Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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Kayfun Lite Plusレビュー

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Kayfun(ケイファン)と言えばかなりの歴史を持つロシアのMODメーカー。このところの世界的なマイクロコイルの流行もあり、再び注目を浴びています。また精力的に新製品をリリース、クローン製品もあいまって以前よりも大幅に入手がしやすくなっています。

過去にはKayfun Miniなどもレビューしていますが、新しくなったKayfun 3.1ES、そしてクローン製品を受けて高機能になったKayfun Lite Plusをじっくりレビューしてみようと思います。

■基本仕様など

Kayfun Lite Plus

直径 22mm
長さ 52.2mm(DT時74.5mm)
重さ 78g
仕上げ ハーフポリッシュ
タンク容量 4.5ml(ポリカーボネート製クリアタンク付属)
ドリップチップ付属(510)
付属品:オーリングフルセット、スクリュー2種 x2、エアフロースクリュー x1

Kayfunの特徴はImeoのOdysseusやIthakaに代表されるような、リキッド供給コントロールを持つリビルダブルであることです。供給はゼロから全解放までを自由に調節可能、エアフローについても調節が可能です。

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Kayfun Lite Plusがリリースされた経緯ですが、大ブームとなったKayfun 3.1ESが4.5mlのタンク容量を持ちながら、機能面でエアフローコントロールを外して同じタンク容量を維持した、Kayfun Lite(通称KFL)が発売されました。機能の差から2つを使い分ける意味はそれなりにあったのですが、Kayfunのクローン製品であるRussian 91%という製品がリリース、3.1ESとほぼ同等の機能を持ってサイズがKFLと同じという優れものでした。

クローンの方が機能が多く人気が高いという訳の分からない状況のなか、この背景を打破すべくようやく発売されたのが『Kayfun Lite Plus』なのです。こちらはほぼRussianと同等の機能を提供しています。奇しくもクローンの存在によりバージョンアップせざるを得なかったKFL Plusですが、これにより3.1ESとの差別化が薄くなり、結果として3.1ESを購入する理由が減ってしまったというのが今の状況です。

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Kayfun 3.1ESもまだ販売していますので、こちらも選択肢の入るのかというところですが、例えば、GP PAPSスイッチのV1とV2.5では差があるものの、もしV1がV2よりも1cmも長かったら選択する人がいないのではないでしょうか。そういう意味で3.1を購入する意味が薄れているわけですが、Plus版のレビューをしつつ、3.1ESについても紹介していきたいと思います。一部の機能については、やはり3.1ESの方が上を行っています。


<<アトマイザー部>>

Kayfun 3.1ES、Kayfun Lite Plusのアトマイザーは、EternityA7と同様に、センターポールから直接コイルへエア供給するシングルウィック仕様のリビルダブルタイプです。

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アトマイザーデッキは伝統的にDerlin(あるいはジルコン?)で仕切られた金属パーツが小さくまとめられています。チムニーと呼ばれるスレッドの付いたチャンバーを上下させることで、デッキの掘られた溝からリキッドがウィックに浸透します。OdysseusなどのGG製品とは異なり、電極の接続部がアトマイザー内部にあるため、ゼロ抵抗のシルバーワイヤーなどを必要とせずにセットアップが可能です。接続部は少しImmortalizerに似ていますね。基本はSilicaなどのグラスファイバーウィックを使ってセットアップしますが、コットンとマイクロコイルを使ったセットアップももちろん可能です。

3.1ESとの比較では、アトマイザーは同一の構造ですが、エアドローの調節などがやや異なります。下の写真は3.1ESとKFL Plusのベースパーツ。3.1ESには3つの穴があり、左からエアドロー調節用ネジ、エアホール、そしてリキッドチャージ穴が並んでいます。一方KFL Plusではサイドにエアホールのみが存在し、エアドロー調整用のネジとリキッドチャージ穴はベースの底に位置しています。機能自体は変わらないですが、配置が異なること、そしてベース全体の高さがPlusの方が低くなっています。

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<<バッテリーコネクター部>>

バッテリーコネクターは稼働式でネジを開け閉めすることで高さ調節が可能なのですが、実はこの部分がKayfun Lite Plusの一番の弱点でもあります。写真のように510のポジティブポストがそのままアトマイザーデッキまで連動しているため、コネクター側を緩めるとアトマイザーパーツも同時に緩むことになります。

つまり、セットアップ後にこのポストは調整不可。もし動かしてしまうとアトマイザー部分でショートを起こしたり、まったく通電しなくなる可能性もあります。危険なことにもなりかねないのでセットアップ後はネジを触らない方が無難です。

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一方、3.1ESはコネクタのネジ自体が独立しているため、アトマイザーに影響を与えることなくいつでもバッテリー側のネジを使って調節が可能です。実は、この部分がRussian 91%でも同様にパーツが独立しているため、設計という点においてはクローンに軍配が上がるということになります。



<<タンク部>>

タンクの容量は3.1ES、Plusともに4.5ml。ステンレス製のスリーブとポリカーボネート製のタンクの両方が付属しますので好みで使い分けられます。また、タンク全体をクリアにしてしまうオプションタンクも販売されていますが、この場合には直径が23mmと1mm大きくなります。また、さらに大きなタンク容量を実現するエクステンション、カラータンクなどもいくつかオプションが販売されているようです。

