- Date: Sun 03 06, 2012
- Category: MOD > リビルダブルアトマイザー(Genesis)
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CYCLON V2レビュー

CYCLON V2はボトムではなくトップにタンクを持つGenesis方式のアトマイザーMODです。Genesis LVと同様にStrumのG-TANK設計を真似ていますが、こちらはStrum自身の承諾を得て改良設計されたものとのことです。販売はUKVの専用スレで行われています。
ちなみにお揃いのUranosというバッテリーMODも同時に販売されているのですが、いつの間にか両方とも製造終わってた…。今後ハイブリッド版が出るとのことでそちらに期待ではあるのですが、なんだか遅いレビューになってしまってすみません。手にしたのは前回イギリス出張あたりだったのですがレビューの時間が取れなかった…。



ドリップチップを除くとタンクを入れて4パーツ、比較的シンプルだとは思います。左からショートドリップチップ、アトマイザーベース、アトマイザーカバー、タンク、タンクカバー。Genesis LVがガラスタンクを採用しているのに対して、こちらはステンレス。構造自体は似ていますね。
組み立てた時の長さはドリップチップを入れずに60mm、少しだけ長いのかも。そしてオールステンレスの構造はしっかりとしているぶん、やや重量があります。ProVariに装備してみた感じでも上の方が重いとまではいきませんが、それなりにバランスが取れているくらいです。ポケットに入れて持ち歩くのは諦めた方がいいかも知れません。




4パーツと説明しましたが、実際にはアトマイザーベースは回して外すことができます。これはバッテリー接続部を調整するためのもので、アトマイザー側の電極は裏からスクリューを回すことで接触部を上下調節が可能、さらにボトムは指で押してバッテリーのセンターポストの長さを調整することができるようになっています。はじめてみた構造ですが、これは分かりやすくていいですね。もしバッテリーとの間に510エクステンションでも付けることになると、この形状と長さからはやっかいなことになりそうですし。
セットアップするのは他のGenesisとほぼ変わりませんが、タンクが上部に来ますのでステンレスメッシュをピンやシリンジなどでアトマイザーに固定しながらコイルを巻くと幸せです。そして完成すると下の写真のように上にタンクへ挿すためのメッシュが飛び出しているような形になります。4回巻きで1.6Ωでした。


タンクにリキッドを入れておき、アトマイザーのカバーを下から差し込みます。タンクをひっくり返すわけにはいかないので、アトマイザーを逆さまにしてはめれば完成です。なお、タンクはネジ式ではなくオーリングのついたキャップになっています。特に漏れるようなことはありませんが、構造上タンクの周りには常に蒸気が通ることになるので、タンクのキャップを外すとGenesis LVと同様に水滴がタンクについていることになります。
試飲してみた感想は、アトマイザーからドリップチップまでの距離が遠いわりには、思ったより煙量が多いことです。Genesis方式はセットアップも難しさもあり煙量が思うように出ないことが多いのですが、CYCLON V2は煙量においてはトップクラスになると思います。
温度は当然やや低めですが、Genesis LVほぼ味の濃さが落ちることはなく温度もそこまで低くは感じません。総合すると非常によい味わいになっています。特にコイルを巻いたばかりのときの金属臭は残るものの、DCAなどの直ドリにとても近く、時間が経って落ち着いてその上タンクで長時間吸えるとなると、これはデスクの上においてあってもいいんじゃないかと思わせてくれました。



※ドリップチップは510なので好みでこんなのもいいかも。
CYCLON V2はボトムではなくトップにタンクを持つGenesis方式のアトマイザーMODです。Genesis LVと同様にStrumのG-TANK設計を真似ていますが、こちらはStrum自身の承諾を得て改良設計されたものとのことです。販売はUKVの専用スレで行われています。ちなみにお揃いのUranos...
また物欲を刺激されました。w
贅沢を言えばドロコンも内蔵して欲しかったかも。