Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと

ジャンクではない電子タバコに関するブログ。メモ的なもの。うっかり禁煙しちゃいました。

 
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JD Tech Stingray X

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Stingray X (スティングレイ・エックス)』は、フィリピンのMOD製造メーカー、JD Techによる4本目の作品。これまでに、ブラス、ブラックコーティングカッパー、限定版のカッパー、そして今回のステンレス/ブラス版になります。ブラックのみ手持ちがありませんが、カッパー版はほぼ毎日持ち歩いているMODでもありますので、張り切ってレビューしていきたいと思います。

■基本仕様など

直径 22mm
高さ 83mm(18650) 67mm(18490) 53mm(18350)
重量 99g(18650時)
材質 ステンレスsus304/カッパー
フローティングシルバーピン/テレスコスイッチ
マグネットスイッチ

ステンレス製のMODにも見えますが、内部は全てカッパーで、これにステンレスが被さった形の加工がなされています。カッパーMODの性能で見た目がステンレスという面白いMODです。付属品としてドリップチップがバンドルされ、限定版のカッパーと同様にハイブリッドアダプターまで付いてくるという親切設計。JPVでもsf_mania33氏が泣いておられましたが、ドリップチップの形状はこれまでのものが好みだった人にはちょっと空振りだったのかも知れません。でも段々私も見慣れてきましたが。

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それでは上から見ていきます。

トップキャップはデザインがやや変わっていますが基本構造はそのままです。ネガティブは510スレッドがカッパー製、ピンはシルバーコーティングされています。サイドにあるのはエアホールに見えてガス抜きのベントホールです。

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エアーの取り込みはドローがきつくなった気がします。バッテリー接続部からの吸気を必要とするアトマイザーが減ったことから重要性は低いのかも知れませんが、この点は注意が必要です。試しにAspireのMini Novaを乗せてみましたが、旧デザインでは十字に切られたスリットが一段低くなっているため、そこからの取り込みが可能でしたが、Stingray Xの新しいトップキャップは段差が逆になってしまったため、本来はネガティブ接続部に十字スリットを入れなければならないはずです。これが存在しないため、アトマイザーをフラッシュまで持ってくると、どうしても吸気を塞いでしまいます。私の観測不足かも知れませんが、これは設計ミスなのではないかと思います。

ただし、繰り返しになりますが、ドリッパーではなくとも多くのアトマイザーが独自のAFC(エアフローコントロール)昨日を持っていますので、一部のアトマイザーのみで発生する問題です。

もうひとつ注意が必要なのは、アトマイザー接続部のスレッドがカッパー製のため、スレッドがおかしなアトマイザーを無理にねじ込んで柔らかいスレッドを傷つけてしまうと、他のアトマイザーの接続時に問題出てしまいます。ステンレス製であれば、無理にねじ込むこと自体が難しいと思いますが、もし接続時に調子が悪いものがあったときには十分気をつけてください。ここがいかれてしまうと、それだけでバッテリーMODとして機能しなくなってしまいます。

予断ですが、もしやってしまった場合には、7mmx0.5ピッチのタップで切り直す必要があります。また、アトマイザー側も同じサイズのダイスで修正が可能です。

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ピンはフローティングですので、はじめにトップキャップの裏側からプレートを押し上げておき、アトマイザーを装着します。途中でピンと接触して回す力に抵抗を感じますが、そのままねじ込んでいくと自動的にピンが下へ押し出されます。裏側のプレートを見ると飛び出しているのが分かります。アトマイザーがトップキャップとの隙間がなくなるまで回しこんでおきます。

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チューブは3分割されていて、ひとつ取り外すごとに18650⇒18490/18500⇒18350のバッテリーサイズに対応します。つなぎ目は、パッとみには分からないほどきれいに削られていて、精度の高さが伺えます。チューブ内部はもちろんカッパーになっています。

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チューブでそれほど語る部分もありませんので、スイッチに移ります。写真を見てわかるように新しいスイッチは高さがより低くなり、さらにストロークも以前の半分くらいになっています。裏には以前と同様にJD Techのロゴが彫られていて派手な部類のスイッチになります。もちろんベントホールが設けられています。

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スイッチの特徴としては、バッテリーの長さに応じてスイッチ自体のスレッドを締めていくことで、バッテリーがガタつくことなく調整が可能なため、トップキャップ側をフローティングにできるという容易さがあります。また、マグネット方式による短いストロークは使っていて気持ちがいいです。

ただし、以前のStiingrayと、今回のStingray Xでは、そのスイッチ構造がまったく異なります。以前からロックリングの構造が似ていることからNemesisのスイッチのクローンであるという酷い言い方をされていましたが、そんなことはまったくなかったのです。

