Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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Innokin iTaste MVPレビュー

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iTaste MVP』は精力的に新製品を開発し続ける中国メーカー「Innnokin」のバッテリーMODです。発売は去年でしたが、今さらながら購入してみましたのでハンズオンレビューをしてみたいと思います。また、そんなタイミングでちょうど沼田茶舗さんからも本体をお貸しいただく機会があり、こちらも合わせて写真をアップしていきたいと思います。

■基本仕様など

iTaste MVP』は比較的珍しいバッテリーMOD。コピー品の多い中国メーカーの中でオリジナルを開発し続けるInnokinならではの機能が詰め込まれています。

サイズ: 41x22x107mm
重さ:149g
バッテリー容量: 2600mAh
可変電圧: 3.3~5.0V
Amp上限: 3amp
供給電力: 1A

iTaste MVP』は大容量の電圧可変のバッテリーMODとしてだけではなく、大きな特徴として周辺機器への電力供給があります。外出時に電池が切れてしまったときに困るのはスマートフォンも電子タバコも同じこと。その両方の状況に対して役立てるモバイルバッテリーMODなのです。

それでは各機能をみていきます。


■形状その他

Reoのようなボトムフィーダーではないですが形状はまさにボックスMOD。大きすぎない本体は重量がそこそこあるので持っていて高級感があります。スイッチの場所はできればサイドやトップの方が持ちやすい気がしますが、適度なクリック感もあり押しやすく扱いやすいです。

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ボトムには入出力それぞれのUSBポート、そして電源供給時のスイッチ並びますが、このON/OFFスイッチが少しだけ底辺から飛び出しています。そのため倒れるわけではありませんが、本体を立てたときにほんのわずかにぐらついているのが気になります。もしかすると個体差なのかも知れませんが、手元の2台はいずれも同じです。

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アトマイザーの接続部はeGoスレッドになっていて、eGoスカートを持つクリアマイザーやアトマイザーがネイティブに接続できます。ひとつ注意が必要なのはロットによってeGoコネクタの形状にやや差があるようで、コネクタにネジスレッドがあるものとないものが混在しています。このスレッドがないものについてはKanger T2、T3の接続ができない仕様となっていて、どうしても使いたい場合にはスレッド付きのものを見つけるか、あるいは510-eGoアダプターを乗せるしかありません。

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Vivi Novaなどの510接続のアトマイザーの乗せるときには、頭でっかちになるのを防ぐためのスリーブが付属します。スリーブの端は若干本体からはみ出しますが、横にして置くわけではないので気になりません。またスリーブ自体にエアホールが開いているので、例えばVivi Novaなどを完全にフラッシュに接続してもエアドローはしっかりと確保されています。なんでもないリングですが、これがあることで一気に乗せるアトマイザーの選択肢が増えます。

またスリープはそれ自体がネジスレッドをもってコネクタへ固定できますので、eGoスカートを持つクリアマイザーを装着するときにもスリーブをそのままつけておくことも可能です。

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ちなみに検索してみるとeGoではなくフラットにした510接続を持つMVPというものが一件だけ見つかるのですが、実際に販売されているのをみたことがないので、どうなっているのかは謎です。もちろんInnokin側にはそのような製品はありませんでした。


■電源関連

バッテリー容量の2600mAhは電子タバコとしてはIMR18650を越え、ほぼ丸一日を過ぎても動作できる容量です。また、例えばiPhone 5であれば電池容量は1440mAhですので、緊急時には充分な容量だと思われます。

使用されているバッテリーは高分子ポリマーを用いたリチウムポリマー。内部には直列された2200mAhのバッテリーが2本内蔵されていますがなぜ2600mAhなのか。

この謎が海外フォーラムなどでも話題になっていますが、Innokinからの正式回答として、「容量は正確に2600mAh。電子的な可変電圧のため15%の電力が犠牲となるため2200mAhと表記されている」と納得のいかないコメントが出ています。確かに高い電圧を落とす制御を行っているレギュレータでは、電力の一部が無駄になるのは間違いないです。ただ、なので電池に15%割り引いた容量を書くのもおかしな話なのですけども。

そんな経緯もあって結果容量がよくわからないわけですが、可変電圧なのだから2200mAh相当ということになるのではと思います。そして少なくとも普通に使っていれば1日使い続けても心配することはないと思います。人によっては2日持つこともあると思いますので。

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充電は付属のマルチケーブルで行いますが、MVP本体側のコネクタはMicro-BタイプのUSBを使用します。充電中にはスイッチ周りのLEDが点灯して状態を知らせますが、赤LEDはパススルーがまだできない状態、緑LEDはパススルーが可能な状態を示します。つまり、緑LEDになっても満充電を表しているわけではないので注意が必要です。(満充電になるとLEDが消灯します)

