らかにリキッド供給が追いついていないのがわかります。そして強烈な辛味。うーん、大人しくeGoバッテリーで吸う方がよさそうです。
バッテリーを戻して吸い始めると懐かしさが何なのか思い出しました。というか、さっきから言っているeGo-Wそのものですね。構造自体がボトムかどうかを除いてはほぼ一緒なこと、濃密さと共に焦げ味をやや感じること、ケミカル臭がきっと薄れてくるでしょうけどもやや残ること。もっと吸いたいのにマウスピースのお陰でついついきつめに吸ってしまうことも含めてeGo-Wを思い出します。
CE3ではなく、eGo-Wの改良版と思うと非常にいいものに思えてきました。大きく違うのは、マウスピースの下が常に水蒸気のコンデンス状態でびちょびちょになっていたものが、シリコンキャップのお陰なのか他の構造の違いなのか、まったくとはで言いませんがコンデンスしにくいです。まったく漏れないのに水蒸気で濡れていたeGo-Wに比べれば快適という印象です。

■さらに突っ込んで調査
eGo-Wで超不満だったのは中身の掃除がほぼできないことです。シリンジに水を入れてピストン動作で掃除するくらいしか方法がなかったわけですが、Kriptonite 8ではどうなんでしょう。
はい、分解しちゃいましょう。
つっても簡単な話です。キャップがあれば、これを付けたままグリグリ。あまり力を入れずともタンク上部から引っこ抜けました。この状態であればお湯でゆすぐなどの洗浄は可能ですね。ただもう少し分解したいなぁ。


というわけで、タンクの下も外してみたかったんですが、どうも力だけでは緩まない感じ。海外のフォーラムで情報を漁ることしばし。どうやら、エアホール辺りでグルーで止めてあるようです。そうと分かれば簡単。パイプカッターを持ち出して、ちょうどエアホール近辺の溝に合わせて少し締めながらグリグリ回します。テープを巻いたペンチでバッテリー部の縁をつかんで回します。グリグリするというよりは円周に沿って回してみると、案外簡単に外れました。


これで完全に洗浄ができますね。ウィックも含めて。
……
………
アトマイザーの中身、気になりますよね…。
分解して戻せなくなったらどうしよう… とか考える自分ではないのであっさりクリップを使って引っこ抜きました。むははは、ウィック抜けちゃったw
ま、それはよいとしてちょっと残念なことに、コイルはセンターポールと外周にそれぞれ半田付けでした。頑張ればコイル交換は可能ではありますが、ちょっと面倒くさいですね。フラックスを使うのもあれですし、何かコイルを取りつけられる何かの改造を考え付かないと、毎回コイルを巻き直すのはナシな結論としました。


■まとめ
Kriptonite 8ことC8クリアマイザーは、eGo-Wdで不満だったいくつかの点を結果的に改良、分解洗浄ができる構造により、eGo-Wのコストパフォーマンスを上げてくれます。Stardustと比較して革新的な部分があるわけではないですが、eGoバッテリーとのマッチングは最強かも知れません。
煙 量:◎◎◎◎●
煙 温:◎◎◎●●
喉ごし:◎◎◎◎●
ドロー:◎◎◎◎●
味 :◎◎◎◎●
よいところ
温度はやや低めだが
Stardustを超える煙量
eGoバッテリーとのマッチングが美しい
リキッド残量が見やすい
ダメっぽいところ
タンクが2mlとやや少ない
マウスピースを選べない
ややケミカル臭が残る(ブレイクインで解決しそう)
キャップが別売り
購入先: GotVapes Cryptonite 8 Ego Cartomizer 2ml - 2.6ohm STAINLESS $10.95
キャップ GotVapes Cryptonite 8 Screw-on Caps - Stainless $3.25

つまり、製品としてはキャップのついたボトムコイルのCE3変形版。雰囲気はeGo-Wという感じでしょうか。キャップを外してみると、やはりeGo-Wっぽいマウスピースが装着されています。eGo-Wと大きく違うのはリキッドを保持する部分が全面的にスモークタイプのタンクになっていて、ボトムのファイバーウィック、クリプトナイト色のセンターポールが丸見えです。


本体とキャップはバラ売りで、カラーバリエーションはステンレスとパール。でも何故かキャップはステンレスと艶消しブラック。うーん、ステンレス以外のチョイスがない気がします。
マウスピースを外すと、シリコンキャップのようなものがあって、これも抜いてしまいます。写真では見づらいと思いますが、その下には小さな穴と大きな穴がついていて、大きい方の穴はシリコンキャップのポッチと合うようになっています。
リキッドの注入はシリンジになりますが、空気の抜けを考えると斜めにして小さい方の穴から入れた方が空気がうまく抜けてくれそうです。容量は2mlとやや少なめです。