下の写真は旧Stingrayのスイッチですが、これはピンの接触を絶縁体で防がない構造で、常時ピンがバッテリーのネガティブ端子に接触するようになっています。じゃあどうやって電流を切断しているのかというと、ピンの下にある絶縁体の内部に反発するマグネットが2枚入っています。これによりスイッチ下部が常時下がり、押し上げることで接触、通電するというStingrayならではの設計でした。

これは一長一短でもありました。常時バッテリーと接続しているため、例えばマグネットに不具合が起きて割れてしまった場合、常時通電になりかねないというネガティブなところもあるのですが、ミスファイが少ないという利点もあります。メカニカルスイッチのベストスイッチを想像すると、常に頭に浮かんでくるほどの出来です。

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Stingray Xの新スイッチは当然これの進化になるのだろうと思っていたのですが分解してビックリ。完全にNemesisの設計になっていました。もちろんスプリングではなくマグネットですが、常時設置していたピンは絶縁体で仕切られるようになっています。ある意味普通の構造に戻ってしまったわけですが、事故を考えるとこの方が賢明かなという気がします。もしマグネット付近でショートが起きても、物理的にバッテリーと設置していないことで、気分的にも安全に思います。

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で、Stingray Xを購入してくださった方からもいくつか質問をいただいていますので、ここでスイッチの調整について少し詳しく説明しておきます。セッティングがシビアというスイッチはいくつかありますが、Stingray Xもややその気配があります。

ピンをドライバーで外し、絶縁体となっているDerlinパーツを細いドライバーなどで持ち上げて外します。次にボトムキャップと分割しますが、この時点ですでにくっ付いて離れなくなっている場合があります。これがStingay Xのスイッチを重たくしている原因です。金属摩擦で外れないというのもありますが、サイズ的に結構きっちりしていること、そしてカッパー同士のためステンレスとは異なり酸化した金属粉などが存在するまま出荷までの時間が経過すると、より固まっている率が高いです。

カッパーは柔らかい金属ですのでドライバーなどで傷つけないように気をつけてください。私は写真のように見事にやっちゃってます(笑

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指で引っ張っても抜けない場合には、チューブに半分ほど接続した状態でスイッチを徐々に緩めていってください。なお、パーツ固定のための平行ピンが刺さっていますので、分解したときに飛ばして失くさないように気をつけてください。

少し削りたいので紙ヤスリか目の粗すぎない研磨剤を付けたルーターうを用意します。ガッツり削るというよりは接触面となるカッパー部分のバリを取り、スムーズにするのが目的です。削りすぎてしまうとスイッチ自体がガタつく原因となりますので、少し削ってははめて動きを試してみるなど慎重にやってください。

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動作に満足できたら、金属粉の除去をかねて洗浄しておきます。歯ブラシなどで中性洗剤を使って洗ってもいいですし、ボトルなどに入れたお酢⇒無水エタノールで拡販してもいいです。きれいになったら、動きが滑らかになるようにワセリンやNoaloxを塗布しておきます。

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ピンを戻してオーリングを、ピンを固定すれば完成です。オーリングより上にピンが飛び出していないことを確認してください。

もうひとつシビアなスイッチな理由としてストロークの短さがあります。旧スイッチよりもさらにストロークが短くなっていますので、バッテリーを選んでしまうところがあります。写真のようにボトムが凹んでしまったバッテリー、あるいはバッテリーの個体差によりシールがやや厚く盛り上がっている場合には、ピンが届かずに通電できない場合があります。

ピンを緩めてピン自体を上げてしまうと、今度は絶縁体の上に常時あることで通電してしまいますので、ストロークが短いことによるシビアさは解決できません。素直にバッテリーを変えるかテフロン製の本当に薄いワッシャーをピンの下に1枚かますくらいでしょうか。

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■まとめ

Stingray X』はそのデザインの好き嫌いがあるとは思いますが、「オオカミの皮を被ったオオカミ」と表現しておきます。性能面で雄々しいカッパーMODでありながら表面上も強いステンレスを装い、隠すことなくデザインのあちらこちらで主張しています。カッパーな時点でメンテナンスが必須であり、柔らかい分扱いも慎重になりますが、メカニカル好きな方であれば心くすぐられるのは間違いないでしょう。

トップキャップのエアフローには注意が必要なこと、そしてスイッチのストロークも初心者にはやや敷居が高いかも知れません。それでもうまくセットアップしたときのパワーはなかなかのものがあります。電圧低下のテストはあまりあてにはならないかも知れませんが、満充電で4.19Vの18650でご覧のように非常によい結果です。

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18350、18490/500、18650の各サイズに対応し、ドリップチップとハイブリッドアダプターも付属。ほぼ文句のない高級MODだと思います。

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購入先: Promist Vapor  本日より約1週間、事前予約を開始いたします。

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