Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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bOOST Nitroアトマイザー

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Nitro(ニトロ)』は韓国MODメーカーのBoost Vaping Labの開発したタンクアトマイザー。最初に見掛けたときには普通のGenesisだと思い込んでいたのですが、実際にはトップフィーダータンク。Genesisでもありつつ実はファイバー/コットンセットアップがメインとなりそうな機種です。そして何よりも見た目の美しさに惹かれます。

私はリストに並んでいなかったため購入していないのですが、公開されていたリスト上には燦然と輝く感じの日本語名が!JPVのGoliathさんでした(笑 後日、入手されたGoliathさんよりレビューのお誘いをいただき、今こうして触らせていただく機会を得ました。

同氏によればもう無理美味しくならん!とのこと。さて、どんな感じでしょうか。

■基本仕様など

直径 22mm
高さ 42mm
重さ 60g
材質 ステンレス
ドリップチップ付属

特徴的なのは、CYCLON V2Genesis LVなど、すでに懐かしさすら覚えるトップフィード方式のGenesisに近い構造なことですが、ファイバーを使ったものではProTankの大ヒットヒットに始まり、近年のKayfunやIthakaなど、トップフィーダー全盛期でもあります。そう考えればNitroの位置づけはGenesisではなくファイバーよりの製品と考えた方がよいのかも知れません。

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では各部を見ていきましょう。

■コネクター

Nitroが狙ったのはGenesis/Fiberのハイブリッドだけでなく、もうひとつのハイブリッド機能が隠されています。通常は510接続でどのバッテリーMODにも乗せられますが、ベースのカバーを外すと201スレッドを持つMODとのハイブリッド接続が可能になっています。

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仕様はその通りなのですが、実際のところは残念ながら多くの201バッテリーで最後までスレッドが締まらないという事態が発生しています。これは恐らく次期バッチでは修正されるのではないか期待しますが、セカンドバッチの生産が始まっている現在アナウンスはありません。

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例えばGP PAPS 2.5にNitroをハイブリッドで乗せたときには1mm程度の隙間が空きますが、Caravelaではピッタリと隙間なく収まっています。201バッテリーとの相性についてはBoostの公式ページにユーザーからの情報がまとめられています。今のところ集まっている情報では以下の状況です。

Caravela - 問題なし
Paps 2.5 Lux - 隙間あり
Paps 2.5 SS - 隙間あり
Paps 2.1 SS - 問題なし
Paps 2.0 SS - 問題なし
Mister Silica - 隙間あり
Bagua Ti 22 - 問題なし
Magnetic Dragon - 隙間あり
Hit it le bd - 隙間あり
No Name Basic - 問題なし
Koncio Time Machine - 隙間あり
JGM by Jagus - 隙間あり
Atom Elite - 隙間あり
Atom V2 (Brass/SS) - 隙間あり
Guardian Tube - 隙間あり
F3cta Tube - 隙間あり
Copper head - 問題なし
Da Iron Mod - 隙間あり
Vanilla Brass / SS - 隙間あり

センターピンはブラス製でテレスコ機能を持ち上下調節が可能です。とても気になったのは、テレスコうんぬんではなく、ネジ式になっているためか電極の位置がややズレが生じていて、電極同士の接触によるショートの恐れがあることです。ここにはインスレーターを追加する必要性を感じます。

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■タンク/ドリップチップ

タンクの材質はPyrexで3.1mlとタンクとしては可もなく不可もなくでしょうか。特徴的なのは何と言ってもトップフィードのため、通常のGenesisなどではポジティブ電極の通るはずのセンターポストは、ボトムコイルからの蒸気を吸い上げるエアフローとして、あるいはチムニーとして機能します。

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トップキャップには510接続のドリップチップを差し込みますが、ここにはNitroに付属する専用のドリップチップ、あるいは手持ちの他の物を利用できます。チャンバーからのセンターポールが細く絞られているため、専用のドリップチップも絞り込まれていて、逆に吸い口は大口径になっています。これは理にかなった設計にも思えるのですが、実際の吸い心地としてはファイバーでは確かに違和感がなかったです。ただし、Genesisにした場合には、絞り込みの後の口径の大きさはあまり効果を感じることができず、ここは逆に口径の小さいGenesis用のドリップチップの方がフレーバーが薄くならずに済むように感じました。

タンクは上下で挟み込むスタイルですので固定はしっかりとしていて、センターポールのスレッドを緩めて簡単に分解できるためにクリーニングが非常に楽です。ここはポイント高いですね。

