Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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タケミカズチ真打バッテリーレビュー

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チャレンジャーな製品を提供し続ける「沼田茶舗」より、eGoサイズバッテリーの『タケミカズチ真打』が登場。初代のタケミカズチ同様に電圧可変でますが、以前のように3種類の電圧を切り替えるという単純なものではなく、iTasteに近い液晶+0.1V刻みの設定が可能な本格派のバッテリーです。

メカニカルMODでは当たり前だった機能を一般製品に組み込んで製品開発を行った。と言ってしまえば簡単なのですが、従来、JoyetechによるeGoバッテリーは電圧降下による3.7V定電圧でしたが、それでも低抵抗(LR)アトマイザーや電圧を下降させない4.2VのeGoサイズバッテリーに人気がシフトした背景には、安全面からの配慮として3Ω、3.7VとされていたeGo規格に対して、より多くの煙量、温度、そして強い喉越しを求める一部マニアの声が一般化したためだと思われます。

MODが可変電圧へ進むと、その少し後には初代タケミカズチが発売され、その後もeGo Booster、eGo-C Twist、iTasteと時代は流れ、今では可変電圧が一般製品として購入の選択肢に普通に存在する時代になりました。この時代の流れを背負い、必要となる機能を詰め込んだのが『タケミカズチ真打』です。


■基本構造など

タケミカズチ真打』はパススルー付きの可変電圧のバッテリーです。

 ・外径15mm
 ・全長135mm
 ・容量650mAh

この時点でオヤ?と思う方もいるかと思いますが、eGoバッテリーの外径は14mmのため厳密にはeGoサイズバッテリーではなくなっています。1mm太くなっても実質何も困るものではないのですが、私の持っているeGoバッテリースタンドには入りませんでした。650mAhというサイズの割には全長が長く、同じ650mAhとの比較でも相当長くなっています。ただし比較中タケミカズチ真打のみがパススルー機能を持っています。

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アトマイザー/カトマイザー接続は当然eGo/510に対応、5クリックのON/OFF機能と10秒のカットオフによるポケットフレンドリーな設計。注目の可変電圧機能は3.0~6.0Vの間で0.1V刻みに設定が可能、Lavatubeと同様に+-ボタンで簡単に設定が可能です。また、+-ボタンの長押しで設定電圧の固定も可能になっています。

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さらにバックライト付きのLCDディスプレイを搭載、様々な機能を提供しています。

 ・バッテリー残量表示5段階表示(充電中に点滅)
 ・設定電圧表示(0.1単位)
 ・パフカウンター(USB接続によりリセット)

もはやeGoバッテリーという域を超えた高機能バッテリーになっています。


■可変電圧テスト

これだけの高機能ながら肝心の可変電圧はどのように働くのか、例によってオシロスコープを使ったテストを実施してみました。また、初代タケミカズチもどきとの比較を入れてありますが、かなり以前に購入したため、実はこれが本当に初代タケミカズチなのかの自信がありません。少なくとも手元にある沼田茶舗の過去購入履歴には買った記録がありませんので、恐らく他の海外店舗で購入したものと思われます。ですので、あくまでも初代タケミカズチではなく、eGo VVとして販売されていた近いものとの比較であることにご注意ください。

テストはいつもと同様に電圧を0.5V刻みで設定、アトマイザーを接続せずに得た数値と、1.5Ωデュアルコイル、2.0Ω、3.0Ωシングルコイルのカトマイザーを使って抵抗を掛けたときの数値を採用しています。また、計測は通電3~5秒程度経過後の数値を2回計測し、大きな差がなければ2回目の数値を採用。大きく変動がある場合には再度2回計測しています。

計測結果は以下の通りです。

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抵抗を掛けない電圧測定では設定にほぼ近い結果を出しています。抵抗を掛けた状態で高電圧になると実測結果は落ちていきますが、2.3amp程度まで出ています。

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初代との比較では抵抗を掛けた後の数値的には、残念ながら大きな違いが見られないという結果です。しかし、これが電子タバコの面白いところなのですが、それ以外に初代もどきと真打ちでは設計として大きな差があります。

下の画像はタケミカズチ真打ちの最低電圧と最高電圧の波形です。さらにその下の画像が初代もどきを3.2V設定にしたときの波形です。

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明らかに波形の違いがあります。初代タケミカズチもどきでは、最大値の電圧をPWM方式で降下させることで擬似的な可変電圧としていますが、タケミカズチ真打ではPWMではなく昇圧機能を調整することでパルスを使うことなく最大電圧(Vmax)をそのまま降下させています。初代もどきではVMaxはどの設定でも変化することがなく、パルスの周波数を変えることでDuty Cycleを上下、その結果平均電圧が決定するという仕組みです。つまり、サーモスタットと同様にコイルを熱してはすぐに切るというON/OFFをものすごい速度で行うことで、平均値として設定した電圧としているものです。

確かにPWMというチョッパ方式は一般的に使われる手法ですが、コイルを暖めることが必要な電子タバコとしては、VMaxが高すぎれば味がドライになるという弱点があります。初代もどきではそれでもVMaxが4.2V以上ありませんので問題はないのですが、Smok VMaxが9Vという最高電圧により、ややドライな状態ではありました。

タケミカズチ真打ではPWMではなく昇圧機能の調整によって可変電圧を実現しているため、いわばバーチャルではなくリアルに電圧を変化させていることになります。結果、狙った電圧を出した結果の吸い心地は想定通りのものになっているはずです。eGoバッテリーとしてはTwistと同様の方式になり、TwistiTasteの計測結果も比較的近いものになっています。

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かなりよいことばかりを書いていますが、ネガティブ面がないわけではありません。PWMの最大の利点は、ON/OFFを繰り返すことで消費電力を最小限に抑える働きがあります。一方で昇圧方式では通電時にOFFになる瞬間がありませんので、設定電圧が低くても電池への負担は常に100%です。従ってタケミカズチ真打の電池の持ちは決してよい方ではありません。実質自宅でのテストでは、電池が切れて完全に吸えなくなるまでにパフカウンターで300を超えることがなく、普通にチェーンしていると2時間程度で動作しなくなっていました。

自宅ではパススルーがあれば問題ありませんが、もし出先だとすると650mAhはやや不安な容量ということになりそうです。


■まとめ

真打ちというだけあってその高機能さはiTasteの衝撃と同様に目を見張るものがあります。反面、アナログな容積との戦いが最も進化に乏しく、1mmの外径アップと長さをもってしても限界にあると思われます。ここまできたのであれば、いっそのこと22mmまで外径を太らたせて価格が大きく上昇しなければ、それなりに手頃なバッテリーMODになるかも知れません。

ただし!eGoバッテリーというサイズだからこそ、そこに詰め込む楽しさといいますか、高機能だけど大きなラップトップPCではなく、薄さにこだわるUltra Bookのように小さいからこそ価値があるのかも知れませんね。次の進化はパソコンからタブレットのように何か大きな飛躍が来てもいい時代なのかも?

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購入先:沼田茶舗 電圧可変蓄電池 タケミカズチ真打 3,200円(税152円)
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テーマ : 実用・役に立つ話    ジャンル : 趣味・実用

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  • Comments

    タケミカズチ真打に対抗してeGoパススルーを買ってしまいました。
    なにせ、ブースターを所持してるので・・・

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