Cobraタンクアトマイザー

P1020178.jpg

良質なデザインで詰めがやや甘いとおちゃめで有名なタイのMODメーカー「Siam-Mods」が、いよいよ初Genesisを製品化という話題で盛り上がったのが今年5月か6月くらいでしょうか。ようやく「Alba Vapours」との共同開発により製品化を完了、ようやく販売がスタートしました。現在はまだリストの事前登録者に対してのみ販売を行っている段階ですが、まもなく一般販売も開始予定です。

用意されたのはタンクの異なる3mlと5mlサイズ。比較的大きなタンクですので少しでも短くしようと3mlを注文、入手しましたので早速レビューしたいと思います。

■Cobraの基本情報

P1020177.jpg

実は私、初のチタン製MODを手にしました。Cobraは材質からこだわっていてボディとキャップがチタン製(センターポール類は伝導性の高いブラス)、別売りのドリップチップもチタンです。またタンク部分はオプションで購入する必要がなく最初からPyrex製、そしてCobraロゴマーク入りです。

P1020176.jpg
P1020180.jpg

届いたパッケージはしっかりと化粧ボックス。なんとも大きなアレンレンチが付属しています。オプションのガラスタンクはSiam-ModsのPyrex製で濃いブルーと曇りガラスを注文しました。こちらはロゴなしです。

Cobraの名前の由来はわかりませんが、このステンレス製の六角ネジの並びとポジティブ電極のギザギザ加工を見ているとなんとなくコブラに見えてきたりするから不思議。そしてロゴマークは設計段階でフォーラムで募集したユーザー製のものを採用しています。

P1020184.jpgP1020193.jpg

ボディのオーリングが4つと多めですが、下から2本はタンクの漏れ防止。残りの上部2本はキャップの固定用です。ネジ式ではないためZenesisのようにステンレスメッシュ位置へエアホールがくるように調整が可能になっています。なお、エアホールは見た目に約1mm、ややドローとしては重ためです。

バッテリー接続は一般的な510。コブラの目のような5つの六角ネジはデュアルコイルセットアップを可能にするために4カ所、そして5カ所目はリキッド補充用になっています。

P1020189.jpg
P1020192.jpg
P1020196.jpg
P1020186.jpgP1020198.jpg


■セットアップ&まとめ

P1020185.jpg

早速セットアップを行いますが、初セットアップでコケたくないのでワイヤーを先に巻いてエラーを減らそうという魂胆です。ウィック用の穴は2.5mmと標準的なのでメッシュ幅は20mmとしました。高さは40mm。ワイヤーはKanthalの0.2mmで2.2Ω。

P1020194.jpg
P1020195.jpg

リキッドを補充して3.5Vでしばし通電。こなれたところで4.0Vに引き上げて吸ってみます。

P1020200.jpg
P1020207.jpg

不思議なことにキャップの大きさがこれだけあるにも関わらず、煙の濃さはまずまず強く、フレーバーの濃厚です。このところいわゆるミニサイズのGenesisを吸う機会が多かったせいか、ノーマルサイズのアトマイザーでの味の濃さを忘れているだけなのかも知れませんが、重めのエアドローと相まって煙の質としては期待していたよりもクリアに美味しいと感じます。

キャップの上から除いてもチャンバーの大きさや隙間はそれなりにあり、やや期待を裏切られた美味しさです。2.2Ωなので微妙に2.5mmでもやや供給不足になる場面が何度かあり、本体を逆さまにしてしのぎました。デュアルコイルでどうなるかを試してもよいかもですが、私自身はそれほどデュアルコイルセットアップに興味がないところなので、いずれ時間のあるときにでも試してみたいと思います。

タバコは嗜好品といいますが、電子タバコもまさにそんな感じですね。チタンとPyrexにより追加で何かを購入する必要もなく、一般製品でも上質な喫煙?を楽しむことができる時代です。セットアップの難しいGenesisが一般的とは言いませんが、着々と電子タバコ業界での市民権は得られつつあるのかも知れませんね。

そうだ唯一のネガティブ面。オプションで購入したチタンのドリップチップですが、オーリングのサイズが合っていないか、あるいはオーリング用の溝がやや大きすぎるのか、そして全体的にDTとしてはやや細めでキャップにはめたときの安定度がいまひとつグラグラでした。これは少し残念なところです。

