SMOK Natural Modレビュー

『SMOK Natural Mod』は精力的に製品を出し続けるSmoketechの新作メカニカルバッテリーMODです。沼田茶舗さんよりサンプル品をお借りすることができましたので、レビューさせていただきます。沼田さんも精力的に新作を販売開始されていますが、その数には脱帽ですね。
なお、Natural Modについては思案中とのことですので、販売されるかどうかはわかりません。レビューへの皆さんの反応によっては売ってくださるかも?
■基本仕様など
「SMOK Natural MOD」は一部のパーツを除き、オールステンレスのフルメカニカルMODです。付属のチューブを組み替えて、18350、18490/18500、18650、さらにKick+18650サイズまで対応しています。販売時にチューブが全て付属するのか、あるいはオプションになるのかは不明です。

まずは基本スペックから
直径 22mm
長さ 18350/77.6mm 18500/92.5mm 18650/108mm 18650+Kick/123mm
重量 18350/76g 18500/88g 18650/97g 18650+Kick/109g

大きさと重さは中国製品には珍しくスリムでも重量があり、存在感はなかなかのものです。18350モードでバッテリーを入れて98.4gというのは、18350としては重い方に位置するLegacy Miniのバッテリー搭載時103.7gとほとんど変わりません。かっこいいけど持ってみたら超チープ、なんてことにはなりません。
Natural ModはGolden Gleekのコピー品、GGノックオフと呼ばれることがありますが、その実サイドボタンの位置意外には機構もサイズも似ているところはほとんどありません。では細部を見ていきます。


トップキャップは510規格。その他のSmoketech製品と同様にeGoスカートのついたクリアマイザーなどの装着が可能です。ただし、これも他と同様ですがスカートの直径が太いKanger T3ははめることができませんでした。写真ではわからないかも知れませんが、510接続部は斜めにカットされた周りよりも1mmほど飛び出しています。これはタンクを装着したときにエアフローが閉じられてしまわないような工夫で、ZMaxでも採用されている方式です。ただ、その分、アトマイザーを付けたときに1mm浮いてしまうので、自由度の上ではやや好みが分かれるところかも知れません。
残念ながらセンターポストは固定式ですが、通電に問題が出るような場面はありませんでした。
ちなみに姉妹品だと思いますが、キャップが斜めではなくストレートなものも存在するようです。こちらはタンクを装着したときにシェイプが美しくなるので、選択肢としてキャップだけ購入できると魅力がぐっと上がるような気がします。

スイッチはサイドにありロック付のメカニカルです。押し心地はやや重たく、グラグラするようなことはありません。18500/18650モードでは感じませんが、18350モードの時には指の位置からやや重たすぎる可能性がありますが、恐らくは慣れの問題です。


バッテリー側はフラットヘッドのスクリューですが、スプリングで上下稼働するようになっているため、回しても高さ調整はできません。また分解するにはセンタポールを下から固定する必要があり、余程のことがない限りは外す前提にはなっていないようです。


ボトムキャップには12個のベントホールがあり、バッテリーにもしものことがあったときには、この穴からガスが排気されます。これを外すとスイッチ部分の構造がわかります。GGTSの場合にはバッテリーキャップにセンタポストがついていますが、Natural Modではバッテリー側のセンタポストがそのまま降りてきています。ここにサイドスイッチが触れることで通電する仕組みです。
比較としてGGTSの同じようなアングルの写真を掲載します。


各種バッテリーへの対応は3本を次のように組み合わせます。
#1 = 18350
#3 = 18500 / 18350+Kick
#1 + #2 = 18650 / 18500+Kick
#2 + #3 = 18650+Kick


少し複雑ですよね。私も最初に少し悩みました。
■まとめ
Smok製品としての出来は非常に高いと言えますが、数あるメカニカルMODと並んだときにはやや劣る部分があるのは否めません。ただし、少なくともNatural Modよりもひどい品質のメカニカルMODがあるのは事実です。価格はいくらになるのかはわかりませんが、恐らく高級MODの半分以下に設定されるとすれば、その費用対効果ではかなりよい製品になると思います。
また最も重要な通電についても、アイディアはコピーしちゃったもののスイッチの具合もよくミスファイアありません。どうせ下がるだろうと計測した電圧の低下もまったくありませんでした。

