Siam-Mods IO6ドリップチップ

本日のご紹介はSiam-Modsのステンレス製のドリップチップ。
横に並んでいるのは、Ikenvape製のIO6アトマイザーですが、以前にご紹介した『IO6アトマイザー』は306に似ていながらサイズが太く、専用ドリップチップやスリーブを必要とします。今のところIO6専用のドリップチップにはDerlin製のもの市場に出回っておらず、ここにきてSiam-Modsと306DCAで有名なGood Sense VaporよりIO6向けの製品がようやく出始めています。


IO6の前に、306アトマイザーは最初からスリーブのついている510アトマイザーとは異なり、ペラペラのプラスチックで出来たスリーブしか付属しておらず、誰でも手にしたその場で捨てることになっています。そのためスリーブと510ドリップチップを使うか、あるいはスリーブ兼ドリップチップを使用します。
ところが、306アトマイザーはメーカーごと、あるいは同じメーカーでも個体差によって微妙に太さが異なり、スリーブがカチっと最後まで装着できるスリープはほぼありません。306DCAもそのためにスリーブを3つ用意していたり、シリコンやオーリングを使った製品もあるにはあるのですが、どれも入手しやすいものではありません。
で、IO6が専用スリーブを必要とするのはいいとして、その環境派306のそれと同じ、さらに自分の持っているスリーブはどれも使えないという状況です。以前の記事で510のスリーブを無理やりIO6用に使ってみたわけですが、事は足りますしシールドをはめることでコスメティック的にも好みにできます。ただ、ステンレスのスリーブ兼ドリップチップが出ているなら買っとこうじゃないかと。
製品を出したSiam-Modsは、バッテリーMODの『Cube』やそれに合わせた四角いカトマイザータンク、一風変わったシェイプのステンレス製ドリップチップなどで有名なタイにあるMODメーカーです。

今回発売になったIO6用のシールドは3種類、うち2つはドリップチップ一体型になっています。購入したのはそのうちもっともシンプルなTapered Cone、ドリップチップの口が大きくて使いやすそうです。よく見ると内部にオーリングがハマっていて、実は奥も含めて2本でアトマイザーを支えるようになっています。

その目的は、306と同様のサイズ違いをどう克服するかと同様で、オーリングを使ったことで多少のサイズの差であれば吸収できる形になっています。
では、さっそくカトマイザーに装着してみようと思いますが、何やらしっかり説明書がついてきていて、何しろ最初ははめるのが固いので覚悟、時計回りに回しながらやるといいんじゃないかなと書かれています。Webでも同様の説明になっていますので、こりゃ相当固いのだろうなと。
格闘すること2分ほど、指がちょっと切れたよオイな感じでまったく入らないです。時計回りとかいう以前にサイズが合っていないくらい無理なので306アトマイザーを試しにはめてみると、少しゆるいけど案外いい感じwうーん、これは手ごわい。
そもそもアトマイザーを持つ部分が小さいので力も入らず。
で、いつもきつくて外れなくなったアトマイザーを外すために使っているeGoバッテリーの部品を使って、IO6アトマイザーをはめた状態でやってみます。



なんとか1個目のオーリングはクリアできたっぽいです。その先がさらに固くて全然無理な感じなので、ここまでくれば普通にバッテリーにつけてやってみました。結果、うまくはまり、その後は抜き差しも楽になった感じです。何かぶっこわれて使えなくなったバッテリーを使った方がよさそうですね。


■試飲
会社の同僚で超ヘビーなドローファンがいるのですが、そこから比べると私は結構軽いドロー好き。その私からの感覚で、ほんのわずかに重めのドロー。つまり好みの範疇です。スリーブから一体型のドリップチップな分、チェーンスモークだと、ややステンレスが熱くなりますが、ドリップチップまで熱すぎるという感じではありませんでした。もし、それが嫌な場合には、スリーブだけを売っていますので、それを使って自分で510のドリップチップを使用すれば何の問題もないと思われます。
IO6の味の濃さ + やや重めのドロー + 爆煙 = ニコクラと共に天国が見える
煙がシルキーなのはIO6だと思いますが、とっても幸せです。


購入先: Ikenvape.com / Siam Stainless Steel Io6 Drip Tips $11.99