Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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NZonic V3レビュー

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Nzonic V3』はフィリピンのMODメーカー「Madz Modz」によるフルメカニカルなバッテリーMODです。数あるフィリピン製MODの中でもブランド力があり、また入手性の良さから欧米でも人気の高い製品です。

先日レビューしたImmortalizerと一緒に購入できたので早速レビューさせていただきます。

■基本仕様など

直径 22mm
長さ 76mm~133mm(18350~18650+Kick)
重量 106.7g / 111.6g
材質 ステンレス/ブラス/カッパー

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サイズは22mmと標準的なフルサイズですが、テレスコピックは18350-18500用、18500-18650用に分かれています。1本のチューブで18650までに対応するのではなく、2本に分けて長い方のチューブで18650+Kickまで対応できるようにした設計にまず好感が持てました。実際のところ18650+Kickに対応したMODはそれほど多くなく、あっても大抵は別売りのエクステンションが必要になります。

もちろん全長が相当長くなりますので実用面では好みは分かれるところですが、KickのVWで相当電池消費が短くなるところを18650でカバーしたくなります。家では電池交換も簡単ですが、私はこの長い状態で持ち歩いたりしています。

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<<V1~V3の違い>>

V3しか持っていないので調べてみたところ、基本構造に差はなく材質のみの差であることが分かりました。また怪情報としてはV3だけど一部材質の異なるもの(シルバープレートピン)が出回っているとのこと。

V1はステンレスのマット仕上げ、V2がポリッシュ仕上げとロゴ追加、そしてV3がステンレスのヘアライン仕上げと
一部ブラス製のようです。またV4はサンドブラストにる仕上げに変更になるようです。仕上げの差であればバージョンを上げない方が、先入観でV4が出ているなかでV2を買おうという人が少なくなる気がします。

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<<トップキャップ>>

まず目を引くのがトップキャップのドリップウェルです。ただしウェルと言うほどの深さはなく、漏れを防止するものというよりは、中心部にあるエアフローのためのスリットを助ける役目になっています。主にはデザイン上入れたかったものだとは思いますが、17mm程度のボトムエアフローを必要とするアトマイザー、例えばMini Vivi Novaなどでは有効でしたが、フルサイズのVivi Novaではほぼ機能しませんでした。そのためキャップにエアホールのあるGenesisやRBAを想定していることになります。

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ウェルのデザインは独立当時にスペインと戦った8州を表す国旗の太陽をあしらったもので、ピノイらしいデザインになっています。

510接続のセンターピンは99.9%のカッパー製で、フローティングピンと呼ばれる構造。Rambleのレビュー時にも書きましたが、EA MODのようにフローティングしていると、トップキャップを外さなくてもアトマイザーの接触と、バッテリーの接続を100%にした状態で、アトマイザーをキャップにフラッシュに、つまりキャップとの隙間を無くした状態で乗せることができます。これは誰にも大変扱いやすい設計です。

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<<エアホール>>

トップチューブに1個、スイッチに3個の穴が開けられています。

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<<テレスコピックチューブ>>

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「18350~18500」と「18500~18650+Kick」までの2本が付属します。チューブの肉厚が非常に薄く、全体のサイズが22mmで収まっているのはなかなかだと思います。その分チューブは体重などが掛れば曲がってしまいそうではあります。AtomizooのRollerも同様にビックリするほど肉厚が薄いのですが、あちらは全体的に薄くなっていてMOD全体の印象が繊細なのに対し、Nzonicはトップとボトムチューブがいずれも重厚な造りになっているため、全体的なイメージは無骨で男っぽさを持っています。

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チューブの内径は18.5mm以下でKick対応とは言ってもかなりギチギチになります。Kickの個体差によっては入らない場合があるかも知れませんので、その点は少し注意です。

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<<スイッチ>>

「Nzonic」のスイッチは、マグネットの反発を利用したZenesisDiabloなどに近い構造のボトムスイッチですが、上側のマグネットは実質チューブに固定されていますので、ボトムスイッチのパーツとしては4パーツとしては少なく単純です。

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ブラス製のスイッチボタンには「MADZ MODZ」のロゴとシリアル番号のほかに、中心にスワロフスキーのクリスタルがはまっています。中心にあるネジの目隠しと同時にちょっとしたおしゃれを演出しているのは、なかなか味があっていいイメージです。