わずかに残る改善をお願いして欲しい点は
・トップキャップのセンターポストが固定式
・#2、#3のチューブサイズが微妙に異なる
という点で、特に追加チューブの不釣り合いさは長くしたときに特に目立ちます。恐らくチューブサイズの問題ではなく、内部のスレッドが少しずれているのではないかと。是非改善していただきたい部分です。また改善ではありませんが、トップキャップがストレートの方がGenesis好きには受けるのかなとは思います。




<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いします>>
「SMOK Natural MOD」は一部のパーツを除き、オールステンレスのフルメカニカルMODです。付属のチューブを組み替えて、18350、18490/18500、18650、さらにKick+18650サイズまで対応しています。販売時にチューブが全て付属するのか、あるいはオプションになるのかは不明です。

まずは基本スペックから
直径 22mm
長さ 18350/77.6mm 18500/92.5mm 18650/108mm 18650+Kick/123mm
重量 18350/76g 18500/88g 18650/97g 18650+Kick/109g

大きさと重さは中国製品には珍しくスリムでも重量があり、存在感はなかなかのものです。18350モードでバッテリーを入れて98.4gというのは、18350としては重い方に位置するLegacy Miniのバッテリー搭載時103.7gとほとんど変わりません。かっこいいけど持ってみたら超チープ、なんてことにはなりません。
Natural ModはGolden Gleekのコピー品、GGノックオフと呼ばれることがありますが、その実サイドボタンの位置意外には機構もサイズも似ているところはほとんどありません。では細部を見ていきます。


トップキャップは510規格。その他のSmoketech製品と同様にeGoスカートのついたクリアマイザーなどの装着が可能です。ただし、これも他と同様ですがスカートの直径が太いKanger T3ははめることができませんでした。写真ではわからないかも知れませんが、510接続部は斜めにカットされた周りよりも1mmほど飛び出しています。これはタンクを装着したときにエアフローが閉じられてしまわないような工夫で、ZMaxでも採用されている方式です。ただ、その分、アトマイザーを付けたときに1mm浮いてしまうので、自由度の上ではやや好みが分かれるところかも知れません。
残念ながらセンターポストは固定式ですが、通電に問題が出るような場面はありませんでした。
ちなみに姉妹品だと思いますが、キャップが斜めではなくストレートなものも存在するようです。こちらはタンクを装着したときにシェイプが美しくなるので、選択肢としてキャップだけ購入できると魅力がぐっと上がるような気がします。

スイッチはサイドにありロック付のメカニカルです。押し心地はやや重たく、グラグラするようなことはありません。18500/18650モードでは感じませんが、18350モードの時には指の位置からやや重たすぎる可能性がありますが、恐らくは慣れの問題です。


バッテリー側はフラットヘッドのスクリューですが、スプリングで上下稼働するようになっているため、回しても高さ調整はできません。また分解するにはセンタポールを下から固定する必要があり、余程のことがない限りは外す前提にはなっていないようです。


ボトムキャップには12個のベントホールがあり、バッテリーにもしものことがあったときには、この穴からガスが排気されます。これを外すとスイッチ部分の構造がわかります。GGTSの場合にはバッテリーキャップにセンタポストがついていますが、Natural Modではバッテリー側のセンタポストがそのまま降りてきています。ここにサイドスイッチが触れることで通電する仕組みです。
比較としてGGTSの同じようなアングルの写真を掲載します。


各種バッテリーへの対応は3本を次のように組み合わせます。
#1 = 18350
#3 = 18500 / 18350+Kick
#1 + #2 = 18650 / 18500+Kick
#2 + #3 = 18650+Kick


少し複雑ですよね。私も最初に少し悩みました。
■まとめ
Smok製品としての出来は非常に高いと言えますが、数あるメカニカルMODと並んだときにはやや劣る部分があるのは否めません。ただし、少なくともNatural Modよりもひどい品質のメカニカルMODがあるのは事実です。価格はいくらになるのかはわかりませんが、恐らく高級MODの半分以下に設定されるとすれば、その費用対効果ではかなりよい製品になると思います。
また最も重要な通電についても、アイディアはコピーしちゃったもののスイッチの具合もよくミスファイアありません。どうせ下がるだろうと計測した電圧の低下もまったくありませんでした。

わずかに残る改善をお願いして欲しい点は
・トップキャップのセンターポストが固定式
・#2、#3のチューブサイズが微妙に異なる
という点で、特に追加チューブの不釣り合いさは長くしたときに特に目立ちます。恐らくチューブサイズの問題ではなく、内部のスレッドが少しずれているのではないかと。是非改善していただきたい部分です。また改善ではありませんが、トップキャップがストレートの方がGenesis好きには受けるのかなとは思います。




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