バッテリー側はeGoコネクター。センターが平らではなく丸くなっているためバッテリーとの接続は良好です。センターポールと本体下部に2個づつエアホールが存在します。リキッドを入れてみると、ウィックにリキッドが浸透して透明化、クリプトン色が怪しげでなかなかよい感じです。



■試飲
ん?うまいかも。何だろう、Stardustで薄れていた味が帰って気か感じ。なんだろう懐かしい。味そのものは濃く、煙量もStardustを抜いています。ただ、CEシリーズらしいケミカル臭と、eGo-Wっぽい濃縮感が一緒になっています。ウィックはStardustよりも太く長い分、そしてボトムコイルが故に間に合っている気がします。
じゃあ!ProVariで少し電圧上げてみます。4.0Vでほぼ辛味もない感じですが、やはり少々ウィックが間に合っていないせいか3回ほど連続で吸うと辛味が出ます。4.5Vまで上げてみると明らかにリキッド供給が追いついていないのがわかります。そして強烈な辛味。うーん、大人しくeGoバッテリーで吸う方がよさそうです。
バッテリーを戻して吸い始めると懐かしさが何なのか思い出しました。というか、さっきから言っているeGo-Wそのものですね。構造自体がボトムかどうかを除いてはほぼ一緒なこと、濃密さと共に焦げ味をやや感じること、ケミカル臭がきっと薄れてくるでしょうけどもやや残ること。もっと吸いたいのにマウスピースのお陰でついついきつめに吸ってしまうことも含めてeGo-Wを思い出します。
CE3ではなく、eGo-Wの改良版と思うと非常にいいものに思えてきました。大きく違うのは、マウスピースの下が常に水蒸気のコンデンス状態でびちょびちょになっていたものが、シリコンキャップのお陰なのか他の構造の違いなのか、まったくとはで言いませんがコンデンスしにくいです。まったく漏れないのに水蒸気で濡れていたeGo-Wに比べれば快適という印象です。

■さらに突っ込んで調査
eGo-Wで超不満だったのは中身の掃除がほぼできないことです。シリンジに水を入れてピストン動作で掃除するくらいしか方法がなかったわけですが、Kriptonite 8ではどうなんでしょう。
はい、分解しちゃいましょう。
つっても簡単な話です。キャップがあれば、これを付けたままグリグリ。あまり力を入れずともタンク上部から引っこ抜けました。この状態であればお湯でゆすぐなどの洗浄は可能ですね。ただもう少し分解したいなぁ。


というわけで、タンクの下も外してみたかったんですが、どうも力だけでは緩まない感じ。海外のフォーラムで情報を漁ることしばし。どうやら、エアホール辺りでグルーで止めてあるようです。そうと分かれば簡単。パイプカッターを持ち出して、ちょうどエアホール近辺の溝に合わせて少し締めながらグリグリ回します。テープを巻いたペンチでバッテリー部の縁をつかんで回します。グリグリするというよりは円周に沿って回してみると、案外簡単に外れました。


これで完全に洗浄ができますね。ウィックも含めて。
……
………
アトマイザーの中身、気になりますよね…。
分解して戻せなくなったらどうしよう… とか考える自分ではないのであっさりクリップを使って引っこ抜きました。むははは、ウィック抜けちゃったw
ま、それはよいとしてちょっと残念なことに、コイルはセンターポールと外周にそれぞれ半田付けでした。頑張ればコイル交換は可能ではありますが、ちょっと面倒くさいですね。フラックスを使うのもあれですし、何かコイルを取りつけられる何かの改造を考え付かないと、毎回コイルを巻き直すのはナシな結論としました。


■まとめ
Kriptonite 8ことC8クリアマイザーは、eGo-Wdで不満だったいくつかの点を結果的に改良、分解洗浄ができる構造により、eGo-Wのコストパフォーマンスを上げてくれます。Stardustと比較して革新的な部分があるわけではないですが、eGoバッテリーとのマッチングは最強かも知れません。
煙 量:◎◎◎◎●
煙 温:◎◎◎●●
喉ごし:◎◎◎◎●
ドロー:◎◎◎◎●
味 :◎◎◎◎●
よいところ
温度はやや低めだが
Stardustを超える煙量
eGoバッテリーとのマッチングが美しい
リキッド残量が見やすい
ダメっぽいところ
タンクが2mlとやや少ない
マウスピースを選べない
ややケミカル臭が残る(ブレイクインで解決しそう)
キャップが別売り
購入先: GotVapes Cryptonite 8 Ego Cartomizer 2ml - 2.6ohm STAINLESS $10.95
キャップ GotVapes Cryptonite 8 Screw-on Caps - Stainless $3.25
