IMISTのウィックをメッシュに交換

IMISTをオススメし過ぎたのかわからんですが、周りにIMISTを持っている人が10人以上。そろそろカートリッジを卒業する方も出ているけども、依然としてほぼどのお店でもウィックが売り切れとのことで、ううむ。
追記:こちらで売っているそうです! 愛煙無煙家 ( http://aienmuenka.com/ ) Special thanks to うっしーさん |
IMISTのウィックはグラスファイバー繊維を金属のメッシュでまとめてあるわけですが、両方を自力で海外から手に入れようとすると結構面倒くさいことになります。で、手に入れていても経験上これを自作するとどうも味がよろしくないことが多かった。
ので、何か解決方法はと思っているわけですが、せめて私が供給できるようにできないものかと。考えた末、元々ウィックそのものをステンレスメッシュのシートで作れば早いかと思いついてみた。元々は自分でコイルとウィックを作り直すYoshikadiriのために、なぜか大量にステンレスメッシュを買いこんでいたので、これならたくさん在庫がある。

■まずは適当な大きさにシートをカット

指で丸めてみると、案外簡単にクルクルできます。しっかり巻きこんで本来のウィックと同じ長さにしておきます。ちゃんと太さとして収まるかどうかも確認しておきます。


■次に焼き込みます
ピンセットなどで火傷しないように持ち、リキッドを数滴垂らします。スッとウィックの中に浸透していくので2-3滴垂らしてなじませます。バーナーやターボライターなどで火を付けると、最初はシュボシュボと音がしつつメッシュについていた油やゴミが燃え、そしてリキッドが燃え続けますが、そのままメッシュが真っ赤になるまで火を送り続けます。
リキッドが燃え尽きたら、完全に火が消えたことを確認して再度リキッド⇒着火⇒真っ赤⇒鎮火を合計で3回繰り返します。ピンセットで持っている分、手元側はまだ焼き切れていないので、向きを変えてまた合計3回焼き付けを行います。
※火を付ける前に鎮火を確認。火が消えていても熱が高すぎるとリキッドに引火します。超注意。
※真っ赤になるまでやるのを忘れずに(後で味に影響します)



両側を終えると、恐らく真黒なことになっていると思います。真っ黒で正解。
■完成したウィックを装着
装着したら必ずリキッドを垂らしてなじませておきます。念のため、コイルとの接地距離に注意しながらコーンを接続します。もしウィックが長すぎるとコイルを損傷させて最悪通電しなくなるので要注意。

久々にIMISTで吸ってみていますが、いまのところバッチリです。特に変な味もしません。VGの配合率によってはウィックの絞り具合を調整した方がいいのかも知れませんが、いつもは吸わないPG/VGの60/40で試してみて特に問題なしな気がします。
お店に入荷するまでの対処としてはありかも知れません。
■メッシュの入手先
Cloud9 Vaping
The Mesh Company
通常、ウィック用のメッシュは400スレッドを使いますが、今回使用したのは270のものです。(スレッドカウントは1インチ当たりのワイヤーの数です。400だと1本は0.025mm、270だと0.03mm)
※日本のお店は買いやすそうなところが見つかりませんでした。もしご存じでしたらどなたか教えてください~
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