Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
10


Rambleプロトタイプレビュー

P1050533.jpg


Ramble』は日本人ModderのTaro氏によって開発された日本初のバッテリーMODです。

今回、直接ご本人にお会いして色々とお話を聞かせていただき、本レビューのためにプロトタイプをお借りすることができました。どんなModderさんなのだろうと皆さん興味津々と思いますが、そのあたりも含めて詳細レビューをさせていただきます。

■基本仕様など

Ramble』の基本仕様は以下の通りです。
ただし現段階では試作品のため製品版では名称を含めて仕様が変更となる可能性があります。

P1050516.jpg
P1050518.jpg
P1050519.jpg

 直径: 23mm
 高さ: 70.5mm~100.5mm(18350~18650)
 重さ: 51.2g(プロトタイプのみ)
 材質: アルミニウム(製品版はステンレス予定)
 電極: ブラス
 スイッチ: ロックリング付ボトムスイッチ
 テレスコピック: 18350~18490、エクステンションを付けて18650
 その他: Kick対応

Ramble」はボディが23mmのフルサイズバッテリーMOD。テレスコピック機能により3種類のバッテリーとKickに対応して、ヘビーユーザーの求めるあらゆる機能がほぼ組み込まれています。

分解してみると外観のシンプルさとは別に、ワッシャーなども含みパーツ数は全部で15個とある程度の数があります。また製品版では電極ピンに規定位置を決めるため、シリコンワッシャーを組み込むかどうかを検討中とのことで、今後パース数が変更される可能性があります。

それでは早速、日本製ならではの加工品質はもちろんのこと、Taro氏のこだわりが光る部分をみていきましょう。

P1050502.jpg


■トップキャップ

アトマイザーを接続するトップキャップには4本のスリットが切られていて、接続部からエアフローを必要とするタンクなどへ対応しています。ドリップウェルの溝は4mmでやや深さがあるように見えますが、実際の使用テストに基づき実用的な4mmを決定したこのことです。

P1050497.jpg
P1050476.jpg

トップキャップの裏にはRambleの特徴のひとつとして非常に大きな面積を持つブラス製の電極ピンがあります。絶縁体はシリコンではなくDerlin製と思われますが、それ自体にネジスレッドが切られているので、ピンを指で簡単に回すことができてポジティブ電極の上下が可能になっています。

P1050471.jpg
P1050474.jpg

この大きさはもちろん通電性の配慮も完璧ですが、クリーニングのしやすさと指で電極の上下を簡単に行えるというストレスフリーを実現しています。1mmほど隙間を空けることで標準的な510接続の高さになるよう設計されていますが、GP Piccolo V3などと同様にアトマイザーを装着してから電極が接触するまで指でピンを調整する方法で接触の心配をする必要が皆無です。またDelrinパーツ自体もネジスレッドで固定されていますので、もしスレッドが消耗で潰れてしまった場合の交換も簡単に行えます。

P1050499.jpg

Taro氏によれば、キャップの裏側はプロトタイプではそのままソリッドですが、製品版では軽量化を念頭に表側と同様に4mmの溝が設けられるとのことでした。


■スイッチ

基本構造はDelrinリングで絶縁されたバッテリーのネガティブに、下から電極ピンを押し上げることで通電させます。またロックリングを下げることでピンの押し上げをロックします。

ボトムスイッチはを分解すると以下のパーツになりますが、分解はDelrinリングを持ち上げて外し、その下にあるEリングをロック掛っていない状態で細いマイナスドライバーなどを使ってテコの原理で引っかければ外れます。あとは裏にある星形のネジをトルクスドライバーのT8で外せば分解できます。

P1050477.jpg
P1050478.jpg
P1050488.jpg
P1050482.jpg

スイッチの押し心地は非常に小刻みがよく、押しボタン自体が中空ではないソリッドなため、押下の度に通電していることが指から接触感がきちんと伝わります。またボタンの端など、どこを押しても確実に通電することを確認しました。

幅広のスイッチ(19mm)はデスクに置いても安定があります。またロックを外してデスクに置いても60gまでは通電しないよう設計されています。Taro氏によれば、こだわったスプリングの選定にあるそうで、最終的に選んだリン青銅製のスプリングによって、この押し心地が実現されています。なお、電極ピンは固定となります。

