Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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Bishop Hybridベータ版

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Bishop』は昨年6月頃に発表されたイタリアのフルメカニカルなハイブリッドMOD。発表されたときのコンセプト図があまりにも素晴らしく、その当時の話題をかっさらっていった記憶がありました。その後、忘れているうちにテストが始まり、そして気づいたらベータ版を入手されたJPVでもおなじみのスイス居住なShinoryuさんより、40本しか製造されていない貴重なテスター機を貸していただけるとのお誘いが!

もちろん、ふたつ返事をさせていただき、私の手中に憧れのBishopがっ!

やや興奮気味でレビューさせていただきます。
なお、テスター機のため製品版とは若干仕様が異なることをご了承ください。

■基本仕様など

Bishop』はハブリッドでありながら、実はバッテリーMODの『Grey Bishop Big Battery』とGenesissアトマイザーの『M-RBA』の2つの製品をハイブリッド接続させた製品です。そのため、ハイブリッドとしてだけでなく、それぞれを独立した510接続のバッテリーMODとアトマイザーとして使用することが可能です。

・Grey Bishop Big Battery
 直径 23mm
 長さ 18350/63mm 18500/78mm 18650/93mm
 重さ 18350/120g 18500/138g 18650/150g
 材質 ステンレスAISI316
 仕上げ ジュエリーマット(ハンドメイド)
 コネクタ ブラス

・M-RBA
 直径 23mm
 長さ 37.5mm/48mm
 重さ 58g/70g
 材質 ステンレスAISI316
 仕上げ ジュエリーマット(ハンドメイド)
 タンク 石英ガラス(Fused Quartz)
 容量 3ml/4.5ml
 接続 ハイブリッド/510

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パッケージのプレゼンテーションはとても高級感があって、ジュエリーや万年質を手にしたかのような感覚。傷つけないよう慎重に扱いたくなります。今回お借りした内容は、18350チューブのバッテリーMOD部分、そして2種類のタンクサイズ、2種類のコネクターを持つGenesisアトマイザー。

iHybrid F3CTAのようにハイブリッドモードだけでなく、単体のバッテリーMODとGenesisアトマイザーとして使用できるように配慮されています。

■バッテリーMOD Grey Bishop Big Battery

最初にバッテリー部からレビューします。なお今回手元にあるのは18350版のみですが、製品版には18500チューブ、18650チューブも提供されます。

トップキャップは510接続でエアフロー用のスロットがないフラット形式です。そのためバッテリー接続部からエアを取り込む形のアトマイザーでは吸気できませんが、Genesisやドリッパーなどはほとんどがアトマイザーのキャップからのエア取り込みですので、実質的には問題にならないとは思います。

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ピンはスクリュー方式のイモネジで高さ調節ができますので、アトマイザーを隙間無くトップキャップに接続することが可能です。ピンの材質は不明ですテスター機のものは恐らくステンレルかニッケル、Bishop Modから発表されている分解図では、製品版でブラス製のピンに差し変わるのではないかと思われます。

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一点だけ気になったのは、わずかですが一部のアトマイザーで510接続のスレッドがやや合わないものがありました。特に中華製のドリッパーなどは固定できないものもあり、スレッドが噛まないまま入ってしまったりもします。アトマイザー側の問題とも言えますが注意が必要と思います。

原因は恐らく中華品のスレッドが甘かったり擦れて減っているのかも知れないこと、そしてBishiopの加工精度が高すぎて遊びが少ないところなのかなと思います。念のため手持ちの510タップで合せてみたところ、何の問題もなく噛み合いました。そして手元にあるものを他にも色々試してみましたが、加工精度の高いアトマイザーではまったく問題はありませんでした。単に中華製品との相性なのかも知れません。

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チューブとの接続はリバーススレッド。これはスイッチ側も同様です。510接続が正ネジですので、アトマイザーを締めようとするとチューブ側のスレッドが緩み、アトマイザーを緩めようとするとチューブ側が締まるという構造です。その意図は不明ですが使っていく上では慣れの問題かとは思います。もしかしてModderさん左利き?

