DefCon Miniレビュー

今年5月にECFのサプライヤー登録が完了した比較的新しいMODメーカーS&S Mods、といっても個人のModderさんではありますが、最初の製品としてホームメイドな雰囲気のGenesisタンクアトマイザー『DefCon Mini』が発売されました。
写真を見てもらえばわかりますが、すでにこの外観の時点で上下の色合いというか、メタルのフィニッシュが違うというアバウトな感じ?なにかものすごいカジュアルでいて、そして超地雷な香りがします。
■外観
DefCon Miniのタンク容量は1.8~2.0mlでこれもまたアバウト。冒頭で触れたようにボディとキャップの仕上げが異なり、キャップの方がややテカリ気味です。外観で最も目立つのはこの色合いの差ですが、少し視線をズームさせてみるとすごいものを発見。

なんでしょうこの斬新なまでのためらい傷。怪我をしていないといいですが、正気なら何故この状態で納品しようと思ったのかは理解しにくいです。
キャップを外すとGenesisアトマイザー部分が露出。外見はひどいけど中身はね!と期待しつつよくよく見てみると、うーんなところを発見。.999シルバーの電極のベースになっているシリコンの位置がかなり低いです。これは巻きにくいかも。そして真ん中のステンレスメッシュを通すための穴がでかいのです。大きいことはいい事なのかは謎ですが、このボディで2.5mmを超えそうな穴というのはちょっとやりすぎな気がします。
恐らくなんですが、ほぼeGo-Wタイプのタンクの使い回しなのではないかと。従ってシリコン位置は専用のドリップチップが収まるだけの深さになっているよねと。うーん、何やら色んな意味で不安です。
ひっくり返してみると510口金のバッテリー接続部。特に違和感はないですが、微妙に中心が一方へ偏っているように見えます。恐らく気のせいです。



気を取り直してGenesisiを巻きます。なんせステンレスウィックの穴が大きいので、いつもより1段太いドリルビットを参考にかなり太めに巻きました。ウィックを差し込んでみると、タンク内部にビニールで巻かれたコードが邪魔をしてまっすぐ差し込めません。斜めに差し込んでおくか、ウィック長を半分くらいにするかしかありません。

どうやら色んなことを見つける発見シリーズになってきたわけですが、次のネタは「穴」です。どうみてもシリンジを差し込むための「穴」がない!空気穴もない!え、やっぱりまさかなの?
そのために穴のサイズが大きいわけじゃないんでしょうけども、Genesisを巻いてしまった後はステンレスウィックの上からシリンジを挿してリキッドを入れるしかありません。作った本人はどうやっているのだろう?


やや落ち着いて味見をしようと試みます。薄い。
キャップのエアホールはわずかに大きいのかも知れないですが、それよりも太いステンレスウィック用の穴からの空気の流れが多く、ウィックにリキッドが浸み込みすぎなことが薄さの原因に思います。強く吸うとそのままリキッドが上がってきそうなので、恐る恐る吸わないとやばいです。
■まとめ

最後にはやっぱり最大のオチが欲しいわけですが、そんなにいい感じのネタではありませんでした。吸い始めて2分くらいでこの漏れ度。もしかして吸い上げたものが隙間を通して落ちていっているようにも感じますが、そんな原因さえ知りたくもない感じ?w
甘口なレビューで定評のある私ですが、まったくよいところが見つけられない初めてのGenesisでした。個体差があるのかも知れませんが、設計ごと間違っている気がします。買う価値はまったく感じられません。
ただ、好みの問題かも知れないと思うのは、確かにECFのスレでは熱狂的な信者もいて、Youtubeのレビューが2本もあります。オプションでLEDが組み込めることをほめるのかと思いきや、最高のPVだとのことなので、本気なのだと思われます。作者の動画も上がっていますが、なんとなく何がだめなのか理解できるかと思います。
恐らく、好きになれば好きかも知れない。でも周りの人には理解されない刺激を得られる。そんな1本です。

※Genesis Line V2と並べてみた。
購入先: ECF
DefCon Miniのタンク容量は1.8~2.0mlでこれもまたアバウト。冒頭で触れたようにボディとキャップの仕上げが異なり、キャップの方がややテカリ気味です。外観で最も目立つのはこの色合いの差ですが、少し視線をズームさせてみるとすごいものを発見。

なんでしょうこの斬新なまでのためらい傷。怪我をしていないといいですが、正気なら何故この状態で納品しようと思ったのかは理解しにくいです。
キャップを外すとGenesisアトマイザー部分が露出。外見はひどいけど中身はね!と期待しつつよくよく見てみると、うーんなところを発見。.999シルバーの電極のベースになっているシリコンの位置がかなり低いです。これは巻きにくいかも。そして真ん中のステンレスメッシュを通すための穴がでかいのです。大きいことはいい事なのかは謎ですが、このボディで2.5mmを超えそうな穴というのはちょっとやりすぎな気がします。
恐らくなんですが、ほぼeGo-Wタイプのタンクの使い回しなのではないかと。従ってシリコン位置は専用のドリップチップが収まるだけの深さになっているよねと。うーん、何やら色んな意味で不安です。
ひっくり返してみると510口金のバッテリー接続部。特に違和感はないですが、微妙に中心が一方へ偏っているように見えます。恐らく気のせいです。



気を取り直してGenesisiを巻きます。なんせステンレスウィックの穴が大きいので、いつもより1段太いドリルビットを参考にかなり太めに巻きました。ウィックを差し込んでみると、タンク内部にビニールで巻かれたコードが邪魔をしてまっすぐ差し込めません。斜めに差し込んでおくか、ウィック長を半分くらいにするかしかありません。

どうやら色んなことを見つける発見シリーズになってきたわけですが、次のネタは「穴」です。どうみてもシリンジを差し込むための「穴」がない!空気穴もない!え、やっぱりまさかなの?
そのために穴のサイズが大きいわけじゃないんでしょうけども、Genesisを巻いてしまった後はステンレスウィックの上からシリンジを挿してリキッドを入れるしかありません。作った本人はどうやっているのだろう?


やや落ち着いて味見をしようと試みます。薄い。
キャップのエアホールはわずかに大きいのかも知れないですが、それよりも太いステンレスウィック用の穴からの空気の流れが多く、ウィックにリキッドが浸み込みすぎなことが薄さの原因に思います。強く吸うとそのままリキッドが上がってきそうなので、恐る恐る吸わないとやばいです。
■まとめ

最後にはやっぱり最大のオチが欲しいわけですが、そんなにいい感じのネタではありませんでした。吸い始めて2分くらいでこの漏れ度。もしかして吸い上げたものが隙間を通して落ちていっているようにも感じますが、そんな原因さえ知りたくもない感じ?w
甘口なレビューで定評のある私ですが、まったくよいところが見つけられない初めてのGenesisでした。個体差があるのかも知れませんが、設計ごと間違っている気がします。買う価値はまったく感じられません。
ただ、好みの問題かも知れないと思うのは、確かにECFのスレでは熱狂的な信者もいて、Youtubeのレビューが2本もあります。オプションでLEDが組み込めることをほめるのかと思いきや、最高のPVだとのことなので、本気なのだと思われます。作者の動画も上がっていますが、なんとなく何がだめなのか理解できるかと思います。
恐らく、好きになれば好きかも知れない。でも周りの人には理解されない刺激を得られる。そんな1本です。

※Genesis Line V2と並べてみた。
購入先: ECF