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タンクのボトム側には2つのウィックホールと呼ぶのかはわかりませんが、リキッドをコイルへ伝えるための穴が2つあり、中央にはドリップチップへエアフローを通すセンタポールが見えます。また、真ん中にはオーリングが見えますが、これは本来タンク側ではなくアトマイザーカバー側にあるものです。

固定されていないため、このようにタンク側にへばりついてしまうことあるのですが、今回のレビュー時に無くさないように気を使っていても、気がつくとどこに行ったのかわからなくなる場面が何度かありました。しばらく使っていればいつの間にかなくなってしまうパーツなんじゃないかと心配です。

このオーリングの役割はセンターポールへリキッドが侵入するのを防いでいますので、無くしてしまったり、タンクを装着するときにずれてしまうとタンクが締まりきらなかったり、あるいは吸う時にジュルジュルになる可能性があります。無くさないように充分注意しましょう。

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そうそう、Nitroにはオーリングのスペアが付属していますが、写真のように一番無くしてしまいそうなこのオーリングのスペアは1個だけあります。これはもう2個くらい付属してくれないと私は不安ですw


■アトマイザー

いよいよ心臓部です。縦コイル式でシングルとデュアルのどちらでもセットアップが可能です。アトマイザー全体がシールドとキャップで囲われていて、セットアップするためにはその両方を外して行います。

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心臓部はセンターがポジティブ、その左右にネガティブが2本きています。ローレットが付いたナットは指で比較的簡単に締められるようになっています。ネガティブ側は六角レンチを入れて回すようにも見えるのですが、この穴はそうではなくてキャップについた2本の支柱を差し込むための穴になっています。

ウィックを差し込むための穴が2つに見えますが、これはGenesisでステンレスメッシュを使用するときにも差し込みますが、ファイバーの場合でもコットンの下を差し込んでおけば、余分なリキッドがチャンバー内に溜まるのをある程度は防いでくれます。

ややパーツが込み合っているためリキッドはそこらじゅうに侵入する恐れがありますが、完全な分解ができるためクリーニング自体は問題なく、また今回のレビューで4タンクほど吸いましたが、インスレーターがしっかりしているため510接続部分までリキッドが侵入することはありませんでした。

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シングルコイルでセットアップする場合は、付属の白いDerlinパーツをチャンバーの片側に差し込みます。こうすることで上からのリキッドの侵入を防ぐだけでなく、シールドのエアホールを1か所塞いでくれます。またチャンバーが狭くなる利点もあるこの設計はなかなか素晴らしいと思います。


■セットアップ

セットアップのバリエーションは豊富ですが、試行錯誤の末にコットンを使用したマイクロコイルと、Genesisセットアップでどうにか形になりました。

まずはマイクロコイルから。

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Knthal A-1 28gを8巻き、これを2本用意してバーナーで焼いたものをセットアップ。抵抗値は0.9Ωと丁度良さそうです。2mmのドリルビットを2本使いましたが、ウィックホールがあるため立てて行えるので非常に楽でした。コイルのセットアップ難易度としては低い方だと思います。

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コットンを割と少なめに差し込んでキャップに届く距離くらいでカット。キャップを閉じたところで上からコットンを引っ張り出せればベストなのですが、しばし格闘の末にちょっと無理だなと結論。Toddのレビューにもあったように小さく切ったコットンを上から差し込んでよしとします。

リキッドはタンクを逆さまにしてチャージ。アトマイザーも逆さまにしてエアホールの位置を合せて差し込めば完成です。タンクは逆さまにしている限りは漏れることがない構造ですので、取り回しがとても楽です。想像していたよりは短時間で終わりました。

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吸ってみます。エアドローは調節可能ですが全開で丁度いいです。最初にリキッドで湿らせておいたものがなくなり、タンクからの染み込みが必要な段階に入ると、ややドライな感じがします。しばらく吸っているとやはりドライな感じが取れません。

Nitroの素晴らしいところですが、タンクを逆さまにしてアトマイザーを抜いても漏れることがないため、タンクが満タンに近くても、抜いてコイルやウィックの調整が出来てしまいます。

キャップを開けてみると、どうも穴に入れた小さなウィックまではリキッドが到達しているもの、そこからコイルまでがやや浸透が悪いようです。ここは微妙な調整が必要で何度がトライ&エラーだったのですが、上から差し込むコットンの量は相当少なくしておかないと、Kayfunなどと同様にかえってリキッドの進入をブロックしてしまうのだと思います。

何度かの調整後はリキッドが回るようになり、デュアルコイルのためかなりの煙量です。フレーバーの乗りは中程度、喉越しも中の上くらいでしょうか。思ったよりは軽めの吸い口ですが、これはチャンバーの大きさによるものだと思います。アップグレードしたIthakaKayfunのチャンバーと比べると、あきらかにチャンバー内の容積が大きいのです。

