QZI Minigenesisレビュー

『QZI Minigenesis』は、ハンガリーのハンドメイドMODメーカー「QZI Mods」の手掛ける小型Genesisです。QZI ModはGenesis以外にも、バッテリーMODからドリップチップまでを手掛けていますが、日本ではほぼ知られていない製品かも知れません。Genesis製品には珍しく、eGoスカートを持つタンクアトマイザーです。
ハンガリー国内だけでなく、今後北米での販売も視野にあるようですが、今のところは直接ModderのEagle Talon(Tommy)さんへメールを送って購入するか、Facebookでも購入を受け付けているようです。非常にレスポンスのよい方で、JPVにもアカウントを作成してご連絡をいただいたりしています。

■基本仕様など
基本スペックは以下の通りです。
直径 16mm(スカートは14mmへ絞られる)
長さ 69mm
重さ 45g
材質 ステンレス(アルミも選べます)
タンク 2ml(プレクシグラス肉厚2mm)
ドリップチップ付属(Delrin)
eGoバッテリーに乗せるには、45gが多少重たい感じはしますが、購入時にはeGoスカートではなく、通常の510スレッドでも注文を受けてもらえるようです。(本当は510スレッドをお願いしたのですが、届いたのがeGoスカート付だったのは内緒です。注文したのが12月の頭、入手までの時間を考えるともうこのままでいいかなーとか思ってます。)



アトマイザー部分が少し見慣れない配置になっていますが、センターポールをそのままポジティブ電極にするのではなく、少しずらして設置。これをワイヤーで接続するという方法を採っています。この理由は恐らくセンタポールが中心にくるとウィックホールを充分な大きさにできないからだと考えられます。
これにより1.9mmの肉厚のトップキャップ内に2.7mm程度のウィックホールを確保しています。また、トップキャップのエアホールを合せる必要があるため、キャップは2本のオーリングで固定する方式です。


ぱっと見に、これまでのGenesisと配置が違うため迷いますが、スクリューのひとつはリキッド補充口のフタになっているので、電極は通常通り背の高いものがポジティブ、低いものがネガティブになります。
■セットアップ
QZI Minigenesisはセットアップ済みで届きます。1.8Ωできれいにセットアップされていましたが、何かプライマーのような液体の臭いが結構すごかったため、これを試さずに自分で巻きました。特に気をつけなければならないようなこともなく、ドライバー1本で完了。30ゲージで巻いて通電すると1.2Ωでした。

■まとめ
全体的に短いレビューとなってしまいましたが、特筆すべきことはそれほどありません。品質は非常に高く、アクリル樹脂のタンクも肉厚と合わさって、全体的に非常に堅牢です。セットアップ後の吸い心地は非常に快適で、この2日ほどレビューもあってファイバーのリビルダブルを吸っていたためか、Genesisが非常に美味しく感じます。
少しひいき目が入っている可能性がありますが、eGo用スカートはあっても高度に完成されたGenesisです。ミストの濃さはmini DIDの上を行っているのではないかと思います。そのせいか、2mlの容量をあっという間に吸ってしまいました。
スタイルは好みが分かれるところだと思いますが、フレーバーやGenesisの性能については太鼓判です。





購入先:qzimods.hu QZI Minigenesis ステンレス$80.00 アルミニウム $65.00
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