さらにもうひとつだけ言わせていただくならば、六角レンチのベネフィットが今ひとつ不明です。初期DIDにしてもアレンネジを使うMODは比較的存在しますが、専用のツールを必要とする意味が私にはわからないです。ましてやこのドデカイアレンレンチを持ち歩けというのはさすがに酷でしょう。DID同様に精密マイナスドライバーで回せるステンレスネジのオプションが欲しかった。まぁそうなるとコブラに見えにくくなるのかもしれませんが。

P1020187.jpg
P1020188.jpg
P1020204.jpg
P1020206.jpg

購入先:Alba Vapours(ただし一般販売はまだしばらく掛かります) Cobra Rebuildable Atomiser 95英ポンド
関連記事

コメント 6件

コメントはまだありません
name023  

いよいよMODにもチタン製品が登場ですか...
それにしてもギターのブリッジ駒みたいな小さい物でも結構なお値段なんですが、削り出しでなければそれほど高価にならずに済むのでしょうか?

2012/09/05 (Wed) 19:44 | 編集 | 返信 |   
Gabish">
Gabish  
Re: タイトルなし

>name023さん

MarkBugsのWizardもチタンですが高めのバッテリーMODと比較して1.5~2.0倍程度でしょうか。Cobraの場合も大体1.5倍くらいのイメージですね。競合もいないしそういう値付けなんでしょうけども1.2倍くらいまでにおさえてもらえると手を出しやすいんですけどねー

2012/09/05 (Wed) 19:53 | 編集 | Gabishさん">返信 |   
kenjiro  
教えてください

5mlに手を出してしまったのですが、どうにもこうにもBurn tasteで難儀しています。お知恵ください。wick作製の際のメッシュの厚さを薄く巻こうと思っておりますが、薄いmeshはどの様な結果になると思われますか、お教えください。

2012/09/14 (Fri) 17:32 | 編集 | 返信 |   
Gabish  
Re: 教えてください

> kenjiroさん

薄くても厚くても巻き方の強さ次第です。

Burn Tasteの主な原因は『リキッド供給不足』『ホットスポットによる焼け焦げ』です。

供給で陥りやすいのがメッシュの固さなので、きつく巻きすぎないことです。厚すぎるよりは薄くするのは間違いではないですが穴が多ければ多いほど補給力は高くなるので、そのことを念頭に適度に薄いくらいで巻きます。そして大事なことは固く巻きすぎないことです。Cobraなら1.5cm~2.0cmくらいじゃないでしょうか。

ホットスポットは原因が様々過ぎますが、多いのがワイヤー巻きの強さです。特に一番上や一番下に出る場合には電極に巻く時にきつく引っ張りすぎないようにすること、またメッシュへ巻く強さを均一にするためにはPetarK式として先に固いモノに巻き付けて、後で焼いてあってもいいのでメッシュを差し込む方がショートが起きないと思います。

もうひとつ、PG比率によりますがリキッドの蒸気化温度は100度にも満たないので、2秒い以内に4~5本あるワイヤー全体が光っているとすれば、その状態は電圧が高すぎます。あるいはリキッド供給が間に合わず乾いて光っている状態です。ホットスポットは1本だけ温度が高くなってそこでBurn Tasteになるという状態です。それぞれの症状に合わせて調整してみてください。100回も巻けばうまくなりますw

メッシュも柔らかめ、ワイヤー春のも柔らかめ、っていう感じでしょうか。

2012/09/14 (Fri) 23:43 | 編集 | 返信 |   
kenjiro  
ありがとうございました

無茶苦茶、勉強になりました。しかも、理解しやすいし。ありがとうございます。しかし、凄い知識量ですね。gabishさんはプロですか?
海外のFacebook のサークルみたいなof wick and wireにも入っているのですが、そこの人達にも教えてあげたいくらいです。
ありがとうございました。JPvaperでも御指導の程よろしくお願いします。

2012/09/15 (Sat) 14:02 | 編集 | 返信 |   
Gabish  

プロってw 恐らくこれまでに巻いた本数が多い分、ちょっとづつ経験がたまっただけかもです。私じゃなくてもTakajinさんなど、他の物欲な方々も巻くの上手な方がたくさんいらっしゃるので参考にしてみてくださいー。

2012/09/15 (Sat) 22:32 | 編集 | 返信 |   

コメントをどうぞ