Clockworks RTAレビュー

以前にレビューした『Clockworks RDA』に遅れること数ヶ月、ようやくタンク付きの『RTA』も到着しました。RDAとRTAの略はそもそも
RDA … Repairable Dripping Atomiser
RTA … Repairable Tank Atomiser
製品名と言うよりは機能そのものなわけですが、RDAが直ドリ専用なのに対してRTAはその下にタンクを付けちゃったという作りです。人気はそこそこ高く、ClockworksならRDAよりRTAに人気が集中してます。確かにリビルダブルのバリエーションとして、Genesisではないタンク付きというのは高級MOD以外では少ないからこその人気なのでしょうか。最近ではViVi Novaなど意欲的な製品も出てきているわけで、Genesisiではないファイバーなリビルダブルもまだまだ元気なんでしょうね。
■構造
アトマイザー部分はRDAとほぼ同じですが、小さなウィック用の穴とエアホールで合計3つが開けられています。ウィックのための穴は思ったよりも狭く2mmくらいでしょうか。太めのウィックは入れるのがかなり辛そうです。これは後でかなり苦戦、ファイバーウィックって思った以上にまとまりにくいですから…。
で、よくよく比較してみるとセンターポジティブが設置されたRDAと異なり、RTAはセンターから電極をずらして設置しています。そのためRDAではコイル位置がセンターからずれて設置することになり、エアホールの場所を調整するというよくあるパターンになりますが、RTAはセンターをまたぐようにコイルが置かれるためその必要がありません。(そもそもRTAのキャップにはエアホールがないんですが)

電極自体の構造はRDAと同一、精密ドライバーがあれば簡単にコイルを装着できます。
全長はドリップチップを含まず49mm、デュアルコイルのカトマイザータンクと比べると1cmくらい長くなります。重量は材質のおかげでかなり軽く20gしかありません。結局最後は重たいものは使わなくなるので、その意味で好感が持てます。


RTAの上部はRDAと同様にアルミ、紫のアルミ、透明のうちから選択可能、同様にタンク部分もアルミかポリカーボネートの透明を選択することができます。
現物での比較はこうなります。

タンクはポリカーボネート製で容量は2.4mlと少ないですが、タンク自体は電極をばらさないと外れない構造のため、リリキッドの注入はそのためのネジを外して行います。形としてはスマートではないのですが、指だけで簡単に回して外せるのでデイリーユースにはとっても適しています。


■リビルダブル

セットアップのためファイバーを適当な長さに切ります。RDAと同様の味になるとすれば、ファイバー臭が落ち着くまでに多少時間がかかること、穴を通す関係上ウィックの太さがRDAよりも細くなること、さらにその細さにより焦げ付きが発生しやすくなってもファイバーを毎回取り替えるのが煩わしいということなどを諸々を考慮して、コイル部分にはステンレスメッシュを巻くようにしてみます。



バナーで焼いてからファイバーの上に巻き、コイルを巻いたら完成。あれ、なんか思ったよりもステンレスメッシュの幅が広すぎる…。ダメだこりゃということで再度短くして完成です。

もちろんファイバーの種類やステンレスメッシュにしたことでRDAのそれとは味が異なるわけですが、吸い心地は悪くありません。特にエアホールがないことやコイルがセンターにくることで何も気にすることなく吸えるのがよいです。そしてエアドローは軽すぎず重すぎず、私にはちょうどよかったのも好印象。
唯一の難関はファイバー量によってウィックのリキッド供給がややチェーンについてこないことで、これは多少の勉強と慣れが必要になりそうです。すでに多くファンもいることから巻きのテクニックなどが様々提供されていますので、いじってみるのが大好きな方であれば面白い製品だと思います。
またSMOKから発売されたVIVI Tankに構造が近く、価格面だけでなく入手のしやすさからも、そちらへ流れるユーザーも多くなるはずです。いずれ比較などをしてみたいと思っています。

現在の購入先:新UKVのRTA/RDAスレッド / 注文連絡先
アトマイザー部分はRDAとほぼ同じですが、小さなウィック用の穴とエアホールで合計3つが開けられています。ウィックのための穴は思ったよりも狭く2mmくらいでしょうか。太めのウィックは入れるのがかなり辛そうです。これは後でかなり苦戦、ファイバーウィックって思った以上にまとまりにくいですから…。
で、よくよく比較してみるとセンターポジティブが設置されたRDAと異なり、RTAはセンターから電極をずらして設置しています。そのためRDAではコイル位置がセンターからずれて設置することになり、エアホールの場所を調整するというよくあるパターンになりますが、RTAはセンターをまたぐようにコイルが置かれるためその必要がありません。(そもそもRTAのキャップにはエアホールがないんですが)

電極自体の構造はRDAと同一、精密ドライバーがあれば簡単にコイルを装着できます。
全長はドリップチップを含まず49mm、デュアルコイルのカトマイザータンクと比べると1cmくらい長くなります。重量は材質のおかげでかなり軽く20gしかありません。結局最後は重たいものは使わなくなるので、その意味で好感が持てます。


RTAの上部はRDAと同様にアルミ、紫のアルミ、透明のうちから選択可能、同様にタンク部分もアルミかポリカーボネートの透明を選択することができます。
現物での比較はこうなります。

タンクはポリカーボネート製で容量は2.4mlと少ないですが、タンク自体は電極をばらさないと外れない構造のため、リリキッドの注入はそのためのネジを外して行います。形としてはスマートではないのですが、指だけで簡単に回して外せるのでデイリーユースにはとっても適しています。


■リビルダブル

セットアップのためファイバーを適当な長さに切ります。RDAと同様の味になるとすれば、ファイバー臭が落ち着くまでに多少時間がかかること、穴を通す関係上ウィックの太さがRDAよりも細くなること、さらにその細さにより焦げ付きが発生しやすくなってもファイバーを毎回取り替えるのが煩わしいということなどを諸々を考慮して、コイル部分にはステンレスメッシュを巻くようにしてみます。



バナーで焼いてからファイバーの上に巻き、コイルを巻いたら完成。あれ、なんか思ったよりもステンレスメッシュの幅が広すぎる…。ダメだこりゃということで再度短くして完成です。

もちろんファイバーの種類やステンレスメッシュにしたことでRDAのそれとは味が異なるわけですが、吸い心地は悪くありません。特にエアホールがないことやコイルがセンターにくることで何も気にすることなく吸えるのがよいです。そしてエアドローは軽すぎず重すぎず、私にはちょうどよかったのも好印象。
唯一の難関はファイバー量によってウィックのリキッド供給がややチェーンについてこないことで、これは多少の勉強と慣れが必要になりそうです。すでに多くファンもいることから巻きのテクニックなどが様々提供されていますので、いじってみるのが大好きな方であれば面白い製品だと思います。
またSMOKから発売されたVIVI Tankに構造が近く、価格面だけでなく入手のしやすさからも、そちらへ流れるユーザーも多くなるはずです。いずれ比較などをしてみたいと思っています。

現在の購入先:新UKVのRTA/RDAスレッド / 注文連絡先