Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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Golden Greek Ithaka & Upgrade Kit

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ひとつ前のレビュー記事「Just GG」に引き続き、今回はGolden Greekのリビルダブル・タンク・アトマイザー(RTA)『Ithaka(イサカ)』をご紹介します。

Ithakaの発売自体は今から半年ほど前になりますが、残念なことに私はファイバー臭がだめなだけでなく、セラミックカップ臭にも超最も弱く、Odysseusを最後まで使いこなすことができなかったため、発売時にも自動的にIthakaも見送っていました。

Just GGに何を乗せるんだろう?と思いつつもそのままにしていたのですが、なんとIthakaからセラミックカップを排除したアトマイザーのアップグレードキットが公式に発売という噂が!こりゃいかなきゃ!

そんなわけでようやくのレビューになります。

■基本仕様

直径 23mm(ドローコントロールリングは24mm)
長さ 55mm(510モード時)
重量 80.5g
材質 ステンレス
タンク 4ml
接続 510/GGネイティブ

Ithaka』はGGのリビルダブルとしてiAtty、Odyの後継となる三代目。あまりにも機能の多かったOdyからすると、やや大人しい機能に収まっています。基本機能はシングル、あるいはデュアルコイルを前提としたリビルダブルなアトマイザーで、伝統的にSilicaファイバーとゼロ抵抗値のワイヤー必要とします。

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OdyではGGらしくあらゆるセットアップに対応するカメレオン的な側面がありましが、Just GGと同様に今となっては人気のなくなった規格を切り捨て、Ithakaではあくまでも510/GGスレッドを持つシンプルなRTAに収まっています。

シンプルといっても23mmの外径なので、やはりGGTS径のバッテリーとの相性がよく、またIthaka同様に510/GGスレッドを持つRambleとも非常に相性がいいです。

今回、アップグレードキットが発売になったことで、流行のリビルダブルに殴り込みを掛けたというよりは、ある意味GGらしくユーザーが望む形を実現してみたということなのだと理解しています。

パーツ数も多くなかなか複雑なアトマイザーですが、Kayfunの大流行を考えると今回のアップグレードにより、同じようなポテンシャルを持ったことになります。Odyからの進化、そしていまどきのKayfunとの比較などを交えつつレビューを進めていきます。


■ボトムパーツ

Ithakaにはエアドローコントロール機能が付属しています。GGTSではコレクタータンクにその部分を任せていたわけですが、510での利用が多くなることを見込んで最初からアトマイザー側に機能を仕込んだ形です。

Odyの場合には多くのタンクアトマイザーで採用されているように、タンクのベースを交換することで複数のコネクター規格に対応する方式でしたが、Ithakaでは、このドロコン付のボトムパーツを取り外せば、そのままGGネイティブスレッドとして、Just GGやGGTSにネイティブ接続可能になっています。つまりドロー調整をアトマイザー側、あるいはバッテリー側の好きな方へ持って行ける選択肢になっているわけです。

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ドロコン部分はJust GGのレビューで書き忘れましたが、GGTSと同じくスレッド方式ですが、エアインテーク用のスリットの形状はJust GGと同じで、スライド式のJust GGと組み合わさったようになっています。好みの問題ですが、個人的にはJust GGもこの方式であって欲しかったです。スライド式は思わぬ時にドローが閉じていてビックリすることがありますので。

ポジティブ電極は、Odyの固定方式から可動式になり、510接続時にバッテリー側に合せた調整が可能になりました。小さい変更ですが、これは結構大事なところですよね。

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■マウスピース

IthakaのマウスピースはOdyと同様にアトマイザーのチャンバーを兼ねている形式です。510ドリップチップを接続できるタイプ、ドリップチップ自体にテレスコ機能を付けたオプションなどが存在しますが、アップグレードキットでは、チャンバーの形状が変更となったため今のところは1種類のマウスピースしか選択肢がありません。

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これは正直なところ痛い変更です。あくまでも私個人の好みだとは思うのですが、Odyを初めてみたときにハートを射抜かれて一目惚れしたのは、ショートモードのマウスピースの長さが黄金比率のドンピシャのように美しい長さで、これを手に入れたいと思ったからです。

Ithakaでもそんなに変わらないじゃない?と思うかもしれませんが、比べてみると5mmほどIthakaの方が飛び出している部分が長いのです。どうせチャンバーを開くときに伸びるのだからいいじゃない。と思うかもしれないですが、完全に締めているこの状態よりも、さらに伸びちゃうわけですよ。私にはディールブレーカーになり得るくらいショック。そしてこれまでIthakaに興味が湧かなかったひとつの原因でもあります。

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もろもろ並べてみると、やっぱりOdyのショートモード、そしてKayfun Liteにドリップチップを自分で装着したときのバランスが気持ちいいです。例えば、Porsche 911を手に入れたとして、車体後部の絞り込みがかっこいいわけですが、そこが30cm伸びてたら嫌じゃないですか?