主電源は通電ボタンを3回連続で押すことでオン/オフになります。ただしパススルー使用時は3回クリックは使用できず常時主電源がオンの状態です。通電時には充電中のLEDを使って電池の残量を表示します。

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モバイルバッテリーとして使用するときには、付属のケーブルを今度は本体下の標準USBコネクターへ接続、供給したい周辺機器へつなぎます。ボトムにあるON/OFFボタンをオンにすれば供給が開始されます。供給するとき以外は常にオフにしておきます。

供給電力は1Aですのでほとんどのスマフォは問題なく充電できますが、iPadのように2Aを必要とする機器には使用できません。付属ケーブルにはMicro-A、Micro-B、AppleコネクタがありますがApple製品としては旧iPhoneとiPodが対象となります。

残念ながらiPhone 5からはLightningコネクタになってしまっていますので、その場合には写真のような変換コネクタをひとつ用意しておくと便利かも知れません。メーカーでは推奨していないと思いますが、もちろん一般的なLightningケーブルがあれば、それでも充電は可能です。

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■可変電圧

電圧の設定は本体のサイドにあるボタンを使って行います。iTaste VVと同様にミラーフィニッシュのディスプレイに設定が表示されます。

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「+」「-」どちらかのボタンを一回押すと、おなじみのパフカウンターが表示され、1秒ほどすると現在の電圧設定が表示されます。「+」「-」を使って0.1V刻みで3.3~5.0Vまでの範囲で設定が可能です。

残念ながら両方押しでの電圧ロックや抵抗値表示などの機能はなく、今時のファンシーな可変電圧MODとしてはシンプルすぎることに対して意見が分かれるところだと思います。

パフカウンターの表示が終わるのを待つ1秒が邪魔には感じるのですが、電圧ロックがないことを考えると誤って押してしまったときに電圧が変化する代わりにパフ数が表示されることで、ある意味プロテクションにはなっているのかも知れません。


そして出力をそのまま測定をしてみたのが下のグラフです。
波形はフラットでパルス制御ではないことがわかりますね。

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PWMではないので通常通り平均のVoltageを使ってそれぞれの抵抗値で計測してみます。結果としてはご覧のように、かなりよい成績になっていて、アトマイザー未装着のときの電圧はほぼ申告通りです。

公表されている上限値の3ampもほぼ正確で、1.5Ω4.5V付近で上限にぶつかっているのがわかります。グラフ全体を引き気味にみてみると、赤い棒の設定値に対して3種類のアトマイザーの棒が比較的近くにいるのがエライところです。電圧が6Vであればもう少しバラついてくると思うのですが、2.0~3.0Ωのコイルで5Vまでであれば充分使用に耐えるどころか、PWMではないリニア電圧を安定して出してくれることを意味します。これは結構驚きです。

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■まとめ

iTaste MVPをしばらく使用してみて感じたのは、製品価値としては2つの捉え方があるなということです。まずクリアマイザーにしろリビルダブルアトマイザーにしろ、2.0Ωを常用する方であれば、TwistやeGoバッテリーを遙かに凌ぐ大容量が手中に収まります。ジーンズのポケットに入れるにはアトマ部分がはみ出して危険ですが、メインのバッテリーとして可変電圧の供給性能が非常に高く、さらに予備のバッテリーを持ち歩く必要がありません。ボックスなことからデスクワーク中にも倒れる心配もなく、信頼をもってMVP一台で一日過ごせます。

もうひとつの用途は、外出時のモバイル機器への電源供給と大容量のeGoバッテリーであることです。そしてバッグにeGo用充電アダプターと一緒に入れておけば、PCCのようにTwistなどのeGoバッテリーを充電することも可能なわけです。つまり、出張時にはMVPとTwist、あるいはSpinnerを持っていけば充分事が足りる可能性があります。

Genesis用には3amp上限がやや力不足ですが、シングルウィックで2Ω以上で巻けばもちろん吸えます。特に出生時であればミニタイプのGenesisを持って行くのはありかも知れませんね。

性能においてこれほどの信頼度が高い製品とは思っていませんでしたが、それに加えて重量やつくりの面においてもチープさはなく、材質はフルメタルで高級感があります。価格面でも高級MODの半分、あるいは1/3で購入できる価格帯ですので、もしまだお持ちでなければ、緊急用の意味も込めて購入してひとつ手元においておくべきMODだと思います。

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購入先: 沼田茶舗 6,980円(内税)

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