P1050469.jpg

実はスイッチの分解時、ネジを飛ばしてしまった結果、組み立てるときのスプリングの位置がわからなくなり、試行錯誤の結果どうもうまく機能しなくなり、Taro氏へ問い合わせてお聞きしました。お恥ずかしながらまったく私の勘違いでとんでもない箇所にネジを置いていたためそのような状態だったのです。嫌みのひとつでももらってもおかしくない状況のなか、すんなりと気づかせて下さったTaro氏に感謝です。私、焦るとダメなんですよねw 本当にスミマセン。

P1050509.jpg
P1050510.jpg
P1050511.jpg
P1050512.jpg
P1050513.jpg
P1050514.jpg
P1050515.jpg


■チューブ

チューブは3つのパーツから構成されています。うち2本はテレスコピックを構成するもの、もう1本は18650に対応するためのエクステンションです。チューブ上部にはガス抜きの穴が4つ空けられていて最短の18350運用時でも開口部は確保されています。

P1050496.jpgP1050508.jpg

もちろんKickにも対応していて、Taro氏にお会いしたときにもKickが仕込まれていました。Kickの差し込みは非常にスムーズで座りの安定感もあります。例えば18490で運用中に気分を変えて、Kickを入れたエクステンションを装着するといった使い方も可能ですね。

P1050520.jpg
P1050521.jpg

ここでのこだわりポイントは、テレスコチューブのスレッド幅です。本来はエクステを使用せずとも18350~18650までのサイズにも対応可能な設計も可能なところ、ネガティブを伝えるチューブの通電性を最大限確保するためにこの設計となっています。

P1050503.jpg

チューブにはもうひとつのこだわりが隠されています。Taro氏もGGTSユーザーとのことで、Rambleのチューブはステンレス製GGTSのスレッドに一致しています。これが意味するところはつまり、DVGのようなGGTSに対応したアトマイザーをGGのRethreder Ringを使って直接Rambleに搭載することができてしまいます。

また、Rethrederを使わずにGGTSのボトムチューブにRambleのチューブとトップキャップを乗せることが可能です。GGTSを持っているけどもStealthを持ってないという方であれば似たようなことが可能になるというわけです。ただし、Rambleのトップキャップだけを乗せた場合はチューブのガス抜き穴がなくなり、代わりにGGTSのボトムチューブのガス抜きが機能します。

少々マニアックな使い方ですが、GGTSをお持ちの方は組み合わせで色々と世界が広がりますね。

P1050526.jpg
P10505232.jpg
P1050528.jpg
P1050531.jpg


■電圧測定

電圧可変でもないのに電圧測定とはこれいかに。

ご存じの方がほとんどだとは思いますが、メカニカルMODの世界では電圧低下ということをよく耳にします。これはMOD本体や電極の材質、そして構造によって負荷抵抗が上がってバッテリー本来の電圧を出せないことがある状態です。と信じられている情報が多く存在します。しかしながら、ほとんどのケースでこれは間違いであることが多いです。

まず、アトマイザーを乗せたまま電圧低下を比較していること、もちろん乗せるコイルの抵抗値まったく変わってしまうは誰でも理解できると思いますが、低抵抗値と高抵抗値のコイルでも電圧低下は大きく異なります。これにバッテリーの力も加わって、IMRとICRでも計測値が変わってしまいますので、アトマイザーを付けた状態で電圧低下を計測すること自体がほぼ意味を持ちません。

例えば、同じ残量4.0Vのバッテリーに1.9Ωと0.9Ωのコイルを使った場合、1.9Ωによる電圧低下は0.2V、0.9Ωでは電圧低下は0.4Vになります。

ということなので、メカニカルMODの電圧低下を測定するならアトマイザーを付けずにオープン端子間での電圧を測定します。どのMODでも0.1~0.2V程度の低下は起きるものですが、もしこの時点で0.5Vともなれば電圧低下が大きいと言っても問題ないかと思います。

Rambleの電圧低下を測定します。スイッチと電極の構造、そして造りの精度もあり以下のように同じ電池で電圧低下は見られませんでした。

P1050544.jpg
P1050543.jpg


■試用

ここまでの説明でお分かりの通り、電圧低下もなく、優れた設計と日本製の品質からは、もちろんアウトプットが素晴らしいとしか説明のしようがありません。

ボトムススイッチの操作感はお伝えした通り、軽すぎず重すぎることも大変心地よく機能します。人は不思議なもので強く押した方が電圧が高くなるのではないかと思ってしまうもので、メカニカルで残電圧の低いバッテリーを使うときに、なぜか強く押してしまいますよね。ただあれは、ミスファイアの起きやすいMODで接触を少しでも高めようと無意識に強く押しているのだと思います。