またチャンバーの大きさに対してセンターポールの絞り込みがとても細いため、煙温度がかなり低いです。タンク容量を犠牲にしてもう少しエアフローを大きくした方が煙量、フレーバーの乗り、そして温度も高くなったのではないかと思います。


■Genesis

次にGenesisです。最初は1.5mmのSSロープを使ってトライしたのですが、キャップの穴を通すまではなんとかなっても、タンクへ差し込むときにロープがばらけてしまってうまくできませんでした。

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敗因はウィックをタンクまで通そうとしたことですが、今度はステンレスメッシュだけで同じ事に挑戦しました。

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メッシュは焼かずにマイクロコイルにちょうど通るくらいまで巻き、メカニカルMODのフラッシュで焼いて済ませます。キャップを閉じてタンク側に少し差し込めるだけ残して長い部分をカット。これで完成です。抵抗値は0.94Ωでした。

吸い始めはおかしなところは無かったのですが、何度かタンクを外して様子を見ていたところ、ウィックの巻きが緩んだのか、どうもタンクにうまく差し込めなくなりました。で、このままで吸えないので、今度はキャップのギリギリにウィックが顔を出すくらいまでの長さで調節。これがドンピシャでした。

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写真は1タンク吸いきった後のアトマイザーの様子です。リキッドの乗りもよく、かといってジュルジュルすることもなくちょうどよい感じです。

落ち着いてしばらく吸ってみましたが、チェーンしたときにドライになる率はファイバーよりは少なく、供給はスムーズに流れています。Boostではこの状態でも薄くコットンを載せることを推奨しているのですが、Genesis好きからしてみるとあり得ない考え方です。

そもそも私がGenesisを好むのはファイバーやコットン臭を避けたいからであって、ほんのわずかにコットンを乗せるだけでその味は台無しになります。これだけでのことでビックリするくらい味に差が出ます。

好みのセットアップになったところで感想を。ファイバーでも感じた味の薄さは少し残ります。ドライだからでもなく、やはりチャンバーの広さに対するマイクロコイルの量なのかなと思いますが、デュアルコイルにしては味は濃い方なのだと思います。ただこれならば普通に3000円のドリッパーでももっと濃い味が出せるのではないかと思います。

じゃあ試しにということで、シングルコイルをマイクロコイルではなく通常のGenesisとしてセットアップしてみたらどうでしょうか。

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今度はしっかりとメッシュを焼いてコイルを普通に巻きます。スペーサーを入れてシングルコイルのGenesisとして完成。そして今度はメッシュを長いままタンクに差し込みました。

いや、悪くないんですよ。ただし、このチャンバーに対してウィックが細すぎるんです。28gを使うGenesisのベストなウィックサイズは2.7~2.8mmあたりだと思うので、やはり馬力が足りないです。美味しいけどもチェーンは少しペースを落とさないとやはりドライにもなります。これであればデュアルコイルのままにしておく方がよかったかも知れません。


■まとめ

Nitroは懐かしい、けれども新しいアトマイザーです。ファイバーとステンレスメッシュのどちらでにも対応しているだけでなく、そこらかしこに面白い設計がみられてチャレンジのしがいがあります。間違いなくベテラン向けのデバイスですが、私が一番気に入ったのはGenesisなのに漏れないという部分です。

その反面、チャンバーサイズ、ウィックサイズ、センタポールサイズはそれぞれバランスが取れていないところが欠点じゃないでしょうか。ただし、新しいだけに最適なセットアップというものが見つけられれば、他のアトマイザーがついてこれないだけのポテンシャルを持ち合わせています。

また、バッテリー側の電極のショートが怖いのでインスレーター希望。そしてもう一箇所、アトマイザー部分の電極が近すぎます。これもコイルがヘタに接触するとショートを起こすので、もう少し電極を細くするなどの工夫がないと怖いです。オーリングの使い方、ドリップチップの口径など、こなれてきたところでやや設計の調整があるように思います。

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最後にNitroの素晴らしいところ。それはこの外観です。アトマイザー単体としてカッコイイと思っても、MODに乗せてみるとイメージと違ったりすることはよくあります。Nitroを色々なMODに乗せてみたのですが、ほとんどのMODにベストマッチです。久々に惚れ惚れとしてしまいました。

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購入先: Facebook Boost Vaping Lab 3/11/2014 3 pm (GMT+09)よりセカンドリストオープン(50本) $175

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