Vision Eternityリビルダブルアトマイザー

Stardust、ViVi Novaなど独自のCE2方式で人気の高いVision社より、完全なリビルダブルなアトマイザー『Eternity』が先行発売になりました。言ってしまえばBulli A-2やMark-T Infinityにインスパイアされているのは一目瞭然ではありますが、決して粗悪なコピー品ではなく後継だからこその改良を伴った非常に優れた製品です。
久々にヒットの予感ですので、売っていれば即買いで問題ないのではと思います。
■基本構造など


化粧箱に入れられたその姿はMark-T Infinityを彷彿させますが、その名も『Eternity』と名称まで逼迫しなくてもよかったかなぁと素直に思います。
パーツを並べてみるとまさにMark-Tと同じ数、左からドリップチップとeGoコーンを除けば主要なパーツは4つ。組み合わせによってドリップ方式とカートリッジ方式の両方を楽しむことが可能です。


見た目にはそそられるデザインで外径14mmはeGoバッテリーに完全にマッチしています。ただしアトマイザー部分の工夫のためやや構造が大きくなり、Mark-T、Bulliとのサイズ比較ではやや大きく感じます。

eGoコーンはデザインが本体とマッチしているため、eGoバッテリーと装着した姿はなかなかイケています。材質はステンレスではなくクロームプレートのブラス製になりますが、これは価格のなせる技なのでよしとします。


■リビルダブル構造など


ちょっと見たことのないアトマイザーですよね。左右は電極なのですがセンターにあるのは実はエアホールです。これがなかなか秀逸な設計で、リキッドの漏れを防ぐと同時に空気がコイルへ直接流れるようになっています。その結果かなりの爆煙を生むのですが、バッテリー方面から空気を取り込むためコーンやキャップにエアホールを開ける必要がなく、Mark-T最大の弱点だったリキッド漏れが発生しないのです。
これには『なるほど!』と久々に頭の上に電球が光るほど納得してしまったのですが、新設計はそれだけにとどまりません。アトマイザーベースの周りにある深い溝がリキッド溜まりとなっていて、ドリップモードでも40滴ほど、約1mlのリキッドを保持しても漏れないという構造です。これはもうリップオフと呼ぶことができな非常に優れた設計だと思います。
リビルダブルはファイバーウィックにワイヤーを巻き付ける方法で行いますが、ワイヤーの固定がネジを使わない新しい方式になっています。これを改良と呼ぶかどうかは怪しいところではありますが、2つのブリッジに両端のワイヤーを通してから各電極ポールに差し込みます。これによりワイヤーが挟み込まれて固定されるというものなのですが、思ったよりは手こずらずに設置可能でした。ただ、ネジで固定させる通常方式の方が結果時間を短縮できるような気もします。恐らく、エアホールの真上にコイルを来させるためにこのような作りにしたのではないかと思いますが、ネジを使っても同様のことはできるかなぁ。




アトマイザーの上にくるパーツにはファイバーを通した竹ヤリが入っていて、eGo用カートリッジをはめて使うことができるのですが、ベースに穴が複数設けられているためドリップ時でもこのままの形で使用します。これをアトマイザーに被せることでファイバーが溝へ向かって折り曲がるようになり、リキッド溜めからウィックで吸い上げる形になります。




あとはこれにカートリッジ用のコーンを付けるか、あるいはドリップモードとして510ドリップチップを装着可能なコーンを使用するかを好みで選ぶことができます。また、予備としてコイルの固定用パーツ2個とワイヤーが巻かれたウィックが3本スペアとして付属していました。


■まとめ


本当に40滴も入るのだろうかと試してみましたが、確かに漏れることなくきっちり保持してくれます。そしてリキッド溜めからウィックを吸い上げる構造のためジュルジュルすることもありません。エアホールの位置がバッテリー接続部にあることとエアホールがかなり内部まで入り込んでいるからこそ味わえる吸い心地です。
唯一の弱点は、というほどの弱点ではないのですけども、ProVariでLine、Steam Machine用のコーンを装着している場合、Eternityではエアホールの位置の関係からまったく吸えなくなってしまいます。素直に外していただければ何の問題もありませんがご注意を。
またもうひとつ、カートリッジ大好き!という場合を除き、ドリップモードでも1ml保持できるのであればカートリッジ用のコーンは実は必要なかったような気もします。そうなればもう少しだけ背を低くくコンパクトな設計すれば煙温度をやや高くできたかも知れません。
それらの点を除いてもドローは重すぎず軽すぎず、そして2.4ΩなコイルをProVari 3.7VとeGoでも吸い比べてみましたが、これはなかなか秀逸な出来です。構造からGenesis化はできそうもありませんが、ファイバーとしてはMark-Tの使い心地でSteam Machineのような爆煙。にも関わらずジュルジュルせずに漏れがないということを簡単にやってのけたVisionさん、超エライですね。
そしてですよ、これが$30以下で購入できるのです。話のネタにおひとついかがでしょう?