チューブの仕上げはジュエリーマットと呼ばれるもので、Rambleのバレル研磨に近いですが、こちらはハンドメイドでしっかりと光沢があります。チューブにはBishop Modのロゴマーク、スイッチ部にもBishopのロゴとシリアル番号が刻印されています。

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スイッチはユニークなデザインです。スイッチの下部はロックリングとボタンが組み合わさった一体型になっていて、リーバーススレッドのロックリングを時計回りに緩めると通電可能に、反時計回りに締めるとボタンが動かないようにロックが掛かります。ロックと解除の間隔は約1周しかないため、その動作はほぼインスタントに行えます。そのためボタンの稼働距離も短く通電時のボタンストロークは1mm程度と非常にわずかになっています。

このボタンストロークを支えるのは反発を利用した2枚のマグネットです。パーツややや多めですが、それぞれは非常に加工品質が高く、分解組立が好きな人にはたまらないメカメカしさがあります。

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スイッチについても分解図とはパーツ数がやや異なり、製品版にはブラスピンの下に2つナットが追加されているように見えます。

ピンはブラス製のスクリュー方式で上下調節が可能です。バッテリー底部の凹み具合によって調節が可能ですが、ボタンのストロークが短いため、その調節は1ミリ程度となります。もし出し過ぎてしまえば通電しっぱなしになりますのでここは微妙な調整が必要。

IMRの18350で試したところ、特に問題なく短いストロークで気持ちよく通電しています。ただしトップキャップ側のピンはアトマイザーとのフラッシュ接続の調整のために存在し、スイッチ側でもバッテリー長への対応ができないため、使用するバッテリーサイズによってはキャップが締まりきらないなどの可能性があります。今回は18350しかないため他のサイズでは検証できませんが、乗せるアトマイザーによっては、トップキャップ側、あるいはスイッチ側のチューブ接続部に隙間が空いてしまいます。ピッタリと締めるためには、アトマイザーのフラッシュ接続を断念しなければならない状態です。

チューブがテレスコならば問題ないですが、Bishopのように固定チューブの場合には、PAPSなどのように二段式のピンなどでバッテリー長への対応ができるとよいと思います。この辺りは実際の製品版でどのように調整されるのかがわかりませんが何かしらの対応が必要かなと思いました。

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なお、上下のスレッドでサイズが異なること、そしてチューブがリバーススレッドため、他のバッテリーMODのパーツとは互換性はありません。(いらないでしょうけど)



■M-RBAアトマイザー

Bishopの目玉、Genesisアトマイザーです。その特徴はテフロン製のチャンバーが全体を覆うようにカバーされ、キャップ内を超狭にするという設計です。

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このテフロンはメッシュを大きく包み込み、エアホールへの隙間はわずか1mm程度。キャップにはサイズが不明ですがたぶん1mm x 2個、0.8mm x 3個のスタックされたエアホールが180度の対面に設置されています。テフロンの隙間からずれたエアホールは機能しないという設計なので、2スタックと3スタックを回して使い分けることができます。これは初めて遭遇した設計ですがなかなか素晴らしいですね。

キャップを閉じるときに1mm程度の隙間にエアホールがぴったり来るようにはめないとエアフローが確保されませんので注意が必要です。

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M-RBA』はセットとして3mlと4.5mlのタンクが選択可能。ノーマルの4.5mlは510接続、3mlはハイブリッド接続のベースを持っています。ただし、Grey Bishopには510接続も用意されていますので、どちらのタンクでも接続が可能です。また、ハイブリッド/510いずれも接続ピンはテレスコタイプで調節が可能です。

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はめてみるとこんな感じ。ハイブリッド接続の差というよりも、見えているタンクの隙間でイメージが変わりますね。どちらも鼻血がでるくらいカッコイイです。

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タンクの構造はいわゆるHellfire方式でタンクを上下に挟み込む形。Foggattiなどでも採用されている形式です。この利点は、タンクが表面に出る形式に比べて漏れを防ぐオーリングの位置が変わるためデッキの面積が大きく稼げることです。Gabisis設計時にもTakajinさんと悩んだ部分でもあります。さらにデッキがタンクを守るように覆い被さるため特にショート版ではタンクが保護されて、わずかな隙間しか覗かないというかっこよさです。

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そしてアトマイザーデッキに目を向けたとき私の頭の中は「???」でした。これ、わかりますか?テフロン製の支柱が2本立っていますが、デッキにはそれ以外にメッシュホールしか見あたりません。コイルをどこにつなげるのか理解できないまま考えること数分。最初はネガティブとなる支柱にぐるっとコイルを巻いてみたものの、明らかにメッシュからは遠すぎます。そしてまた数分。インスレーターを抜いてそこに挟み込んでみました。

ポジティブ側をセンターポストのナットに間に挟むことで通電は確保できるのですが、やや自信がない。結局Shinoryuさんに連絡をとってModderさんに聞いていただいたところそれで正解であるとのこと。正解かも知れないですがやや釈然としませんでした。

