Atmomixani 69 Telescopicレビュー

『Atmomixani 69 SS Telescopic』は読んで字のごとく、伸縮可能なテレスコピック機能を持つメカニカルバッテリーMODです。18350~18650までのバッテリーサイズに対応するだけでなく、スイッチの位置を上下に付け替えが可能でオールメカニカルにも関わらず変化自在なところがなかなかやります。
「69」はSteam Machineで一躍有名になったギリシャのModder、atmomixaniさんの最新作。Vaporwall経由で直接購入しましたが、atmomixani.grでも購入が可能です。現在はまだ2回目のバッチが終わったばかりのため入手困難ではあります。
■基本仕様など
「69」のスペックは
・直径: 22mm
・長さ: 77mm~105.5mm(18350~18650バッテリー)
・重さ: 97.8g
テレスコピックの伸縮距離はGGTSよりも10mm長く、このためGGTSのようにエクステンションを使用することなく、18350、18500、18650の3種類のバッテリー長に対応します。
同じステンレス製のGGTSよりも1mm細く、約2/3の重さは軽過ぎることなくMini ProVariに慣れた手にはとても優しい触り心地です。

パーツ構成は全部で5つ、スイッチとトップキャップの分解は必要がないとは思いますが、残念ながらできませんでした。
では、ひとつ、ひとつ見ていきます。


トップキャップは標準的な510規格、エアフローはGGTSに似たリングの側面に2つの穴があり、これを回すことでリング内部にある3つの穴との位置合せによって調節が可能になっています。そのため、トップキャップの上部にはスリットが入っていないすっきりしたデザインです。
センターポールはブラス製でマイナスドライバーで高さ調整ができます。ただし逆ネジになっているので、左へ回すとネジが上がってきます。最初それに気づかず、高さ調整ができないのかもと少し悩みました。
リングデザイン、エアフロー調整はGGTSに似ていて、このあたりはパクったというよりは、Imeo氏へのリスペクトなのかも知れません(いや、違うな)。


ボトムキャップには特に機能はなく、Steam Machineと同様のAtmomixaniロゴ、そしてシリアルナンバーがレーザー刻印されています。またスイッチは上下どちらでも設置が可能なようにトップキャップ、ボトムキャップの裏側はいずれも同一のデザインになっています。



メカニカルスイッチの構造はGGTSとは少々異なり、サイドボタンを押すことで内部の電極がトップキャップ/ボトムキャップの電極と接触することで通電します。またサイドボタンを45度回すことで電極が水平に角度が代わり、ボタンが押下されても電極同士が接触しません。これがロック機構となります。


スイッチはトップキャップとボトムキャップを入れ替えることで、写真のように上下のどちらでも付け替えることができます。これが「69」の最大の特徴です。
テレスコピック機能
テレスコピック機能により以下の組み合わせに対応します。Kickの座りは非常によく、内部でグラグラするようなこともなかったです。
・18350
・18350+Kick
・18500+Kick
・18650




■まとめ
オールメカニカル、スイッチの上下付け替え、テレスコピック機能、オールブラス製の電極という多機能がすでに魅力的なわけですが、それでいて要所要所のつくりは非常にしっかりしています。ステンレスのネジスレッドはバターのように滑らかで、使い勝手が驚くほどよくできたバッテリーMODです。
GGTSがら学んだ部分が多い「69」ですが、エクステンションが不要でトップスイッチへの変更ができるなど、単にコピーとは言えないアイディアがProVari Miniより小さいボディに詰め込まれているところが驚きです。
ボトムスイッチはどうも慣れないけどもメカニカルMODが欲しい!という方にオススメです。



購入先:atmomixani.gr €138.00
<<コメントはJPVapers.comのスレッドまでお願いします>>
「69」のスペックは
・直径: 22mm
・長さ: 77mm~105.5mm(18350~18650バッテリー)
・重さ: 97.8g
テレスコピックの伸縮距離はGGTSよりも10mm長く、このためGGTSのようにエクステンションを使用することなく、18350、18500、18650の3種類のバッテリー長に対応します。
同じステンレス製のGGTSよりも1mm細く、約2/3の重さは軽過ぎることなくMini ProVariに慣れた手にはとても優しい触り心地です。

パーツ構成は全部で5つ、スイッチとトップキャップの分解は必要がないとは思いますが、残念ながらできませんでした。
では、ひとつ、ひとつ見ていきます。


トップキャップは標準的な510規格、エアフローはGGTSに似たリングの側面に2つの穴があり、これを回すことでリング内部にある3つの穴との位置合せによって調節が可能になっています。そのため、トップキャップの上部にはスリットが入っていないすっきりしたデザインです。
センターポールはブラス製でマイナスドライバーで高さ調整ができます。ただし逆ネジになっているので、左へ回すとネジが上がってきます。最初それに気づかず、高さ調整ができないのかもと少し悩みました。
リングデザイン、エアフロー調整はGGTSに似ていて、このあたりはパクったというよりは、Imeo氏へのリスペクトなのかも知れません(いや、違うな)。


ボトムキャップには特に機能はなく、Steam Machineと同様のAtmomixaniロゴ、そしてシリアルナンバーがレーザー刻印されています。またスイッチは上下どちらでも設置が可能なようにトップキャップ、ボトムキャップの裏側はいずれも同一のデザインになっています。



メカニカルスイッチの構造はGGTSとは少々異なり、サイドボタンを押すことで内部の電極がトップキャップ/ボトムキャップの電極と接触することで通電します。またサイドボタンを45度回すことで電極が水平に角度が代わり、ボタンが押下されても電極同士が接触しません。これがロック機構となります。


スイッチはトップキャップとボトムキャップを入れ替えることで、写真のように上下のどちらでも付け替えることができます。これが「69」の最大の特徴です。
テレスコピック機能
テレスコピック機能により以下の組み合わせに対応します。Kickの座りは非常によく、内部でグラグラするようなこともなかったです。
・18350
・18350+Kick
・18500+Kick
・18650




■まとめ
オールメカニカル、スイッチの上下付け替え、テレスコピック機能、オールブラス製の電極という多機能がすでに魅力的なわけですが、それでいて要所要所のつくりは非常にしっかりしています。ステンレスのネジスレッドはバターのように滑らかで、使い勝手が驚くほどよくできたバッテリーMODです。
GGTSがら学んだ部分が多い「69」ですが、エクステンションが不要でトップスイッチへの変更ができるなど、単にコピーとは言えないアイディアがProVari Miniより小さいボディに詰め込まれているところが驚きです。
ボトムスイッチはどうも慣れないけどもメカニカルMODが欲しい!という方にオススメです。



購入先:atmomixani.gr €138.00
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