Rambleは一切そんなことを全く気にする必要もなくミスファイアとは無縁です。電極は確実に接触しているのでもし煙量が減ってきたならば自然とバッテリー残量が少ないのだなと分からせてくれます。これは加工精度の高いMODい共通していることだと思うのです。

例えば、廉価なクローンMODを使っているときには、この強く押してしまう傾向が強くあり、逆に品質が非常に高いSuper-TのPrecise Plusを使っているときならば、電圧が減ってきたとしてもスイッチを強く押す人は少ないと主脳です。これが高品質ということだと思うのですが、Rambleはそういった高級MODと同等の感覚を安心感として提供してくれます。

ここまでくれば超高級なデザインと共に超高額な設定で販売されてもおかしくないと思いますが、Taro氏はこれを断固否定します。いつでも手軽に手に入ることが第一条件、磨いて飾っておくのではなくいつも持ち歩ける手軽さを提供するのが『Ramble』です。

100%ポジティブなコメントだけだと逆に気持ちが悪いですから、あえてネガティブ面も捻り出してみます。

トップキャップの電極ですが、Derlinの絶縁体にブラスピンをスレッドを回して入れるようになっていますが、やはり長期運用で、すりへ減ってくる部分です。同様の構造としてGGクローンのADAMがありますが、別のGGクローンのEA MODの場合にはDelrinにスレッドがなく、単に穴に押しこむ形になっています。

この利点はアトマイザーを付け替えるときにキャップを外して裏からスレッドを調整する必要がなく、キャップを付けたままでアトマイザー側、バッテリー側ともに上下調節が可能なことです。ここは好みの問題でもあるのと、Rambleでも逆にスレッドがすり減ってくれば同じことになるので二度おいしいねという考え方もできないことはないですが。

次にこれはネガティブではなく祈りでもあるのですが、ロックリングがスイッチ本体と同じ方向にスレッドが切られているため、ロックを掛けようと回したときに、スイッチ本体を回してしまう可能性があります。

Taro氏によればスレッド品質としてスイッチはしっかりと固定されるので、ロックリングだけがうまく回ってくれるとのことですが、プロトタイプの柔らかいアルミニウムからステンレスとなったとき、どこまでしっかりした固定が実現されるのかがポイントです。これがうまくいくようであれば、ほとんどネガティブな要素は感じません。


■まとめ

日本初のバッテリーMOD『Ramble』。そう書いてしまえば簡単なのですが、MOD作成には多くの知識と経験、そしてセンスが必要となります。Taro氏とお話しできたのはわずか数時間ではありますが、これらすべての要素を兼ね備えていらっしゃるのはもちろんのこと、加えて「謙虚さ」と「頑固さ」をお持ちの正真正銘のModderさんだと感じました。YAMAさんに通じるものがありますね。

私からの真夜中のメール質問にも関わらず、即座に快くお答えいただき、必要なら電話しますよ!と仰っていただけたことに大変感謝しています。Taro氏にお会いになって嫌いになる方はいないだろうと思える大変魅力的な人でもあります。

「Ramble」を制作なさった背景には、様々なMODをお使いの上でよりよい機能を確実にしたいという気持ち、そしてGGのように超高級なものではなく、いつでも手頃な価格でショップから入手できる環境をも同時に実現したいというコンセプト。まだとても小さく力の弱い日本の電子たばこコミュニティではありますが、世界に発信できるクオリティを引っ提げて強力なModderさんが登場したことが一番うれしいです。もちろん自分も愛用機として使わせていただけるよう、正座して発売を待ちたいと思います。

P1050538.jpg
P1050535.jpg
P1050536.jpg
P1050537.jpg
P1050534.jpg

購入先: 日本では以下のショップより販売が予定されています。

VaporCone Nexmoke エコイズム

NexmokeのまっさーさんによるRamble動画



<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いいたします>>
関連記事

テーマ : 実用・役に立つ話    ジャンル : 趣味・実用

  • Response: Comment 3   Trackback 0

  • Comments

    管理人のみ閲覧できます
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    管理人のみ閲覧できます
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    管理人のみ閲覧できます
    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    Leave a Comment


    Body

    スポンサードリンク

    禁煙


    About this Blog

    Gabish

    Author:Gabish

    とりあえず試してみることにした!という方へ
    電子タバコを
    始めるための
    基本的な情報
    ここをクリック

    About this Blog (English)



    Sponsored Link