V-MOD 2.0 ボトムフィーダーレビュー

Vapage V-MOD 2.0 (vapage.com)
結局、電子タバコってお気に入りのMODとリキッドを探す旅なわけですが、ジャンクから始まった旅は、今のところeGoからカトマイザー、タンク、様々なMODを通して、現在直ドリのステージになっているわけです。そうなってみて初めて、ボトムフィーダーの偉大さがわかったような気がします。
私の場合、探し求めているものは一番に『味』、そして『メンテナンスのよさ』と『何かひとつキャッチー』というところで落ち着いているのですが、そのほかにも『家用』と『お出かけ用』で微妙に用途が異なります。
そんな中、ようやく巡り合ったのがお出かけ用に最適な一品です。バージョンが1.0のときは漏れがひどいのと、アトマイザーが専用のものしか使えないということで人気がなかった製品ですが、2.0になってからその2点ともに解決されちゃいました。というわけで早速V-MODのレビューです。
■概要
V-MOD 2.0は兄弟分のV-MOD XLという18650バッテリーを使用する比較的大きなMODの小型版。実はボトムフィーダーを出しているメーカーは、中型と小型の2つのタイプを用意するパターンが結構あります。(Reo Grande、Toucwoodなど)V-MODも同様に2種類あるわけですが、お出かけ用と考えると迷わず小さい方に手が出ました。最近また欲しくなったMODがあるので、XLは買わないように我慢してます…。

内容物は下記の通りです。
- 本体(プラスチックシャーシ+アルミカバー)
- アルミコーン
- 510用コネクター
- 2.2Ωカトマイザー
- 2.0Ωハイブリッドアトマイザー
- Delrinマウスピース(ノーマル&ショート)
- リキッドボトル2本(3ml)
バッテリーは14500、プレミアムではないキットには含まれていないため別途購入。
■構造
カラーはシルバーとブラックが選べますが、Vapageで着せ替えのためのカラフルなカバーも購入可能です。手に持った感触はアルミニウムカバーが薄いのと、プラスチックシャーシのため安っぽいかなと思っていたのですが、コーンをしっかり止めている状態では、比較的しっかりしています。そもそものサイズが小さいのも手伝って、手のフィット感は悪くありません。

分解するには専用のコーンをゆるめて外します。これ一か所で支えているので、もしこのコーンを紛失すると一貫の終わりです。というか、交換パーツ以外はなくしたらそりゃそうだけどw
するっとカバーを外すと、プラスチックシャーシにバッテリー受けと専用ボトルをねじ込むセクションがあります。ボトルを入れる部分にはコネクターの中にシリコンっぽいリングがあって、これが漏れをなくしてくれているのだと思います。いずれだめになると思いますが別売りのボトルと一緒にリングを購入することができます。
アトマイザー部分には、コネクターがありますが、これが非常に重要なパーツで、従来専用アトマイザーしか使えなかった初代とは異なり、ボトムフィーダー用ではない通常のアトマイザーを使うことができるようになっていて、そのためのパーツがこのコネクターになります。





付属のアトマイザーを使ってもいいのですが、やはり別売りのAMGハイブリッドアトマイザーがなかなか評価が高く、V-MODを買うなら一緒に買えよ的な空気があるので、それも購入してみました。ハイブリッドって何よ?ってことですが、つまりボトムフィーダーに使えるということプラス、通常の510/360アトマイザーとして他のMODでも使えるよんということです。$17.99という挑戦的に見えますが、実は2本入りですので@$9となります。
AMG Hybridアトマイザーは、ボトムフィーダーでは標準的な水平コイルで、チューブ式のボトムフィーダーとかでなければ互換性があると思っていいかと。コイル付近はブリッジレスで、好みによってはウィックを外しちゃってもいいかと思います。



スイッチは、右へ回すとON、左へ回すとメカニカルなロックが掛ります。V-MODで唯一の弱点と感じたのはこのスイッチで、


リキッドを入れたボトルを装着、バッテリーを入れてカバーを戻します。ボトルからのフィードですが、最初は結構難しいです。すぐにジュルジュルしたり、全然入ってこなかったり。ググっていたら、マウスピースを下にしてボトルは押さない。そのあとマウスピースを上にしてシュコシュコと何度か押す。これでいい感じなのだそうです。やってみると結構いいかもです。
バッテリーはPCB付きの800mAhでした。AWの赤ラベルにするなら600mAhになります。800であれば1日は外出でもOK、呼びにバッテリーを持っていれば完璧ですね。やる気になれば、14250を2本使って6Vで動作させることができますが、無理せずにLRアトマでいいんじゃないかと思います。
大きさの比較。iPhoneと並べてみます。

■まとめ
ボトムフィーダーは使ってみてわかったんですが、メンテが超楽。毎週週末にカトマイザーやタンクの掃除をしているわけですが、アトマイザーであれば、無塩エタノールと超音波クリーナーでサクッと。さらに、V-MOD自体は分解してそのまま全てを水洗いできちゃいます。いつでもポケットに入っているという生活がしばらく続きそうです。
長所
- ボトムフィーダーの中でもほぼ最少サイズ
- オールメカニカル
- メカニカルなON/OFFスイッチ
- アルミカバーのお陰でチープ感がない
- 一般的な510が使える
- 適正価格($75) ⇒『vapin15』で15% OFF
短所
- オールメカニカルだけどLEDくらいあってもいいかも
スイッチがやや指に重たい- 電圧が固定(or 6V)
そういうわけで、あまり短所がないレビューでした。『味』 『メンテナンスのよさ』 『何かひとつキャッチー』について、味はAMGハイブリッドがまだ新しいですがウィックを抜けば悪くない&自分で好きなものを付けられる。丸ごと水洗いができるのと超音波だけでいいのでメンテナンス性能は非常に高い。残るはキャッチーですが、ボトムフィーダーという時点で案外キャッチーってのはだめだろうか?アルミカバーの在庫があれば十分キャッチーなカバー交換ができるのだけどもw
あと黒いマウスピースが純正なんですが、
Super TのサテンショートのドリップチップがあまりにもピッタリでV-MOD専用になりそううな雰囲気。


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