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何が気持ち悪いかというと、インスレーターの下は確かにネガティブですが、中心にはポジティブ電極がありますので、ワイヤーの差し込み方によってはショートさせてしまう危険性があります。で、製品版ではどうやらこのインスレーターの下にワイヤーホルダーと呼ばれるパーツが存在するようです。それのパーツ次第ですが、デッキからインスレーターを外すことなくワイヤーを巻き付けて固定できると、より容易にセットアップが可能になるのかなと思います。

何はともあれ正しい使い方だったようなので一旦これでよしとします。コイルを巻いてポジティブ側をナットで固定します。ただしここでも少し難点が。ナットを2本はめるにはセンターポストがやや短すぎます。固定するための最上部のナットは1周しか回りませんでした。恐らくこれも製品版では改善されるものと信じています。いいなぁと思ったのはナットの外周の太さです。指で容易に回せるということだけでなく、メッシュとの距離が近くなりますのでGenesisにありがちなホットスポットを抑える効果があります。

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テフロンのチャンバーをはめてエアホールの位置を調整しながらキャップを装着すればセットアップは完了です。

■試飲

使用したのはいつも通りのKanthal A-1 28Gを4巻き、SSロープにSSメッシュ#500を2.5巻き強にしています。Kenjiroさんからは超狭チャンバーでリキッドの供給過多かもというお話もいただいたのですが、メッシュを2.5巻き強にしていたお陰でメッシュホールにぴったりでどうにか防げているようです。リキッドはこのところGenesisで5ボトル以上吸い続けているSuiside BunnyのSucker Punch 12mgです。

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まず2スタックのエアホールで吸ってみたところ思ったよりもドローがきついです。これは最近IthakaKayfunなどのRTAを好んで吸っていたためかも知れませんが、3スタックのエアホールで私にはちょうどよかったです。

超狭のチャンバーが繰り出すスチームはもちろんドリッパーのような爆煙とは言いませんが、決して少ないわけではありません。ただもう少しだけチャンバー容積が大きければリキッドが蒸気化する隙間が得られるのではないかとも思います。

吸っていて目立つのがフレーバーの濃さとクリアさです。これはまさに超狭チャンバーがなせる技なのだと思いますが、23mmという大口径のGenesisにしてこの濃さはなかなかのものです。パンチ力がわずかに足りない気がするのですが、その状態でこの美味しさというのは異常事態です(笑

Genesisの味のよさの条件にひとつ重要なことがあります。これはGenesisに限ったことではないかも知れませんが、コイルを電極に固定するとき、接触さえしていればいいはずですが固定をかなりがっちりとネジでできるものと、挟んだり引っかけるだけの形式など様々なものが存在します。間違いなくがっちりと固定できるものが味がよくなると私は思っています。その点でナット方式は指で固定するためにどうしても緩くなり、さらにBishopはネガティブ側がインスレーターに引っかかっているだけですので固定が甘くなります。

もし、これらが製品版で改善されてコイルの固定ががっちりになったならば、恐らくは5本の指に入るだろう優れたアトマイザーになるのではないかと思います。


■まとめ

テスター機としていくつかの難点にぶつかったものの、私が言わずとも製品版で改良が予定されている部分が多いのだと思います。ネジスレッドがすべてリバースなのが非常に気になるのですが、例えば510接続のアトマイザーを締めようとするとトップキャップが緩み、トップキャップの緩みを締めようとするとアトマイザーが緩むという…。これはぜひ理由が知りたいところです。

スイッチ構造はデスクに置いても通電しないフレンドリーさ、使用した感触もストロークが短いスイッチが好きな人は大好きだと思います。ここまで構造がしっかりしているMODですので、ぜひバッテリー長への対応をトップキャップ側を2段のテレスコにするなどで是非対応してもらえればと思います。

アトマイザーは間違いなく美味しいです。とてもとても美味しいです。個人的にはぜひコイルの固定をがっちりできるような仕組みでさらにがっつり吸えるようになることを期待しています。

最後に23mmというアトマイザーサイズですが、これはなかなかの英断だと思います。Modderさんに拍手です。私が知っている中で23mmのGenesisアトマイザーを初めて見ました。逆に言えば、Just GGやRambleなど、23mmのボディを持つバッテリーMODにとっては、唯一のフィットするGenesisになりますので、私は何としても手に入れたいと思っています。

製品版がいずれ発売になると思いますが、わくわくしてその日を待ちたいと思います!

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Bishop Mods / Facebook

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