Clockworks RDAレビュー

『Clockworks RDA』はModder製のリビルダブル・ドリッピング・アトマイザー。人気の高いタンク付きの『RTA』がなかなか入手困難ななか、直ドリ版のRDAは比較的手に入れやすく、今回のオーダーも1週間程度で出荷されました。
人気の秘密は比較的シンプルな構造でアルミ製なことから比較的安価、そして色変えなどバリエーションがいくつか選択可能なことです。性能にも何ら問題を感じさせず、私にはエアフローが少し重たくドンピシャでした。
そして直ドリといっても15~20滴程度入れてもまったく問題ないので、306や510の3-4滴づつに比べるとその姿からもまるでタンクのように感じてしまうくらいです。

少し固めのキャップを上下に外すと、アルミのチューブを入れてパーツはこの3つのみ。電極はほぼ高低差がないのでGenesis化は難しいです。というか直ドリでGenesisはあまりやらないわけですが、丸めたステンレスメッシュの中心にファイバーを入れておくという使い方はあるようです。ただし、その場合にもタンクの「RTA」用だと思いますので、RDAではファイバーウィックのみと考える方が自然。
では巻きます。が、どうもいつも通りに巻いてはだめなようです。ウィックは長めにチューブのなかで丸めておけるくらいの長さが必要、さらにコイルを巻く位置はウィックの中心ではなく一方の端になります。わかりにくいと思うので図にするとこんな感じ。またコイルとエアホールがこのくらいの位置関係に来るようにします。
※写真では逆方向に回しています。





エアホールの位置を決めてキャップをはめたら510のドリップチップをつけて完成です。アルミ製なこと、直径20mmなのでProVariに軽くて似合います。抵抗値は2.4Ωでした。まだウィックが新品なので3.8Vくらいで美味しくいただけます。
なんといっても、チェーンスモークでもしない限りドリップする間隔は大分空きます。20滴を超えるとさすがに多い気がしますが、コイルが濡れてしまわない限り特に影響は感じませんでした。コイルがリキッド浸しになると、逆に煙量が減ってしまいます。ウィックは結構長い分、味がこなれてくるまでに1日くらいは掛るようで、ただしウィック種類にもよると思います。最初は結構厳しくて2回ほど巻き直してウィックを変えましたが、リキッド保持を考えて太くし過ぎるよりは、細めのウィックの方が結果はよかった気がします。
何といっても軽くて手間がかからないので、しばらく使ってみようかと思います。


購入先 http://clockworks-cornwall.co.uk/ 実際の注文はUKV経由になります。