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<<トップキャップ部>>

トップキャップはKFL Plusからは標準の510規格になっています。3.1ESでは専用のドリップチップ、あるいは付属の510アダプターを装着してから好みのドリップチップを使用するようになっていましたが、510に統一したことでここはシンプルになりました。歓迎すべき変更じゃないでしょうか。

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トップキャップで最も重要なのが、裏にはめられているオーリングです。このオーリングはチムニーから伸びた吸い口を捕らえる役目を持っていて、トップキャップを回すと同時にチムニーが同時に回転します。これによりリキッドの供給をコントロールすることができ、さらに完全にストップさせることもできます。

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ここで重要なことは、2つのパーツに分かれているチムニーを出来る限りきつく締めることです。もしチムニーの上部構造だけが回ってしまうと、いくらトップキャップを回してもアトマイザーの下部が開かずにリキッドが供給されないことになります。DiverやKiler 705でもたまに同じようなことが起きていましたが、何らかのロック機能があるといいんですけどね。

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■セットアップ

主にSilica、コットンのいずれかになると思いますが、ここではマイクロコイルとコットンを使ったセットアップをしました。28ゲージのKanthalワイヤーを1.5mmの精密ドライバーに9巻きとしました。また電極固定前にバナーで焼いてピンセットで左右から固定。アトマイザーにセットしてからも通電して熱くなったところをピンセットでさらに固定。これで1.1Ωとなりました。

ワイヤーの固定はGenesisの場合にあえて軽く止めることもありますが、締めれば締めるほど電圧低下がなくなりますので、相当強く固定しています。コットンを適量コイルに通して完成ですが、コットンが多くなり過ぎないように注意してください。

コットンがみるからに溢れるほど多い場合、リキッドがコイルに届くまでに吸われる量が多すぎてドライヒットになります。またリキッドが通るための溝付近をコットンが塞いでしまわないように量と位置を調整します。見た目にこのくらいでベストだと思います。リキッドを垂らしてうまく通電するようであればセットアップは完了です。

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次にリキッドのチャージ方法についてコツをいくつか。Kayfunは漏れやすいとの噂があります。これは間違った使い方をすると漏れると言うのが正解で、きちんと構造が分かっていれば漏れることはありません。

Kayfunが優れているのはOdysseusと同様に使わないときにキャップを閉めてリキッドの漏れを完全になくすことができることなのですが、この密閉性が仇になることがあります。漏れる原因のほとんどがこれで、タンク内に蓄積された空気が逃げ場を無くして、リキッドごと漏れることになります。

・漏れないチャージ方法その1

メーカーのオススメは、アトマイザー下部のチャージ穴のネジを外してリキッドを入れる方法です。Kayfun 3.1ESの場合にはアトマイザーベースの横からになります。この方法の利点は、アトマイザーのエアホールから内部の空気が逃げられるので簡単です。多くの人がこの方法を使わない理由は、エアホールからの抜けが思ったよりもきつく、ボトルを押してリキッドを満タンにするのに掛る時間が結構長いことです。さらにKFL Plusではネジを外さなければならないのも嫌われる方法です。私はそれほど苦痛にならないので、こちらを採用しています。

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・漏れないチャージ方法その2

多くの人がこの方法を使って漏れを報告しているようです。Odysseusに近い感覚であることも多くの人が採用する理由になっているのだと思います。その方法はトップキャップを外して単に上からリキッドを注入するのですが、そのままでは確かに漏れることが多いです。

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まずはエアホールを指で塞ぎ、リキッドをタンクの上から注入します。トップキャップをはめますが、このとき軽く1-2回転で止めておきます。ここで締めすぎると漏れ始めます。Kayfun自体を逆さまにしてから内部のエアが移動するまで数秒間そのままにします。エアホールにおいた指を離してからトップキャップを完全に締めます。これで内部に圧縮されたエアが貯まることがないはずなので、まず漏れることはありません。

もし、これでも漏れが生じてしまう場合には、リキッドチャージ穴にあるネジの交換、あるいは小さなオーリングを交換してみてください。


■試飲とまとめ

Kayfunはチャンバーの狭さと密閉度もあって、その煙量はImmosに匹敵します。ボトムコイルにしては温度は高めではありますが、もちろんドリッパーなどに比べれば温度が上がらないです。このあたりは好みだと思いますが、私はギリギリ許容範囲内です。

アトマイザーの構造からはあまり無茶なセットアップができませんが、デュアルコイル化、ウィックを通さないクラウド化はなんとか可能。唯一ステンレスメッシュを使ったセットアップは角度的に相当厳しいかと思います。

フレーバーははっきり言ってOdysseusより出ているように思います。セラミックカップがないことが私には一番大きな味の違いとして感じるからかも知れません。

Kayfun Lite PlusはこれまでKayfunを触れてきた方も、そうでない方にもオススメできるアトマイザーです。

ドリッパーはどれも同じような構造が多いですが、セットアップに慣れてくると今度はドリップ自体が面倒になるもの。Kayfunのタンクは4.5mlと充分な容量がありますので、ドリッパーを試験的に使い続けるにしても、漏れを気にすることなく持ち歩けるタンクとして最適なセットアップです。


22mmボディーはほとんどのメカニカルMODと相性がよく、またシングルのためセットアップ次第でProVariなどの可変電圧でも利用が可能です。決して安い買い物ではありませんが、マイクロコイルドリッパー以外の選択肢を探しているのなら、いいチョイスだと思います。

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購入先:Cloud 9 Vaping

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