Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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Silver Dogレビュー

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Silver Dog』は「Line SS」や「Genesis Maxi」など歴代のGenesisアトマイザーで有名なVan氏による最新のハイブリッドMODです。通常ハイブリッドとはOrionのようにアトマイザーとバッテリーチューブを切り離せない設計を指すため、あえてハイブリッドではなくクロスブリード(雑種)と呼ばれています。

プロトタイプから1年、ようやくの出荷です。

■基本構造など

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S-DogはGenesisアトマイザーとバッテリーチューブを組み合わせたメカニカルなクロスブリード。チューブの交換によって18350、18490、18650バッテリーを利用できるよう、アトマイザーを切り離し可能にしています。ただし接続は510などではなく独自規格のため、他のバッテリーMODを接続することは出来ません。

最大の特徴は漏れを排除したリキッドタンク、Lineで培われたセンターウィック方式のGenesis、そして極限までホットスポット対策が考慮されたアトマイザー構造にあります。

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ステンレスメッシュを差し込むのはアトマイザーの中心になるため、トップキャップを閉じたときのエアホールの位置を気にする必要がありません。また、ウィックホールはDelrin製のカバーで絶縁しているため、ステンレスメッシュとボディによるショートが発生しません。手前に開けられた穴はタンクのエア抜きです。

2本の電極は2.6mm(Delrinの内径)のウィックホールに極限まで近づけて設置されているため、コイルの一番上と一番下のワイヤーに発生しやすいホットスポットを低減します。

タンク部分は取り外して洗浄などができるのですが、初期ロットの一部でやや難があり、何度もタンクを外したり戻したりしているうちにDelrinとの隙間からリキッドが漏れる場合が何件が報告されています。これについては容易な修正とのことで、希望者にはアップグレードが無料で提供される見込みです。また、漏れ対策にはタンクの周りにオーリングをはめることで回避が可能です。

そんなわけでタンクは取り外さずに写真を撮りました。

タンクへのリキッド補充はオーリングで止まっているタンクのフタを外します。エア抜きの穴に指を当ててタンクを逆さまにした状態でリキッドを補充してフタを閉めれた漏れることはありません。タンク容量は3mlです。

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ボトムスイッチはスクリュー方式のロック機能付です。分解してみると可動部分のピラーが四角形で中心のみにあるため、スイッチの端を押したときにややスイッチが入りにくい場合がありました。これは設計上のミスではなく、ピラーにヤスリを掛けることでスムーズになるという説明です。

スムーズになるよう少し削ってみましたが、説明にあるように紙やすりで少し削ったくらいではさほど滑りがよくなったと感じることはありませんでした。特に私のように手の大きな人は18350ではボディが短くなることでより端を押さえてしまうことが多くなり、その結果ミスファイアが連続することがあります。

翌日になり少し時間を掛けてルーターでスムーズに磨いてみました。具合がよくなったと言えばよくなったのですが、やはりスイッチを押す方向あるは押す場所がセンターからずれているとミスファイアが多い状況は変わりませんでした。これはスイッチの稼働距離が長いせいもあると思いますので、スイッチのスクリューに小さなオーリングをはめて1.5~2ミリ程度背を高くするように調整しました。高すぎると通電しっぱなしになるので気をつけて調整すると(オーリングが柔らかい分ネジの閉め方で高さを変えられます)、スイッチの稼働距離が短くなり、ほぼストレスがないとは言い切れませんが、だいぶ楽に通電できるようになりました。

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なお、バッテリーチューブ側にはガス抜き用のベントホールが存在しませんが、アトマイザー下部に4つのベントホールがあり、どのバッテリーチューブを装着しても塞いでしまうようなことはありません。このあたりもデザインとしては新しいと思います。

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クロスブリードのもうひとつの特徴は、本体に配線にあたるワイヤーが1本もないことです。これはDIDやOrionでも同じではないかと見えますが、それらはセンターポールを2mmサイズのステンレス製のポールにすることでワイヤーの代わりにしているので、ある意味ワイヤーを太くしたと考えることが出来ます。

S-Dogはタンク自身がポジティブ電極であり、ボディをネガティブとしてそれらをDelrinで絶縁してあるという特殊な構造です。これによってタンク内にはセンターポールすら存在しない完全なタンクを実現させ、さらにウィックホールをセンターに持ってこれるという、非常に面白く賢い設計だと思います。

本体重量はバッテリー込みで136gと丁度よく、21.7mmの直径に高さは18350チューブで98.2mmと非常にコンパクトです。

■セットアップ

AWG 30ゲージと#500メッシュで7巻きで先に巻きます。ウィックホールは2.6mmで十分な大きさです。説明しますがKickが使用できないため1.8Ω程度を狙います。

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S-Dogのバッテリーチューブはバッテリーのニップルをそのままタンクへ接続するように設計されています。このお陰で本体の長さを短くできているのはよいのですが、Kickを収めるためにはニップルよりも大きな穴が必要となり、Delrinを削れば入るとは思いますが、それにしてもやや全長が短すぎます。18650チューブでぎりぎりボトムキャップが閉まり切らずになんとか使える程度、18490チューブでは使用できませんでした。

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■試飲とまとめなど

吸い心地は2日ほどしか試せていませんが、いくつかの難点を覗き非常に優れたGenesisであることに間違いはありません。煙量、フレーバーともに優れた出来でかなり驚きました。

ひとつはボトムスイッチ。これはオーリングで対応できましたが、たまにミスファイアはまだあります。構造の問題のよううな気もしますが、他のMODと比べると改善が必要と感じます。

もうひとつはKickへの未対応です。特にスイッチのストロークを短くすることとのトレードオフ、そしてチューブの構造を考えるとやはりKickを使用するのは無理があります。

実はもうひとつ、これは問題ではなく好みの問題ですがエアホールが1.3mmとやや大きいためいわゆるエアリーな状態ではあります。タイトなドローが好きな私としては下の写真のようにエポキシで埋めてから一晩おいて0.9mmの穴に置き換えてみたのですが、S-Dogの爆煙も一緒に減ってしまうため、結局は1.3mmに戻しました。とはいえZenesisのよううに煙やフレーバーが薄くなるようなことはないので、エアリーであってもかなり濃厚な吸い心地です。

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これらの点を除いては、非常に優れたGensisです。Genesisだけでなく電子タバコにとって一番大切なことは煙量とフレーバー、そして煙温度になると思いますが、それらの点においてはすべて合格点を遙かに上回っています。足回りとしての造りにはややDIYによる調整が必要なところをMODと割り切って目をつぶれば、所持している喜びは大きいです。また漏れないGenesisが売りではありますので取扱いが楽で表に持ち出すことになんの違和感もありません。

このところEternityやA7などの出先ではファイバー系のリビルダブルをよく使っていたのですが、改めてGenesisの味の良さを実感させてくれるMODだと思いました。これからは銀犬を連れて歩こうっと。

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購入先:Vaporwall(リストは初期出荷を終えて2012年12月現在クローズしています)

<<コメントはJPVapers.comまでお願いいたします。>>
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