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押し心地などもよくできていて、ここまでは非常によいMODだという感触なのですが、分解をしてみて「何故そうなった???」と言える部分が出てきました。

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まず、これは私の手元に届いたNzonicだけに起きている問題のような気もしないでもないのですが、クリスタル見ても分からないほど微妙に飛び出していて、ロックリングの位置に関わらずデスクに置いたときにMODが真っ直ぐ立ちません。指でMODに触れるとぐらぐらとします。販売元へはこれが仕様じゃないなら交換をしてねとお願いしているところですが、今のところ返答待ちです。

また、購入先とは異なりますがショップで見つけた画像をみると、このクリスタルの位置がものによって飛び出していたり、そうでもない状態があるのが見受けられるので、個体差で運がよければ大丈夫ということかも知れません。

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もうひとつ問題があります。スイッチのボタンを内部で止めているパーツがありますが、このパーツをどこまで締めるかでスイッチを押し込むストロークが決まります。ちょうど良い状態ではピンセットが回ってしまうくらい緩いため、ボトムスイッチをぐるぐる回しているうちに緩んできて、ストロークがどんどん長くなって最後には外れてしまいます。内部のストッパーパーツをしっかりと締めればよいのですが、これを締めてしまうと今度は電極が飛び出しすぎて通電しっぱなしになり、またスイッチのハウジングとチューブに隙間が開いてしまうのです。

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つまり、常にボタンが外れる可能性を秘めた状態になるだけでなく、ストロークが長くなった状態ではMODがグラグラしてしまいます。これにクリスタルの飛び出しが合わさると、かなりの頻度でデスクに置いたMODが倒れるということになり、私の持っているMODの中でも倒れやすいMODトップ3に入るのではないかと思えるほどです。

これを解決する方法はあります。スイッチではなくチューブ側の電極の位置を変えることです。写真のようにチューブから電極を抜きますが、最初にテレスコピックのチューブを奥まで差し込んでDerlinが固定されるようにしてください。この状態で逆さまにしたチューブの電極部分をに棒などを当てて上からカナヅチで叩くことで電極のみが外せます。

電極の位置が下がり過ぎてスイッチと接触してしまう問題なので、電極にワッシャーかオーリングをはめてDerlinパーツで引っかかるようにします。電極を戻すとこのような感じです。

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これで問題のうち一つが解決しますので、クリスタルの位置が運がよい状態であればスイッチ周りの不満は解消できると思います。


■電圧測定

巣の状態で4.19Vのバッテリーを仕込んだ結果は、そのまま4.19Vでした。
負荷無しの状態での電圧低下はありません。


■まとめ

Nzonicは、テレスコピック、マグネティックスイッチ、フローティングピン、デザイン性など、ポジティブな要素が多いMODであることは間違いありません。機能面とデザイン性を合わせ持つ高級なMODです。価格面でもやや高めの設定には見えますが、フィリピン国内での価格を見る限りはそれほど高いとも言えないので、中国製品にはない優れたバッテリーです。

その一方で気になるのは品質の整合性です。クリスタルの問題もそうですが、私が最も気になったのはスレッドです。ロックリングのスレッドはRambleかと思えるほど優秀なできで、回していて気持ちがよいのです。しかしテレスコチューブと上部チューブのスレッドは締めるということにおいてはしっかり回りやすいのですが、わずかにスレッドが合っていません。

そのためフローティングピンの位置決めをしてしっかりとチューブを締めた状態でも、上部パーツを持つとある程度の遊びがあります。テレスコピックなのだから遊びがあってもいい気はするのですが、その程度が1ミリ程度動くというかなりの遊びです。Smok Naturalの方がましなくらいです。

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高級MODにも匹敵する品質を持ちながら、一部で中華MOD以下の品質という不整合がある。それがNzonic V3です。購入に至るかどうかは、この一部の機能に目を潰れるかどうかだと思います。それがディールブレーカーになるかどうか、そう感じないのであれば、$200に近い価格を支払っても痛い目をみない優れたバッテリーMODであると言えます。

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購入先: www.electronicstix.com N-Zonic V3 by Madz Modz $195.00

<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いいたします>>
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