KeCig K100 Empireクローンレビュー

「KeCig K100」は中国メーカーのKamryによるフルメカニカルバッテリーです。もう2年近く入手できなくなっている米国製でテレスコピック機能を持つEmpire PV Modのクローンとして登場、安価に入手できるためなかなかのヒット作品になっています。
K100を扱う海外のショップは結構多いのですが、日本国内でもエコイズムさんより購入可能です。先日、店長のクロロさんに見せていただき、一発で気に入りました。
■基本仕様など


外径 22/25mm(最小/最大)
高さ 70mm~100mm
重さ 97.3g
接続 510規格
K100にはゴールド、シャンパン、ブルーの3色に加えて、最近では4色の追加と、グリップ部のデザインを変更したK101も発売されてバリエーションが豊富になっています。材質はステンレスではなく恐らくブラスのクロームメッキ、グリップ部はアルミニウム/クロームのコンボです。


またバリエーションによっては写真のようにカラーをマッチさせたカトマイザーカバー(シールドのように見えますがエアホールがなくeGoスレッドで接続するカバーです)とドリップチップが付属する場合と、エコイズムさんのようにカバーとドリップチップがなく、代わりにバッテリーMOD本体とKamry製のVapeSafeのコピーが付属するものがあるようです。ご購入の際には付属品をご確認ください。またVapeSaftyのクローンにはマグネットがついていません。

「K100」を手にして、まず驚くのはその堅牢さです。中国製のクローンと聞くと、振ってカチャカチャと音がするイメージがありますが、各部のつくりは非常によくできていてルーズなところが見あたりません。
重量感もあり、バッテリーの除いて100g近いうえに太さ25mmは存在感が結構あります。18350時には軽いアトマイザーを乗せると重心が下になりますが、太さがあるのでてとも持ちやすくなっています。オリジナルのEmpire PVは持っていませんが重量は42gですので、K100はその倍以上ということになります。
それでは各部を見ていきます。
<<アトマイザー接続部>>
Empire PVは接続が901ですがK100/101は標準的な510規格。さらにeGoスカート用の溝がありますのでKanger T3を除きStardustなどをネイティブに接続可能です。


eGo接続ではコネクタにスリットがあるので問題ありませんが、接続部の外周にはスリットがなくエアの取り込みは内部から行うことになります。例えばVivi Novaを装着した場合タンクとバッテリーの間には隙間がなくなりますので、テレスコチューブとグリップ部にあるエアホールから取り込むようになっています。この使い方をするときにはドローとしてがやや重たく感じるかも知れません。

残念ながらK100/K101ともにセンターピンがロックされているため、アトマイザーによっては隙間ができてしまいます。またピンの素材は不明ですがニッケルかブラスのニッケルメッキだと思われます。特に電圧低下などは計測上ありません。
外れそうに見えてキャップは固定で外れませんので、Kickを仕込むときには裏から差し込む形になります。内径はそれほど厳しくないので出し入れで苦労することはないです。



<<テレスコピック機能>>



18350~18650に対応しているため、Kickを入れる場合には18350+Kick、18500+Kickまでが対応可能です。スレッドは気持ちいいとは言いづらいものがあり、締め付けると金属鳴きを起こしますが、Noaloxを塗布するなどで対応可能です。
<<スイッチ>>
スイッチ部に大きな感動があるわけではありませんが、ボトムスイッチのロック機能はリバーススレッドでした。ON←→OFFと記述されたいるOFF方向にリングを回すとロックが可能です。スプリングはある程度固く、通電させるのが苦痛ということでもなく、ある程度重たいアトマイザーが乗ってもデスクに置いて通電することはありませんでした。



押し心地は悪いどころか、ボタンのどこを押してもしっかりと通電する気持ちよさなのですが、せっかく分解したのでNoaloxを塗っておきます。これでよりスムーズになることを期待。

■試飲とまとめ
重量バランスもそうなのですが、バッテリーMODとしてはテレスコながら大きめになるため、ミニサイズのRBAやカトマイザーでは見た目のバランスはまだしも少し吸いづらいです。上を小さくするのであれば18490以上、あるいは18350であればアトマイザーの外径が大きいものを選択する方が自然に吸えました。
さてと。実はK100を購入した一番のモチベーションはコレだったりします。


Z-Atty-Proは、ProVari専用なため1.0Ω程度で巻く今どきのGenesisセットアップには、ProVariの3.5amp上限が引っかかって使用できないのです。そのためにZ-Attyの出番が減っていたわけなのですが、クロロさんのK100を見た瞬間からこれはいけると確信していました。ProVari専用のZ-Atty-ProはピタリとK100に接続できちゃいます。
特に510エクステンションなども必要なく接続できますので、もしZ-Atty-Proを眠らせている方でしたらK100/K101はお買い得なハイブリッドルックの必須アイテムかと思います。
しかかもK100/Z-Attyともに国内で入手できるという夢のようなお話です。Ramble待ちの方も多いと思いますが、まぁここは言っておきましょう(笑