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なんかこれはこれで格好良く見えてしまう。ええ、考えすぎですねw でも嗜好品であるからには納得がいかないとレビューすら続かないのでなんとかしました。Odyロングモードのスリーブが、どうやらIthakaのタンクパーツ2個の高さより5mmほど高く、クリアウィンドウがなくなってしまいますがこれならどうにか比率が許せる範囲に。

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もう、思い過ごしの域の話だとは思いますが、これで気持ちよく吸うことができそうです。ただ単にタンクが長くなるだけでなく重量もかさみますので、今後何らかのオプションが出てこないかを期待したいと思います。(レビューはちゃんと元の形で続けます…)


■アトマイザー

次は心臓部のアトマイザーです。セラミックなしのアップグレードを期待して購入したものですが、セラミックを使ったオリジナルのアトマイザーについてもちゃんと試しておきたいと思います。全然セラミック臭が気にならない方も多数いらっしゃいますので。

セラミックはOdy V2のセラミックともまた別の形状、こちらは左右に合計4本のウィック通しのスリットが入っていて、デュアルコイルが前提になっていることがわかります。Ithaka自体もセラミックを固定するためのパーツがV2になっています。

余分になったリキッドがカップの中に溜まらないよう、カップ底部に穴が2つ空いているのですが、旧パーツだと気をつけておかないと穴を塞いでしまう可能性があり、これを新パーツでは塞がないような工夫がなされています。

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アトマイザーをはめるベースには、スリットが開けられていて、このスリットに合せてウィックが通るようにするとリキッド常にアトマイザーへ流れるように、またウィックを離した位置にしておけば自分でチャンバーを開かない限りリキッドが流入するのを防ぐことができます。自動と手動ということになりますが、デュアルコイルの低抵抗で回すのであれば、常に自動にしておいて、その上でさらにチャンバーを開くことで供給不足を解消できます。

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セットアップを試みますが、セラミックカップの上部には電極が存在しないため、カップ下の電極までワイヤーを延長する必要があります。コイルのワイヤーはその長さによって抵抗値が決まってしまうため、抵抗を上げずにワイヤーを延長させるには、NRワイヤーと呼ばれるゼロ抵抗のワイヤーが必要になります。シルバーワイヤー、あるいはニッケルワイヤーなどが主流です。

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NRワイヤーとKanthalワイヤーとの接続には、ウェルダーやジョイナーと呼ばれる簡易な溶接機を使用します。溶接といっても単に高電圧を掛けて電流によって生じた熱でワイヤー同士が接着するというもの。詳しい使い方などはここでははぶきますが、すでに溶接されたワイヤーも販売されていますので、それらを使うことで何ら問題はありません。今回はマイクロコイルのデュアルにしてみようと思うので、先のコイルを巻き、それを溶接しました。

ウィック用のスリットがセラミックになっている方をポジティブへ、金属が剥き出しのスリットをネガティブへ接続します。コイル同士がカップ内で接触しないように気をつけて配置します。計測の結果は1.27Ωでした。

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ワイヤーを固定したら、コットンウィックをスリットにそれぞれ這わせて下の電極あたりでカットします。スレッドに巻き込まないようにベースパーツにねじ込んで完成です。このとき、上に説明したようにリキッドの自動フィーダーの穴にウィックがくるようにしておきます。

通電を確認したらタンクを組み立ててリキッドを入れて吸うだけです。

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■アップグレードキット

お待ちかねのアップグレードキットです。

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アトマイザー部分は比較的シンプルで、なぜ最初からこうじゃなかったのかというほど違和感なし。エアドローはセンターポールから、その上に2つの電極が伸びています。当然のようにマイクロコイルでセットアップしますが、ドリッパーとは異なりカップがありますのでアクセスがそれほどやりやすいわけでもなく、比較的狭くて扱いづらい方かも知れません。

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ここではKanthal 28ゲージで0.78Ωとなりました。抵抗値を確認してからウィックをカップのスリットに這わせて完成させます。セラミックカップと比べるとセットアップに掛かる時間は半分以下で済みます。

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■試飲とまとめ

セラミック、アップグレードキットの両方とも、コットンが落ち着くまでは味が多少なりとも残ります。ただセラミック側はいつまでも石鹸臭さが抜けず、私にはやっぱり厳しいなぁという感じでした。

煙温度は高く、煙量についても文句ありません。供給は多すぎると逆に煙量が減りますが、マウスピースを回すことで10mm程度の流量調整ができるところはやはり頼もしいです。またリキッドの補充もタンクの上部を開けてそのままできるところもいいですね。

セットアップ次第にはなると思いますが、KayfunなどのRTAと競える機能と資質を兼ね備えています。外観のスタイルは、やはりGGのクラッシックなイメージがあり未来的なものではないです。好き嫌いが分かれるかも知れません。個人的には大きくローレットの入ったデザインが好きではないので、510ではなくJust GGのコレクタータンクを使って見た目をすっきりさせる方が好きです。

そしてRambleとの組み合わせでは510でも、Stealth CapのRethreaderを使ってコレクタータンクの接続もできますので、23mm同士の組み合わせとしてはかなりいい感じになると思います。

IthakaのOdyからの進化として特に目立つ部分は

 ・リキッド供給調整に加えてエアドロー調整が可能になった
 ・非セラミックへのアップグレード可能
 ・ポジティブ電極が上下稼動可能になった
 ・セラミックカップではデュアルコイルが標準となった
 ・マウスピース下のキャップのオーリング位置が変更。チャージしやすくなった。

私と同様にセラミックカップが好きになれなかった方、フィリピン製のドリッパーなどでリビルダブルが大好きな方、あるいはKayfunのようにやっぱりタンクがいいよね、という方にもいよいよオススメできる製品です。ただし、23mmのためJust GGやRambleなどの23mm MODという選択肢の狭さが唯一の弱点かも知れません。

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購入先: e-smokeguru.gr Golden Greek Ithaka €135.00

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