Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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GP Spheroid V2レビュー

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GP Spheroid』は、バッテリーMODのPiccoloなどで有名なPAPSチームの開発したリビルダブルカトマイザーです。アトマイザーなんじゃないのかと見えるかもしれませんが、実はカトマイザーです。

入手がやや困難ではありますが、Webショップでの販売ですので入荷時期さえ分かれば比較的頻度よく在庫補充されます。ショップのTwitterで事前告知されますので、フォローしておくと便利です(@VapourArt)。

■基本仕様など

基本スペックは以下の通りです。

 直径 16mm
 長さ 54.04 mm(ドリップチップ含まず)
 重さ 約32g
 容量 2~3ml
 材質 ステンレス

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パーツは大きくトップキャップ、チューブ、アトマイザーの3つに分かれていて、ドリップチップは付属していませんので好みの510規格のものを取り付けて使用します。仕組みはKayfun-miniに近い発想になっていて、トップキャップから伸びる細い筒のまわりにカトマイザーの役割となるフィラーを巻き、ボトムにあるリビルダブルのアトマイザーへリキッドを供給します。

Bulli A2のClassicを彷彿させるようなイメージがあって避けてきたのですが、フィラーを通して吸うのではなく、細い筒を通ることでのど越しが充分に重たく、フレーバーが濃いという評判です。

アトマイザー部はA7などと同等のファイバー系のRBAですが、第3世代と同様にボトムエアフローのためチューブにはエアホールがありません。吸おうとして構えたときに指でエアホールを無意識に塞いでしまったというようなことは起きません。


■さらに分解

Spheroidは厳密にはV2が2種類あります。機能面では何も変わらないのですが現在販売されているV2のトップキャップを取り外すには、アレンレンチを使う六角から、Torxレンチ(ヘクスローブ)を使う星形に形状が変更されています。私の手元に届いたものはこの新型ですが、アレンレンチが付属していなかったためいくつかのサイズで試してみたところ全然回らず、結局問い合わせて見た結果、「あー、変えちゃったのよね」という返答。

で、Torx t20があればOKよという返答だったので、会社帰りに東急ハンズで購入しようと立ち寄ってみたのですが、どうみてもそのサイズが大きすぎるように見えます。Spheroidは家に置いてきてしまっていたため疑問に思いつつt20を購入、さらに安かったTorxの6本セットも購入しておきました。

自宅に戻って試してみたところ、やはりt20は試すこともなくサイズが大きすぎることが分かり、6本セットから試してみると「t15」サイズがピッタリなことが判明しました。一応メールでt15だったよと伝えてみたところ、「むーん、ツールボックスに戻すときにt20の場所にt15入れてたわ、うひひ」っていう言い方ではないですが、t15だとここで決着しました。

ついでにもうひとつ。メンテナンスのためにアトマイザーを分解するためには、Circlipプライヤーというものが必要になります。Amazonなどでスナップリングプライヤーで探せます。ようは、2本のピンのようなものを差し込んで回すだけなので他のものでも代用は可能かとは思います。

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長くなりましたが、本体がツルツルで指を引っかけることすら難しいために、これらのツールがないと分解やメンテナンスがやや困難ではあります。

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アトマイザー部を分解したのが上の写真になります。電極処理にワイヤーなどがないため、分解→組み立てが容易です。またアトマイザー使用時にコイル下のエアホールから侵入したリキッドがショートを起こしたり、あるいは内部で固まって電気抵抗を生んでしまう可能性があるため、調子が悪くなったときには分解してクリーニングできる設計はおみごとです。

なお、トップキャップ、アトマイザーをチューブから外すときは時計の反対回りですが、Circlipでボトムパーツを外すときは、リバーススレッドになっているので時計回りに回してください。

組み立ての順番に写真を並べてみます。

まずはアトマイザー上部の電極類を通しますがポジティブ側だけ絶縁体を上下から差し込みます。

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次に下部のパーツを絶縁を確保しながら組み立て、上部パーツと合せれば完成です。どうしても接触が気になる場合には、アトマイザーパーツ内部の接触部に接点グリスやNoaroxを薄く塗っておきます。

