ES-Z RDTA フォローアップ

先日レビューさせていただいたES ModsのRDTA『ES-Z』のプロトタイプですが、国内でも一部Facebookのクローズドグループでの販売が行われるという話をお聞きしました。入手される前に、ぜひフォローアップとしてお伝えしておいた方がよいことがありましたので短くまとめさせていただきます。
先日、ModderのErieさんから『ES-Z』の製品版でアップデートされたパーツを追加でお送りいただきました。実は、その後ES-Zを使用していて問題にぶち当たっていました。前回のレビューでは特に触れていませんでしたが、ビルドするときのコイルの位置が、あまりその下のブラックPEEKパーツに近すぎると、熱でPEEKを溶かしてしまうという問題です。もちろん、これは私の不注意によるものですが、製品版ではこの問題を避けるためのスペーサーが付属します。
ややショッキングな写真ですね。まるで溶けちゃったダースベーダーのヘルメットのような…。気づかないうちにこんな状態になっていましたので、必ずスペーサーを使用してください。
左がプロトタイプのもの。右が製品版のゴールドコーティングされたスクリューとスペーサーです。スペーサーをはめるとその下の写真のようになり、コイルがエアホールに近づきすぎないようにワイヤーの設置場所が上になるように工夫されています。
もうひとつ、製品版のデッキには小さなエア抜きの穴が増設されていました。これは、リキッドを補充したときに、タンクが一杯になると、この小さな穴からリキッドが「ピュっ」と出てきます。小さなことですが、これがあることで盛大にリキッドを溢れさせることなく適量が目で見て分かるということになります。とても優しいですね。
ビルドしてみると、ご覧のようにスペーサーによってコイル下のクリアランスに余裕ができているのが分かるかと思います。くれぐれもこの隙間を確保してデッキを溶かすことがないようにご注意ください。
今回の製品版パーツとともに、トップキャップと同様にジルコニアセラミック製のビューティーリング、そしてブラシ加工を入れた別キャップもお送りいただきました。特に傷つきやすいビューティーリングもセラミックなら安心ですね。同じくセラミック製のボタンにしていただいたEstoque MODとの組み合わせもなかなかです。
短いフォローアップですが、スペーサーの大切さ、デッキの小さな空気穴、そしてオプションパーツについてお伝えいたしました。
今後国内での販売をどうするのかは調整中ですが、Erieさんと調整を進めております。
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