購入先:gotvapes.com VISION Eternity Rebuildable Atomizer $29.95


化粧箱に入れられたその姿はMark-T Infinityを彷彿させますが、その名も『Eternity』と名称まで逼迫しなくてもよかったかなぁと素直に思います。
パーツを並べてみるとまさにMark-Tと同じ数、左からドリップチップとeGoコーンを除けば主要なパーツは4つ。組み合わせによってドリップ方式とカートリッジ方式の両方を楽しむことが可能です。


見た目にはそそられるデザインで外径14mmはeGoバッテリーに完全にマッチしています。ただしアトマイザー部分の工夫のためやや構造が大きくなり、Mark-T、Bulliとのサイズ比較ではやや大きく感じます。

eGoコーンはデザインが本体とマッチしているため、eGoバッテリーと装着した姿はなかなかイケています。材質はステンレスではなくクロームプレートのブラス製になりますが、これは価格のなせる技なのでよしとします。


■リビルダブル構造など


ちょっと見たことのないアトマイザーですよね。左右は電極なのですがセンターにあるのは実はエアホールです。これがなかなか秀逸な設計で、リキッドの漏れを防ぐと同時に空気がコイルへ直接流れるようになっています。その結果かなりの爆煙を生むのですが、バッテリー方面から空気を取り込むためコーンやキャップにエアホールを開ける必要がなく、Mark-T最大の弱点だったリキッド漏れが発生しないのです。
これには『なるほど!』と久々に頭の上に電球が光るほど納得してしまったのですが、新設計はそれだけにとどまりません。アトマイザーベースの周りにある深い溝がリキッド溜まりとなっていて、ドリップモードでも40滴ほど、約1mlのリキッドを保持しても漏れないという構造です。これはもうリップオフと呼ぶことができな非常に優れた設計だと思います。
リビルダブルはファイバーウィックにワイヤーを巻き付ける方法で行いますが、ワイヤーの固定がネジを使わない新しい方式になっています。これを改良と呼ぶかどうかは怪しいところではありますが、2つのブリッジに両端のワイヤーを通してから各電極ポールに差し込みます。これによりワイヤーが挟み込まれて固定されるというものなのですが、思ったよりは手こずらずに設置可能でした。ただ、ネジで固定させる通常方式の方が結果時間を短縮できるような気もします。恐らく、エアホールの真上にコイルを来させるためにこのような作りにしたのではないかと思いますが、ネジを使っても同様のことはできるかなぁ。




アトマイザーの上にくるパーツにはファイバーを通した竹ヤリが入っていて、eGo用カートリッジをはめて使うことができるのですが、ベースに穴が複数設けられているためドリップ時でもこのままの形で使用します。これをアトマイザーに被せることでファイバーが溝へ向かって折り曲がるようになり、リキッド溜めからウィックで吸い上げる形になります。




あとはこれにカートリッジ用のコーンを付けるか、あるいはドリップモードとして510ドリップチップを装着可能なコーンを使用するかを好みで選ぶことができます。また、予備としてコイルの固定用パーツ2個とワイヤーが巻かれたウィックが3本スペアとして付属していました。


■まとめ


本当に40滴も入るのだろうかと試してみましたが、確かに漏れることなくきっちり保持してくれます。そしてリキッド溜めからウィックを吸い上げる構造のためジュルジュルすることもありません。エアホールの位置がバッテリー接続部にあることとエアホールがかなり内部まで入り込んでいるからこそ味わえる吸い心地です。
唯一の弱点は、というほどの弱点ではないのですけども、ProVariでLine、Steam Machine用のコーンを装着している場合、Eternityではエアホールの位置の関係からまったく吸えなくなってしまいます。素直に外していただければ何の問題もありませんがご注意を。
またもうひとつ、カートリッジ大好き!という場合を除き、ドリップモードでも1ml保持できるのであればカートリッジ用のコーンは実は必要なかったような気もします。そうなればもう少しだけ背を低くくコンパクトな設計すれば煙温度をやや高くできたかも知れません。
それらの点を除いてもドローは重すぎず軽すぎず、そして2.4ΩなコイルをProVari 3.7VとeGoでも吸い比べてみましたが、これはなかなか秀逸な出来です。構造からGenesis化はできそうもありませんが、ファイバーとしてはMark-Tの使い心地でSteam Machineのような爆煙。にも関わらずジュルジュルせずに漏れがないということを簡単にやってのけたVisionさん、超エライですね。
そしてですよ、これが$30以下で購入できるのです。話のネタにおひとついかがでしょう?


購入先:gotvapes.com VISION Eternity Rebuildable Atomizer $29.95