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■セットアップ

Spheroidに付属しているファイバーウィックは直径1mm、ワイヤーはニクロムの0.15mmです。丸1日はこのセットアップで過ごしてみましたが、1mmウィックでリキッドを保持するためにはある程度の長さにする必要があるため、3つ折りくらいの長さに、またニクロムは5回巻きで1.9Ωにしました。

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ウィック側の影響もあるとは思いますが、ややドライな吸い口になるときがあり、またリキッド補充に慣れていなかったので40滴以上タップリと入れたときには、エアホールを通して漏れが発生しました。

帰宅後、ウィックを2mmにする代わりに3つ折りではなく2つ折りに、そしてワイヤーはKanthal A-1 32ゲージ(0.2mm)にアップグレード。ウィックを長すぎないようにしたままリキッドの保持力を上げようという魂胆。そしワイヤーを太くして発熱量を減らしウェットな吸い口になるよう狙ってみました。

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付属品でのセットアップ時に感じたドライさは減り、フレーバーの濃さが際立ちます。ドライになるときはつまりリキッドの補充タイミングが近いねという、思った通りのセットアップになりました。また煙量はウェットになった分で20%アップイメージ。タンクなのにドライなKeyfunに比べると明らかに性能が高いです。

GenesisやVivi Novaの領域とは別物なので比較にはなりませんが、リキッドが減っても味が落ちることがなく、さらにフレーバーが飛ぶような場面もまったくありません。またRBAは直ドリなゆえにリキッド切れが頻繁に起きますが、SpheroidはEternityの3倍程度補充してもジュルっとも言わないため、一度セットアップしてしまえば1日に2-3回の補充で済んでしまう手軽さです。

味においてはシルキーな煙だとされるEterniryに近く、それでいて煙温度の維持ができているのは金属製の細い筒とボディ全体の密閉度からくるものと思われます。RBAではなくRBCかも知れませんが、性能ではジャンク品を結構引き離している気がします。


■ウィック

付属しているのは、Seraと呼ばれるウール綿。推奨は水槽などで使われるフィルター材料です。が、これは個人的なカトマイザーの経験から、やはりどうしてもフレーバーすらフィルターされてしまう感覚があります。設計上フィラーがヒーター部分から分離しているため、味への影響は考えにくいのは理解できるんですけどね…。

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でも…、でも…、やっぱり好きくないんです。

というわけで、VG100にいいよーと言われて買ったものの都市伝説かもなぁと思って以降大量に余っている#325のステンレスメッシュを使うことにします。アトマイザーコイルとは接触しないためショートに気を遣う必要はありません。

Genesisのメッシュとは用途が全く異なるためバナーであぶる必要がないのですが、雑味が出ないように煮沸しておきます。長さとしては20cm~30cmくらいは必要ですので、短いものしかない場合には枚数を重ねて巻くなどでも構いません。

※写真は15cmで最初に試したときのものです。25cmで重ねて隙間をより小さくした方が保持力がアップしました。

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■まとめ

Spheroidはまったくの新しい設計というよりは、今となっては使用頻度の減ってきいているカトマイザーを進化させたリビルダブルです。密閉度や味へのこだわりが机上理論ではなく実現されていることが高く評価できるMODです。それに加えてメンテナンス性の高さ、漏れ耐性、気軽にポケットに入れて使えるだけでなく、リキッド保持力という点でも非常に優秀です。

吸っていて最も目立つ特徴は爆煙であるところ。もちろん巻き方ひとつで変わる部分でもありますが、私の手元にあるファイバーを使うRBAの中では、一発で最も爆煙であると言えるほどの違いです。レビューを書きながら2.1ΩをProVariの3.7Vで吸っていますが、3.2Vへ落としてやっと一般的なRBA程度と感じます。4.2Vにすると辛いのではなく喉越し(スロートヒット)が重量級で頭がクラクラします。

ベストマッチはGP Piccoloとの組み合わせですが、電池が切れるのが早いか、リキッドが切れるのが早いかは言い過ぎですが、そう思うくらいに長持ちしてくれます。

ちょっと褒めすぎな気がするのでマイナス点を並べてみます。

・ツールが特殊なため余計な出費になるかも知れません。
・リキッド補充量を超えると漏れます(当たり前です)

午前4時につき、他に思いつきません(笑

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購入先:vapourart.com Spheroid V2 €85.00

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