購入先:
エコイズム K100 4.500円
VaporCone Z-Atty-Pro V2.1 18,800円
<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いいたします>>


外径 22/25mm(最小/最大)
高さ 70mm~100mm
重さ 97.3g
接続 510規格
K100にはゴールド、シャンパン、ブルーの3色に加えて、最近では4色の追加と、グリップ部のデザインを変更したK101も発売されてバリエーションが豊富になっています。材質はステンレスではなく恐らくブラスのクロームメッキ、グリップ部はアルミニウム/クロームのコンボです。


またバリエーションによっては写真のようにカラーをマッチさせたカトマイザーカバー(シールドのように見えますがエアホールがなくeGoスレッドで接続するカバーです)とドリップチップが付属する場合と、エコイズムさんのようにカバーとドリップチップがなく、代わりにバッテリーMOD本体とKamry製のVapeSafeのコピーが付属するものがあるようです。ご購入の際には付属品をご確認ください。またVapeSaftyのクローンにはマグネットがついていません。

「K100」を手にして、まず驚くのはその堅牢さです。中国製のクローンと聞くと、振ってカチャカチャと音がするイメージがありますが、各部のつくりは非常によくできていてルーズなところが見あたりません。
重量感もあり、バッテリーの除いて100g近いうえに太さ25mmは存在感が結構あります。18350時には軽いアトマイザーを乗せると重心が下になりますが、太さがあるのでてとも持ちやすくなっています。オリジナルのEmpire PVは持っていませんが重量は42gですので、K100はその倍以上ということになります。
それでは各部を見ていきます。
<<アトマイザー接続部>>
Empire PVは接続が901ですがK100/101は標準的な510規格。さらにeGoスカート用の溝がありますのでKanger T3を除きStardustなどをネイティブに接続可能です。


eGo接続ではコネクタにスリットがあるので問題ありませんが、接続部の外周にはスリットがなくエアの取り込みは内部から行うことになります。例えばVivi Novaを装着した場合タンクとバッテリーの間には隙間がなくなりますので、テレスコチューブとグリップ部にあるエアホールから取り込むようになっています。この使い方をするときにはドローとしてがやや重たく感じるかも知れません。

残念ながらK100/K101ともにセンターピンがロックされているため、アトマイザーによっては隙間ができてしまいます。またピンの素材は不明ですがニッケルかブラスのニッケルメッキだと思われます。特に電圧低下などは計測上ありません。
外れそうに見えてキャップは固定で外れませんので、Kickを仕込むときには裏から差し込む形になります。内径はそれほど厳しくないので出し入れで苦労することはないです。



<<テレスコピック機能>>



18350~18650に対応しているため、Kickを入れる場合には18350+Kick、18500+Kickまでが対応可能です。スレッドは気持ちいいとは言いづらいものがあり、締め付けると金属鳴きを起こしますが、Noaloxを塗布するなどで対応可能です。
<<スイッチ>>
スイッチ部に大きな感動があるわけではありませんが、ボトムスイッチのロック機能はリバーススレッドでした。ON←→OFFと記述されたいるOFF方向にリングを回すとロックが可能です。スプリングはある程度固く、通電させるのが苦痛ということでもなく、ある程度重たいアトマイザーが乗ってもデスクに置いて通電することはありませんでした。



押し心地は悪いどころか、ボタンのどこを押してもしっかりと通電する気持ちよさなのですが、せっかく分解したのでNoaloxを塗っておきます。これでよりスムーズになることを期待。

■試飲とまとめ
重量バランスもそうなのですが、バッテリーMODとしてはテレスコながら大きめになるため、ミニサイズのRBAやカトマイザーでは見た目のバランスはまだしも少し吸いづらいです。上を小さくするのであれば18490以上、あるいは18350であればアトマイザーの外径が大きいものを選択する方が自然に吸えました。
さてと。実はK100を購入した一番のモチベーションはコレだったりします。


Z-Atty-Proは、ProVari専用なため1.0Ω程度で巻く今どきのGenesisセットアップには、ProVariの3.5amp上限が引っかかって使用できないのです。そのためにZ-Attyの出番が減っていたわけなのですが、クロロさんのK100を見た瞬間からこれはいけると確信していました。ProVari専用のZ-Atty-ProはピタリとK100に接続できちゃいます。
特に510エクステンションなども必要なく接続できますので、もしZ-Atty-Proを眠らせている方でしたらK100/K101はお買い得なハイブリッドルックの必須アイテムかと思います。
しかかもK100/Z-Attyともに国内で入手できるという夢のようなお話です。Ramble待ちの方も多いと思いますが、まぁここは言っておきましょう(笑





購入先:
エコイズム K100 4.500円
VaporCone Z-Atty-Pro V2.1 18,800円
<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いいたします>>